松本深夜・あずきの東京落葉松祭ライブ



 
(そーた作)


2002年9月28日(土)6:30〜
オンエア新宿スタジオ(ここ) 

共演:つるぽんそーたPOSITION


あずき in 東京




POSITION


・世の中に「人前に出るべき人間とそうでない人間」があるとしたら、POSITIONは恐らく前者だろうな、と思った。人前に出て、あれだけ人を楽しませることができるのであれば、そしてその一生懸命さが僕ら聴衆に多く伝わってくるのであれば、POSITIONはやっぱり人前に出て、音楽をしたり話をしたりするのが上手い人たちなんだろうと思う。ノリもいいし、流れもいい。POSITIONの曲でいちばん印象に残っている曲は「彼方まで」という曲で、曲の構成がすごく凝っていて、コーラスの掛け合いなどもとてもうまく流れている。聴いていて不安なところが全くないし、二人の息がピッタリ。ちなみにPOSITIONたかよさんとは二次会にも一緒に行ったのだが、MISHAの曲を歌っていたが、驚くほど上手だった。POSITIONもリズムのあるミディアムバラードをたかよさんメインで歌ってみたら、結構面白い曲ができるんじゃないか、とモリは思う。



そーた


・そーたはまず「あくび」という曲からスタート。僕はこの「あくび」という曲が好きで、この前に松本に行ったときも、一緒にハモッてもらったりしたのだ。声の調子があまりよくない、ということでキーを一つ下げて歌っていた(それでも充分高い)。信州の食の名産おやきについて歌った、その名も「おやき」、カメルーン亭の豆炭コタツについて歌った「こたつ」、秋ですねえ、秋と言えばとんぼでしょう、というMCの後に歌った「とんぼの空」。それぞれがまさに「信州の香りがする」歌だった。そして最後に歌ったのはなんと中村一義の「新世界」。カラオケでも何でも、中村一義の歌をしっかりと歌える人というのは、僕は今まで見たことがなかったのだが、そーたは「新世界」を弾き語りで一生懸命歌ってた。少しボロボロになったところも実際にはあったのだが、それでも最後まで歌った。ライブの後で、モリとヤマナガはぜひ今度「犬と猫」を歌って欲しい、とお願いしておいた。さあどうだろう?


松本深夜

ライブに来てくれた方の中でライブパンフレットの松本深夜プロフィールを信じている人がいたらちょっと困るので、ここで訂正(実はMCで話のネタにするつもりだったのだが、急いでいて完全に忘れてしまったのだ)

松本深夜の代表曲:『哀愁モダンボーイ』『夕暮れ波止場の三羽烏』『大陸男がけふも往く』
松本深夜のプロフィール:大正生まれの3人が、はいからソングを引っさげて、やって来たるは花の都、浅草十二階の西の西、小脇に抱える哲学書、バンカラ高下駄カタカタ鳴らし、往来歩けば婦女子が騒ぎ、泣かす笑うはカヘの中、今日は大坂明日は熊野、向かうところに敵多し、松本深夜の喉が鳴る。

と書いてありますが、これは全てウソです。なら書くなといわれそうですが、仕方がありません。でもそのうち
、こういうタイトルの曲をもしかしたら作るかもしれません(たぶんこれもウソ)。

訂正はここまでにして、松本深夜がやった曲 1.イチニチ 2.三丁目珈琲 3.僕らが旅に出る理由 4.氷の世界。イチニチは、ヤマナガがアコギでアルペジオを弾き、モリがエレキギター、モリモトがベースで遊んだ。あずきのやよいさんがコーラスをやってくれたので、とてもいい感じになった。この曲の醍醐味である単調な中の浮遊感みたいなものが出せたように思う。みのるんがライブの後に「胎教を聞いているみたいだった」って言ってたけど、それはいい感想だ、と言った。
 ノルウェー支局のモリモトの曲紹介(いっこく堂みたいなことをやったのだ)の後、スリーフィンガーで始まる「三丁目珈琲」。途中でヤマナガが語りを入れた。今回、ヤマナガが読んでいた「商店街で買った文庫本」は、渋谷陽一のロック読本の中の、忌野清志郎の「こけしの歌」の部分だった。3曲目は小沢健二の「僕らが旅に出る理由」をボサノバ風にカバーした。4曲目は、いつもの井上陽水「氷の世界」。今回のライブは時間に制限があったこともあって、4曲しかできなかったのだが(松本深夜は準備に時間がかかるのだ)、内2曲がカバー、しかも3曲が非常にメロウな曲という、ちょっと今までのとは違う趣だったかもしれない。


あずき


・あずきは大学卒業してから初めてのライブ。ところが練習していないくせになぜかあずきはパワーアップしていたのだった。ハモリがすごく上手な「eighteen」に始まり、次が「夢の君と僕の夢」。これはみのるんが東京に来てから初めて作った曲なのだという。2時間しか一緒に合わせていあにとは思えない綺麗なコーラスワークで、思わず気持まで高い高い高い場所に向かった。そしてそーたがよくカヴァーしてくれて感謝の意を込めて、ということで「夕立」。やっぱり本家本元だけあって、伊那深夜では全くかないっこなかった。あずきの「夕立」はすごくよい。次「アムネシア」。で、最後に「滑走路」。あずきノートのみんなの感想を見ていたら、やっぱり「滑走路」がよかった、というのが割と共通した意見だった。あずきの数々のライブの中でも今回のライブがいちばん良かったのではないか、とモリは思う。



つるぽん


・トリつるぽん。タイトルわからないのだが、「ギターに穴が空いた」っていう曲でスタート。「それではメンバー紹介します」とか言って、ハープとギターとボーカルでそれぞれ自分を紹介するあたりで、みんなノリノリ。つぎに「英語の曲が歌えるようになった」ということで「ファーファーファー」っていう曲(曲名はこれもわからない)。んで次に、アンパンを美味しそうに食べて、アンパンマンの歌を歌った。で、次が「マフラー」。「僕の誕生日は1月6日なんですが、その日に誰かが僕のためにマフラーを編んでくれたなら、その日をこれからは誕生日と呼ばず、マフラー記念日と呼ぶことにします」。
 僕が今回のライブでいちばん聴きいれた曲は次に演奏した「かえりみち」だった。もちろん新宿でこれを聞いている、ということもあったかもしれないけれど、やっぱりこの曲はとても聴きたくなる曲だ。つるぽんのハープもサイコーだ。
 そして最後は「てすりくじら」。ブルースのコードにブルースハープ(まさにブルースハープ!)が入って、かっこよかった。




松本深夜 in 東京


最後に、このライブを成功させるために、一生懸命になってくれた方々に感謝します。こういうライブは、多くの労力なしではとてもここまで成功させることはできません。どうもありがとうございました。

(モリ)


ホームへ戻る