The LOVE 「君と僕」ツアー
ファイナル1999
<会場>
| 日時 | 会場 |
10/30 |
金沢AZホール |
11/3 |
福岡九州女子(学際) |
11/5 |
大分ドラムTOPS |
11/7 |
鹿児島CAPARVOホール |
11/13 |
広島ナミキジャンクション |
11/14 |
大阪バナナホール |
11/18 |
仙台MACANA |
11/20 |
渋谷ON AIR EAST |
11/23 |
名古屋クアトロ |
10/30。夜中2時。バイトが終わって、飲みに行った。この時点で今日の金沢行きはまだ迷ってる状態だった。
今日会ったラブのスタッフに「明日金沢行こうと思ってるんですがー」って言うと、「マジ?すごいねー。(やっぱすごいよね…)俺、福岡の時は担当だからおいでよ」(・・あたり前だーー。)ってこともありつつ…
朝、5時ころ帰り、ネットで金沢行きの飛行機の空席を調べてみる。
「空席5席」…。ちょっと諦めもしたけど、
寝ずにそのまま空港に行ってみた。
ここまできたら、やっぱり行きたくなる。
ツアー初日だし…。ツアー、1回目の徹夜。
このツアーが発表されてから、10月は何も予定がなかった…。予定をいれなかった。
毎日疲れて帰ってきたり、怒られて一人で泣くこともあったし、「もう何やってんだろう」って思う毎日だった。ホントに10月はつらかった…。でも11月のツアーがあるからあえて、自分でそういう暮らしをやってみた。「11月になれば…」といっつも思ってた。
「もうだめだー」って逃げ出したくなる時は…ラブのオフィシャルページで泣き言をいったりもした。
11月になったら…笑える。もう、それだけだった。
だから、思いっきり苦しんだ後は、全部忘れて
思いっきり笑おうと思って…。
金沢行きの空港でそんなことを思いながら、空席待ちをした。
ぎりぎりで飛行機にのれ、無事、金沢行き決定となった。
友達に電話で指示をもらいながら、始めての地で一人、なんとか、会場まで辿り着いた。金沢とはいえ、そんな寒さは感じない。
会場では「愛に恋」以来に会う人とまた再会。
ホントに、こんな時しか会えないんだよね・・。
会場にはすでにマネージャーの佐藤さんが来ていた。
仕事の合間に外でラブについていろいろと話したりもした。
「メンバーには夜中三時に東京を出て来いって言ってたからもう着くんじゃないかな」との佐藤さんの言葉通り、
しばらくして、メンバーが機材車でやってきた。
この日はかっちょんが運転してきた。
機材をスタッフと供にメンバーも運ぶ。友達が持ってきた差し入れを渡す。
そのあと、私達もAZホールの下で同じものを食べた(笑)
後で聞いたことだけど、その差し入れ、私達は8人くらいで食べたのに、
メンバーに渡したのは、敏夫君が一人で「うまいうまい」と言いつつ、
全部食べちゃったらしい…
始めての会場だったツアー初日は、全部で30人ちょっと…。
関係者らしき人が後ろにぱらぱらと座ってる。こんなのは始めてだった。
あんなに平君、一生懸命プロモーション活動してたのに…。
正直、「これでホントに始めちゃうの?」と思った。なぜか、ラブに対して
悪い気がした。勝手にそう感じてた。でも・・耐えきれず、「私後ろで見てていい?」
と友達に言ってしまった。でもその友達はすっごい楽しそうな顔でメンバーの登場を
待ってた。「そうだよね・・ここまで来たんだもん。楽しもう。」…と思いつつ、
かなり、帰りたかった。
でも、初日から、私はラブにたくさんのことを教えてもらった。ホントに自分が嫌に
なった。「メンバーに悪い」と思ったことはきっと、彼らにとっては大きなお世話だっただろう。ただ、私が逃げたんだと思う。負けたんだと思った。
彼らのライブはいつもと変わりなく、全力投球だった。1000人の客の前でやるのとまったく同じだった…。
ちょっとした、環境の違いで「だめだ」と逃げた自分が情けなくなった。私より彼らの方が何倍も苦しい思いしてるのに、応援してる私の方が負けてしまった。
まだまだ彼らは夢の途中。そして、奔走中。ちょっとしたことにいちいち負けてなんかいられないくらい…本気で歌い続けてるんさ。
この日のアンケートは、この気持ちを正直に伝えた。裏面までぎっしり。
「またひとつ、あなたから大切なものをもらいました。ありがとう」
帰りに平君と握手だけして、みんなで焼肉を食べに行った。
その日は友達の家にみんなで泊まった。なんか修学旅行の夜みたいだった。
ハプニングは次の日におきた。その日私は福岡に帰ってバイトが入ってた。
それまでに帰らないといけない。予定の飛行機に乗れば何も問題はなかった。
が…観光中に飛行機が満席との情報を知った…。ガーーーーン。帰れない…。
すぐにその場でみんなと別れ、新幹線に変更。しかし、乗ったバスが駅にはつかず・・
ローカルな駅についてしまった・・仕方なくタクシーを飛ばしてもらう。
駅で事情を話し手配してもらう。いったん大阪まででなきゃいけないとのこと…。
そこから新幹線に乗り換え。とりあえず、大阪まで特急にのった。
外の明るさは琵琶湖を通過する時に福岡の夕方を越していた。でも…遠くに
光る観覧車を見つけた。観覧車じゃなかったけど…すっごい綺麗だった。
めちゃくちゃ…なぜか、昨日のラブを思った。
大阪から無事のれた新幹線…。しかし・・適当に座った席に見知らぬ人が来た。
「この席…なんですけど…」「え??ここ、自由席ですよ」と答えた横から、また
別の人が「この便は全席指定ですよ」…・「のぞみ」だった…。
追加料金をはらい・・無事博多につき、そのまま、バイトへ向かった。
九州ツアー
《九州女子》
11/3九州女子での学際。ツアーは何箇所もあるとはいえ、やっぱり
地元…私は一番今日を楽しみにしていた気がする。
2日、メンバーは福岡入りをしており、ラジオ曲で「ばってん〜」の
収録をしてたらしい。私はまたもや、バタバタしながら、徹夜したものの、
早朝の集合に送れる…ツアー二回目の徹夜。
今回は2台の車に分けて会場まで行った。何度か道に迷いながらも
ようやく到着。今回は整理券が当日配られるということで、夜から
並んでる人もチラホラ…みんなで毛布にくるまっていた。
この日、私達はメンバーは観光するヒマもないだろうと思い、
みんなで名産の「かしわめし」をサポートメンバーと佐藤さんの分も
あわせて差し入れに用意した。もちろん、私達も食べた(笑)
12時から整理券配布が予定されており、その前にスタッフや機材が
搬入されてきた。この時点で並んでた人は…どれくらいだろう・・
少なくとも100人…いや、もっといた。
整理券をもらってからは、一度家に戻る人、学際を楽しむ人、いろいろだった。私達はとりあえずー「かしわめし」を届けることに精をつくした。
なぜかといえば…これが、「賞味期限事件」…・・その日買ったにも
かかわらず、賞味期限は当日の三時。2時を回った時点でまだメンバーは
来ていない…。リハの音が聞こえ、平君の声らしきものも聞こえる。
でもーー来てないはずなのに〜〜。 スタッフに聞いてみた。
「もう、メンバー来た?!声が聞こえるんだけどー」
「え?いや。まだ来てないはずだけど」…信じてもう少し待つ。
回りがあわただしくなってきた。メンバーは車を乗り換え、ファンの目に触れることなく裏から会場入りしてしまった…。遠く見える車の中から、
メンバーが手を振るのが見えたくらい…。その時点で私達の頭の中は
「賞味期限三時」でいっぱい。「三時までにわたさないとーーー」
カッちょんの「ハロドン」でのプロモ姿が目に浮かんだ。
仕方ないので、例のスタッフに渡してもらうことにした。
「みんな分あります。とりあえず、三時までなんで急いでください!!」
「みんな分?!おう!わかった!!」任務完了(爆)
リハの時、そのスタッフの人と話してたら、どうやら無事かしわめしを
食べたとのこと…しかし、三時以内に食べてたのは…佐藤さんだった…。
メンバーはリハ終了後、賞味期限切れの「かしわめし」を「うまい」と
食べたらしい。ライブには影響なくてよかった。(ホッ)
次に起こった事件(事件?!)は・・「ラブトレーニング」。
会場までの間、外はバリバリ寒い…。風も強いし、高地だし…。
そこで、私達のでた行動とは…
ちょうど、リハが外にも丸聞こえだったため、それにあわせて、
すでに外で踊ってみた。しかもちょうどいい具合で「ロックスター」
が流れている。外でみんなして、ガンガンに飛んで回って…
ハタから見たら、どんなに不思議な光景&団体なんだったのだろう・・
でもそのおかげでかなり体はぬくもった。上着を脱いでもいいくらいに。
それに伴って、ライブ前にかなりの体力消耗をしてしまった。
それから、しばらく、みんな無口だったことは言うまでもない…。
後日ラブのスタッフにあった時に意味深なことを言われた。
「まぁ〜みなさん個性的な人ばっかりで…」…このことだったのかな?!
ライブはもちろん、大盛り上がり!!!(ライブレポ参照)。でも帰りに
アンケートをいつも回収されるが・・それが私にはなかなかできない…。
「楽しかったです。これからもがんばってください」…だけではすませたくないから…。もっと感じたことを細かに伝えたい。だって、何回みても
違う感情を抱くから。だから、一度、落ちついて考えないとダメなんさ。
だから、今回のツアーは、全部、次の会場で渡すと決めていた。
今回のは次の大分で…と…。それをスタッフに伝えた。「私、大分で渡しますね〜」…「あ〜あ、今日渡したら、打ち上げでメンバーがすぐ読むのに〜おまえが一番そういうことよくわかるだろうー」…
「・・そうやん…そうやん!!!!!!ちょっちょ・・すぐ書きます!!」
そういえば、打ち上げでアーティストが一生懸命アンケートを読んでる姿を何度も見た気がする。
『早く帰ってくださ〜い』との言葉を横に急いで書いた。何を書いたかは
おかげで覚えてない…。
帰りも車2台で都市高を帰った。ちょっと眠くもあったが・・事件は
またもや起こった。題して「暴走族 ラブ号」…。
高速だから、どの車もスピードを出してる。私達も例外ではなかった。
しかし!!!それをぶっちぎるほどの車が来た!!ものすごいスピード。
「もー危ないよーー!」と思いきや!!なんと、ラブを乗せた車だった!!気づいた時はもう、見えなかった…。
後日その車のスタッフに抗議した。
「もーー危ないやん!!なんであんな飛ばしよったとー!!」
「いやー俺達、スピード狂なもんで…」危ない・・そんなあなた達に
ラブは預けられません。今度は私達が運転します。…私、学生証しか
持ってないけど…。まだマシでしょう。
この日の打ち上げでメンバーは「焼肉」を食べたそうです。敏夫君…
『肉』食べちゃったのね…。後の努力は君次第です…。
あ…敏夫君はーーー食べてなかった…・の・・か・・な??ハハ・・
《大分ドラムTOPS》
4日。この日、メンバーは大分に移動したらしい。私達はそれぞれの
一日を送った。そして、迎えた5日―大分ドラムトップス。
私はバイトが終わったのが遅かったため、さすがに飲みには行かなかったが…
いや、行った!!中途半端に寝るのも・・と思って…
結局、徹夜。ツアー三回目の徹夜。
この時くらいから、「何徹〜?」「3徹〜」が合言葉になっていった。
この日は博多駅に集合。今日はみんなで「ラブラブ号『オデッセー』」
をレンタルして大分に向かった。色はもちろん「赤」。
これがまたまた事件の鍵となった。
でもこのおかげで今でも街で「オデッセー」を見かけると
九州ツアーを思い出すよ。ホント、いい思い出。青春の1/2。
この日は早番と遅番にわかれるため、「名古屋人」が九州の高速を
運転するはめに…。とりあえず、高速に乗るまでを案内するため
朝は2台にわかれた。しかし「名古屋人」が運転する車は高速に
のることを知らされてなかったため、いきなりの料金所にパニック!!
とりあえず、その車には「財布」がなかった!!誰のかわからない
財布を見つけ、お金を払おうとするが、今度は「窓」の開け方がわからない。
なんせ、「はじめての車」なもんで…。
いろいろボタンがあり、手当たり次第押してみる。関係ない後ろの窓が「ウィ〜ン」と開く…。
早朝ラッシュで後ろも込んできた。パニックの彼女がでた行動は…
そのままドアを開けてしまった。
「すいませ〜ん。わからないもんで〜(泣)」
そう言われた、料金所のおじさんもわからなかっただろう…。
ハタから見てた私達は車から降りて払うんかと思ったよ…。
そこで一旦、遅番組とわかれ、何もしらない私達ばかりで、地図を片手に
大分へむかった。結局、その地図の見方もわからず、迷いに迷って
大分へついた。一度車をとめて、今度は歩いて、会場を探す。
まったくわからない。そこで起こったのが
「困った時の『カッちょん』事件」(爆)…。
アーケードをはずれた道、昼間だからまだ歩けそうな…ところを
キョロキョロしてると…誰かが通りすぎる車を発見。…いや、
その中に見えた「かっちょんの頭」を発見!!その車をおいかけ、
ようやく、会場を見つけることができた!!ありがとーかっちょん!!
あなたの頭はかなりいいです!!
車から機材だけおろし、メンバーはどこかに向かった。
会場にはスタッフがすでに来ていた。
「お疲れ様で〜す。早いですねーもう、バリ迷ったよ〜」
「(笑)今、メンバーも来てたねー。あれー?予定ではなかったんだけどな〜。今からラジオ局行くみたいだよ。行ってくれば?」
「いや、もう場所わかったんで、いいです。ごはん食べてきますね!」
など会話しつつ、私達は「ここいち」でカレーを食べた。
それから、行く宛てもなく・・なんせ知らない土地なんで、あんまり
うろうろしないことを心がけて…でた行動は…
題して「トイレ巡り事件」…。
何が原因か知らんけど、みんなやけに「トイレ」に行きたがる。
その回数はライブが近づくにつれ、増してしった・・。
あっちのデパートに行っては、「トイレ」。こっちに移動しては「トイレ」
戻ってきては「トイレ」…しまいには、「あれ?このトイレさっき来なかった??」との会話…。
この日の観光は「トイレ」しか記憶にない…。
ライブ会場は狭くて、熱くて、酸素がうすい…。メンバーも客も
いつも以上に汗をかいた。しかも歌えば歌うほど、飛べば飛ぶほど、
「酸素」がほしくなる…そんなライブハウスだった。
「ICE CREAM HAPPY」で私達が回り出すようになった
きっかけはこの日からだろう。終わってからもハイテンションで駐車場への道のりでは
「アーイスクリーム〜♪」と歌いながら飛び、走り、そして
回った…その時から「ん??次、回ってみる??」が事の始まり。
この日は終わってからの「ハイテンション」がとてつもなかった。
それには「ハイテンション」でいないといけない「ワケ」があった。
迷い迷い来た道を今度は「夜中」に運転しなくてはいけなかったから。
これが、題して「一方通行事件」…。
とりあえず、「大分駅」を目的に向かった。
駐車場からはライブ会場までよりも、近い…はずだった…。
大分駅が右手に見えた。あれを曲がれば
「大分駅」だ。…曲がれれば…………………
しかし、「一方通行」とならば曲がれない…
仕方なく、「左」にまがる。左にまがったら、またもや、「一方通行」…
仕方なく、「逆走」…その道を通りぬけたら、「通行止め」…。
仕方なく、「アーケード」を「暴走」…。大通りにでたと思ったら「一通」・・
仕方なく、「左」に曲がる。やっと「右」に曲がれたらさっきと同じ道。
仕方なく、「左」にまがり、「一通」を「逆走」。
どないなっとる!!ちゅーねん!!!!!!!!
もう、知ってる道に出てみる。来たとおりに行ってみる。
「振りだしに戻るのが一番いい」と記憶をたどった道にいたものは…
マネージャー佐藤さん始め…ラブのスタッフ…あれれ???
あっちも「あれれ???」
「ここ、さっきいたライブハウスじゃん!!」
不思議そうに見る、佐藤さんを横目に「スイマセン、スイマセン(泣)
駅に行きたいんですけどー行けないんです〜とりあえず、戻ってみました…」とアタフタしながら、
通りすぎた。
この日、福岡についたのは、夜中の4時…。
ホテルにチェックインしてない子もいたため、大分で一旦ホテルに電話。
「すいませーん。道まちがって、今大分にいるんでーチェックイン
おそくなります〜」
(どこをどうまちがったら、大分にいくのだろう…大分に泊まればいいやん…)と思ったに違いない…。
福岡に入ってからも中州の渋滞に(夜中4時)まき込まれ、
歩けば10分でいける道のりを車で30分…。
中州のラッシュはこの時間…なのだろう…。
《鹿児島CAPARVOホール》
6日。この日、メンバーは鹿児島入り。私は…バイトから一度帰る時間も
なく、また徹夜…ツアー4回目の徹夜。
中途半端に時間があき、友達と星を見てすごす。自称「ロマンチスト」。
朝の5時30分。鹿児島まではバスで向かう。
バスの中ではみんな爆睡…。「西郷どん」を写真に撮ろうと思ってたらしいが…
最初に目にした西郷どんは…8メートルもあった…。
並んで撮るには、身長が足りなさすぎた………。
朝、早く着き過ぎたため、とりあえず、会場に行ってみる。
福岡の子達もいっぱい来てて、この頃になると、T−シャツ着てる子もおおく、
みんなで写真を撮ったりなんかして時間をすごす。
スタッフと機材が入る。この日はいっぱい話したから何を話したか
あんまり覚えてない…とりあえず、「てんしんはん」がおいしかった
から食べておいでよと紹介された。メンバーも昨日食べたらしい。
しかし私達はかき氷の「しろくまくん」を食べに行った。
そこでまた「記念写真」。スプーンを目にあて、お決まりのポーズ。
後で知ったことだけど、実はメンバーも鹿児島でこの「しろくまくん」を
食べに行ってて…同じポーズで記念写真を撮ってたのが…雑誌に記載されてた。
やっぱり、「人間」は「スプーン」を持つとみんなあの「ポーズ」をとってしまうのだろうか…。
メンバーは九州ツアーでいろいろとおいしいものをたくさん
食べたらしく…「俺達こんなおいしいものばっか食っていいんですかねー?」と喜んでたらしい…。
なんとなく、私生活が見えそうな発言……。
この日、メンバーはラジオ局に行って、そのまま、歩いて来た。
いや…ラジオに行ったかは記憶が定かではないけどーーでも
そういってたような…とりあえず、言われたとおり、歩いて来た…。
会場はとあるビルの8F。開場時間になると、番号順に1Fに
並ばされた。その日、私達の番号は「1〜6」。
「では、この列のまま、上にいきますので、ついてきてください」とのこと・・
「もしかして…」と思う間もなく、階段に連れていかされた…。
「うっそーん??8Fまで階段?!」ガーーーーンーーー。
―――――――ツアーには体力が必要です――――――――――
この日は九州ツアー最後ってこともあって、メンバーもかなり力が入ってた。
会場には福岡以来の、厄介な「パイプイス」があった。
そんなのもお構いなく盛り上がった。「アイスクリーム〜」で私達は
大分で発明した、『回転』をしてみる。詳細をいうと…他の会場でお目にした人もいるだろうけど・・
とりあえず、飛びながら360度回転しつづける。なかなか大変だった。
止まったら、とりあえず、「グラッ」とくる。
でも驚いたのは回りだった。そりゃびっくりもするわ。
ダイブしたりはあるが、360度回転するライブは私も始めてだ。
2列目にいた友達は「何が起こったかわからんかった(爆)!!」
敏夫君はこの突然の出来事に「オゥーーウヘェ〜〜??!!」と爆笑。
平君は「もっと狂え〜狂え〜」と。
かっちょんは…………一緒に回った…。その後、敏夫君も我がネタのように回っていた。
―――――パクラないで下さい(笑)―――――
アンコールででてきたかっちょん…なぜか「でんぐりかえし」をしながらの登場…
思わず、一列目にいた私も手すりで回ろうかとしたが…
止められた…。
この日始めてかっちょんの「ラップ」が初披露された。
「♪ッテッテッテテテンモンカ〜ン」
につづけてなぜか客席も「♪ッテッテッテテテンモンカ〜ン」
と続ける…異様な集団だ。いきなりアドリブを振られた敏男君は
いい具合で歌い出すが、やっぱり「アドリブは苦手」だった。
平君ももちろん歌う。やっぱり彼はすごい…。速攻で歌う歌でも
心に響く。この日は「君と歩いた天文かん〜」みたいな歌を
歌った。なんとなく、まだ明るい夕方に二人で河原を歩いてるような、
そんな「なつかしさ」を感じさせる歌だ。
この日は止まらない!!「ひろくん!ひろくん!」コールがなる。
平「よし!じゃ、ひろくんが歌います!キー何がいい??」
演奏が始まる。なかなか歌い出さないひろくん…歌おうとするが
タイミングを逃す…演奏は終わりに向かおうとするが、また始まる(笑)
「♪鹿児島〜」やっと歌い出した!!と思ったら…平君だった…。
「じゃあ、今日来てくれた〜」と話し出す平君にもかかわらず、
まだまだ、止まらない…「えーーーゆうじはーーーー!!」
いい加減平君も「お前ら俺につっこむな!!!」とのお言葉(笑)
でも平君も止まらない。「じゃあ、ゆうじはドラムソロ!!」
「うへ〜〜??!!これで?!」てな顔のゆうじ。
だって…ゆうじの手には2本のスティックとスネアのみ…。
そんなこんなで始まった「ひまわりの観覧車」。
サビの部分でひろくんとかっちょんが肩を組んで歌う。私達も
見ず知らずの隣の人と肩を組んで歌う。みんな笑顔だ。
最後に「九州ツアー最後だからやっとくか」で始まった…始まった…
……例のやつ。(笑)
それが何を意味するか知ってた私達はすかさず両隣の人と手をつないで
上へあげる。平君が「他のみんなも知らないもの同士だろうけど、
今日は一つになろう!!」と声をかける。
オフマイクで「ありがとーーーーー!!!」と叫んだあとに、
深く礼をする。私達も「ありがとう」と心で叫びながら、「礼」をした。
毎回毎回やることじゃないけど、この姿はとても印象的にうつる。
自声で「ありがとう」と叫ぶ、平君の顔が忘れられない。
この日ツアー始めての手紙を書いた。平君に会う機会は多いが、
あんまり手紙を渡したりはしない…。言いたいこと、伝えたいこと
がある時だけ…一言を走り書き程度で渡すこともしばしば。
今回も一言だけ手帳を一枚破って書いたような…。そんな時は
もう、「読んだら、もう捨ててください」程度で渡す。この時
伝えた言葉は…
『花を求めて歩くより、花を咲かせて歩けたらいいね。
一緒にがんばろう。』
――多分誰もが薄汚れた真実よりも、きれいな嘘を求めて夢を紡いで
いくのだと思う。だけど決して冷めない夢は真実の中にしか存在しない。
それ以外は逃避でありすぐ消えてしまう妄想。―――――
いつか誰かがどこかで言ってた言葉。
きっとラブはこの「冷めない夢」を「現実の中」に探そうとしてる。
だから、カッコつかないし、クサくもある。
この汚れた時代に「愛」を歌っていくのだから……
だけど、私を含め多くが「薄汚れた真実より、きれいな嘘を求めて
夢を紡いで」いる気がする。
だから、私はラブが好きだ。
だから、一生懸命ついていこうと努力する。
だから、つらくもある。
……だけど、彼らは歌い続けていく……
九州ツアーが終わって次の広島まで1週間近くあいた。
こんなことを考えながら、次の広島で歌う彼らを待った。
《広島ナミキジャンクション》
10日、彼らは「オールナイト日本R」に出演した。日本中に「氷河期」を
もたらした。(爆)
13日のかっちょんのバースデーを通りすぎて14日、広島ナミキジャンクション。
13日だったらよかったのに・・と思いつつも私達はバースデー企画を考えてた。
今日からは「広島→大阪」と九州を離れる旅が続くため、それなりの準備が
必要…そのためまた寝る時間がなく、私は徹夜…ツアー5回目の徹夜。
ここまで来ると「ライブ前は徹夜」があたり前になってきた。
広島には新幹線で移動。博多駅に早めについたので平君の歌ったとおり
「博多駅の〜ミスドーでコーヒー飲んで待ってるのは私〜」を演じた。
一度、チェックインするためホテルへ…その前にある電柱に見たものは!!
「君と僕ツアー」のポスター!!おもわず、「メッセージ」を書きこんでしまった。
そして、「記念写真」……ここだけの話し…ライブ終わってこのポスター……
お持ち帰りしました。これって違反行為?!・・いや、公共のものに貼ることが
そもそも違反行為です…。
ライブ会場はとある商店街の中にある。一見「どっから入るの??」って感じ。
私達は会場を確認して、やっぱり広島にきたら「お好み焼き」でしょ!!
名前は覚えてないが、お好み焼きの店がいっぱいあるビルに行った。
なんか、どことなく、博多の屋台と似た感じの店がいっぱい…
一人一個頼んだが、誰一人全部食べきれず、「お持ち帰り」。
それをメンバーに差し入れしようかとも考えたが――チトそれはね(笑)
それからまた時間が空く。考えることはかっちょんのバースデー。
何かしてあげたいけど、何をしていいのか悩む。迷惑にならないか。
ライブの邪魔にならないか。メンバー、他のファンがいやがらないか。
いろいろ考えて、一時は辞めようかとも思ったけど…ふとよった
東急ハンズで結果がまとまる。残された時間は30分。
材料を買う。買ったものは…
銀のテープ、青の画用紙、割り箸、セロハンテープ…以上。一人50円出し。
それで作った文字
「カ・ツ・オ・オ・メ・デ・ト・ウ・2・8」を手に持っての会場。
開場を待ってる間、佐藤さんが来たので、ラジオ、オールナイトの話しで盛り上がった(盛り上がった?!)
開場はそんなに広くはない。が、客は後ろまでいっぱいだった。
きっとアンコールでバースデーコールがなるだろうと期待してたら、なんと!中盤にさしかかる間もなく、平君がかっちょんの誕生日にふれやがった…
バースデーソングと供にケーキが運ばれてくる。私達はそれに拍手を送るヒマも
なく、予想外の展開に慌てて例のものをとりだして、上に掲げた。
メンバーが気づいてくれた。
「お!!なんか出てきた!!ん??何?か・つ・お・お・め・で…・??ん??
お・め・で…う・と??!!」
私「違うよ〜ちゃんと読んでよ〜なんで読めないんだよ〜〜」
と思ってたら前の子が私に向かって「逆!!逆!!」とサインを出す。
ふと手元のカードをみたら…私の持ってた文字は「と」と「う」。
そう…「おめでとう」の「と」と「う」を私は反対に持っていた!!!!
こんなとこに天然パワーがたまに(?!)でてしまう…。
やっとメンバーもわかってくれた。「お!!28もあるよ!!」ってまで。
その日、かっちょんはメンバーからのプレゼントももらっていた。
中身は見せてくれなかったけど、なんだったんだろう??敏夫は個人的にプレゼントしたらしい。
売店で買ったエロ雑誌「パパラッチ」を…。
私達はそれ、大阪の売店で見かけました…。
この日、会場から出てきたメンバーに遠くから「ありがとう」と叫んだ。
それからメンバーは機材者で広島で一泊するヒマもなく、夜通しで大阪へと向かった。
この日は例のジャンケンで平君が運転するはめに…走り出した車から
敏夫君が身を乗り出してみんなに手を振っていった。
この日、私達はホテルで密かな打ち上げをした。なかなか眠かった。
《大阪バナナホール》
朝早い新幹線で私達は大阪へと向かった。金沢からの帰りにちと大阪によった以来だ。
いつものように会場へひとまず向かった。またもや、夜に怪しい街のど真ん中に会場はあった。
すでに佐藤さんが来ていた。メンバーは12時くらいにくると教えてくれた。
それまで佐藤さんとしばらく話しをした。
昨日のかっちょんのバースデー企画でクラッカーや紙ふぶきの意見もあって、
でもそれは、回りのファンに迷惑になるし、散らかったゴミの片付けとかにも
影響がでるからやめた・・と話したら、「んーーーどうかな〜」とあやふやな返事が返ってきた。
でも…後になってわかることだが、この日、アンコールの「嫌いだったコーヒー」で平君が変装して、
手にコーヒーカップを持って登場してきた時、
そのコーヒーカップから紙吹雪がでてきた・・。なんだよ……………。
メンバーがやってきた。やっぱり疲れた顔してる。昨日結局、真夜中に大阪についたらしい…
どれくらい寝れたんだろう??でもそんなことライブ中には関係ない。私達もきつい。
人は何時でも「金」を使うか「体」を使うか「気」を使うかである。彼らは「体」を使い、私達は「金」使うことになるだろう。そして、ライブで共有する。同じこと…。
って、私達は所詮「好き」でやってること。
この日の昼、佐藤さんからおいしい、ラーメン屋を教えてくれた。
前回メンバーも行ってお気に入りだったらしい場所。確かにおいしかった!!
でもラーメンなのに、スープが透明だったことには、驚きだった。ありがとう佐藤さん。
私達もそれぞれ、別行動に移って、観覧車に乗った。ビルの7階くらいから
始まる観覧車。これ、夜乗ったら綺麗だろうな…。
♪一番高い場所まできたら〜。―――と歌いながら頂上を待つ。
後少しで頂上って言う時に「ここでとまったらうけるよね。でも怖いね。」ってな
会話してたら本当に止まった!!!マジでビビッタ…。
この日、新曲の「WALK」の歌詞の話しをしてた。「あの部分が何て言ってるか
いつもわかんないよね〜」って言ってたら一人が『「ふたみが浦」って言ってない??』と言い出した。
「ふたみが浦」とは福岡の海辺にある、夕焼けの綺麗な場所である。
大分にもあるらしいが未だにどっちのことを歌ってるかはわからないけどその時は人目も気にせず、
感動に叫びをあげた(爆)
この日その部分を注意してきいてみたが、やっぱりわからなかった。
でも・・次の仙台ではっきりと聞こえた。
♪例えば幼き夢 ふたみが浦の夕焼け どうしても守りたいものがある
今度帰ったら絶対行ってみようと思った。
この日のライブには隠しだまがいっぱいあった。コーヒカップから紙ふぶきがでてきたのも、ここからのはじまり。あと「青春の1/2」の時に巨大な風船がでてきた!!!でかい!!!でもこれは大阪だけだった。それは…
フロア―に出てきた風船が一度舞台袖まで飛んでいったので、スタッフがまた後ろから客席になげた…ら
平君の後頭部に見事あたってしまった!!笑ってすます平君…風船は客席で浮いてるものの、ステージになげこまれようとする…
前にいたわたし達は後ろ後ろにやろうとするが、なにしろでかい…
再び風船が平君に真正面からぶつかろうとした。今度は見事によけた!!
再び平君に風船が飛んでこようとした時!!ギターのヘッドに当たって、
割れた…。いい加減平君も歌ってる途中に「なんじゃこりゃ!!」と言ってしまった(笑)
結局、風船は演奏の邪魔になり、それによって、みんなライブより、風船に一生懸命になってしまう…
よって、風船は次から姿を消された。
この日はさっさと会場を後にした。一旦地元に帰る人、大阪にとどまる人。
みんなそれぞれの交通期間にむかった。私は大阪の友達にバイクで迎えにきてもらった。
淀川をバイクで走ってたら後ろにさっきまでいた街「難波」のネオンが遠くに光って浮いてみえた。
なんか「一緒にいた場所」=「思い出」みたいに思えて淋しかった。
過去になってしまった記憶の方が輝いてる気がして…。
あたり前のことだけど、今を切り取れば過去がついてくる。未来しかみなければ、先は霞んで見えない。
寝る時に私は真っ暗にして眠る。暗闇にいると、目を明けているのか眠っているのかわからない感覚に襲われる。一歩も動けない。そんな時、人は夢をみるか、いつの間に眠ってしまうことしかできない。
そしていつもとかわらない朝がまたやってくる。だけど、どんなに暗闇でも人は前に進もうとする時、手をだし、手探りで足をだす。一歩進むことができる。
先の見えない暗闇で夢を見る。怖くてその場にいるだけじゃ、いつもと同じことの繰り返し。手探りでも進めばどこかに辿り着けるだろう。光のある場所に。
暗闇を恐れず、前に進む勇気をくれたのは、ラブだった。
くれたんじゃなくて、彼らの姿をみて、そう思った。
ツアーは終盤戦の「仙台」「東京」「名古屋」へとうつる…。
《仙台MAKANA》
11/18仙台MAKANA。またもや急遽きまった場所。
大阪の時点でまだ迷っていた場所。「ここまできたら行くだろうな」っては思ってたけど、
チケットも手元になかった。・・が大阪であった友達が急遽行けなくなり、チケットがあまったとのこと。いっそう行く方向に拍車がかかる。
前日に仙台のホテルやら東京までの交通機関を調べてみる。すべて満席。
仙台にいったとこで次どうなるかわからないまま、とりあえず、向かった。
バイト終わってもちろん徹夜で向かう。ツアー6回目の徹夜。
先日仙台では初雪との報告。かなり着込んでいった。でもそんなに寒さは感じなかった。
地元の人が「今日は寒い」とまで言ってたのに…。
私ってもしかして「北国の人?!」
空港から仙台駅に向かうバスの中で携帯がなった。バスの中だったため、留守録にした。
留守電を聞いてみる。
「○○○ちゃん(私のこと)、最後のツアー、楽しんで来て下さい!気をつけて
いってらっしゃい!」…・。何げないコメント。でも………
私がこのツアーをどれだけ楽しみにして、それまでどんなにがんばっていたかを
一番知ってる人からの伝言。自分の中で何を思ったのか泣きそうになった。
「遠くまできたんだな」ってな感覚になった。
その日、終わってから東京にいく手段しかなく、駅で新幹線の手配をする。
タクシーで会場の近くまで向かい、MAKANAを探す。
会場はアーケードの中にあった。タクシーを降りたとこで出迎えにいた人(出迎え?!)は佐藤さんだった。どうやらメンバーを待ってたらしいが、私達が先に来てしまった(笑)
仙台MAKANAは以前GLAYがシークレットライブをやったことしか記憶がない。
メンバーが機材を持って入る。この日、メンバーは朝東京を車で出てきた。
そして、今日ライブが終わってとんぼ帰りだ。「えー牛タン食べないんですか?」と佐藤さんに聞いたら…「んーそうだねー牛タン弁当でも持たせるか」とのこと(爆)
ライブまで仙台の街をうろうろする。なんか、博多の街並みに似てる。
この日のMCで敏夫君も言ってたけど・・ホント、何が似てるのかはわからないけど、「博多」にいるような「なつかしさ」を感じた。
会場はめちゃくちゃ狭い。人数的にも初日の金沢を思わせるような…。
この日のメニューは金沢以来の「beautiful&wonderful」が入った。
他の会場での「お引越し」と入れ替え。金沢と仙台できけた歌だ。最終日の特別メニューにもなった。
前半の「ohクライ〜」では平君はまたもや、歌詞を忘れたのか、
お決まりなのか一番の歌詞をほとんど歌わなかった。歌えなかった?!(爆)
終わってすぐ、最終の新幹線で東京に向かった。またも仙台の夜景が見える。
やっぱり、仙台好きだ。絶対また来ようと思った。この夜景を彼らも見たかな?
AM12時に東京駅につき、友達の家に泊まった。
東京は好きだ。なんか好きだ。ずっと「憧れ」がある。
きっと平君が上京する頃に言ってた「死ぬほど憧れた」感覚と同じだろう。
でも私は行けなかった。彼は上京した。
始めて東京にきた時、人の冷たさを一番に感じた。今ではそうでもないけど…
でも…そんな情の通わない街にはどこよりも「夢」が転がってる気がした。
そして、多くの人がその「夢」を拾いにきて、叶える人もいれば、捨てる人もいる。
たくさんの「夢」が落ちてるんだ。そして誰かがまた拾う。
それがこの街なんだと感じたのは17歳の時だった。
その「儚さ」がその頃の私にとって最大の魅力に感じた。
東京の夜景が好きだ。すっごい綺麗な街並みのなかでいろんな感情が入り混じってる。
笑ってる人がいて、泣いてる人がいて、夢をみる人がいて、闇に消えてく人がいる。
それを思うとなんともいえない感情に押し倒されそうになる。
以前平君に宛てた手紙に書いた言葉。
―――――死ぬほど憧れた街と、想いはあの頃のままですか?―――――
死ぬほど憧れた街で彼らは何を見ただろう。そこには何があったのだろう。
「現実」があったのは確かだろう。
きっと「憧れてた街」はもう「現実」に変わってしまったのかもしれない。
でも上京する時に抱いてた「想い」はそのままで
あって欲しい…という意味で書いた言葉だった。
お台場の観覧車に乗って、東京の夜景を一望した時にこのことをふと、思った。
「これが彼らが憧れた街なんだ。この街で彼らは夢を叶える……」
そんな街「東京」でのライブが明日にせまった。
《東京on air east》
11/20。ここ、オンエアーイーストは2回目。前回の「愛に恋」以来だ。
各地ではツアーを回ってるたくさんの地元のラブ友達がいた。
全個所は回ってなくても、どこかに誰かが行くような形でいつも誰かと一緒だった。
だけど、東京には誰も来なかった。淋しかったけど…やっぱり東京には行きたかった。
地元の子はいなくても、他のとこから来てる友達がいっぱいいた。
いつものように、一旦会場にいったらすでにメンバーは来ていた。
すぐ私達は買い物に行った。そのあと、かっちょんがベースを忘れに戻ったらしい…
彼はベースを持ってこずに何を持ってきたんだろう…。
関係者も多いだろうが、とにかく「人」は多かった。
福岡と並ぶくらいの動員数だった。ステージもバカでかく感じた。
仙台のあとだったからかも知れない。
なぜかこの日のライブの記憶がない。日記もない。一つだけ覚えてるのが平君のMC。
「なんか、地方まわって東京に来たら『帰ってきた〜』って感じがする」
彼らが上京して3年くらいたつだろう。私も福岡に出てきて3年くらい経つ。
実家に帰っても福岡に戻ると「帰ってきた〜」って感じになる。
その気持ちはすっごいわかる気がした。だけど…
あの時の彼の「目」は何をいいたかったのだろう…。それだけがすっごい気になった。
不思議と隣にいた友達も終わってから同じことを口にした。
その子も私も、そう話したときの平君の「目線」の行方を見てたからそう感じたのかもしれない。すごい気になった。
終わってから会場には元ドラマーのたけちゃんが来ていた。久々に見たナ。
もうラブのライブでは見れないんだ…。
ラジオ「愛に恋」のスタッフも来てて、みんなで「愛に恋」のジングルを歌って録音してもらった。
私達は5人くらいで近くのパスタ屋に入り、食事をして帰った。
ついに、ツアーは最終日、「名古屋」へと時間を刻んでいった…。
《名古屋クアトロ》
11/23。名古屋クアトロ。ついにこの日が来てしまった。なんかこの日だけは来るのが嫌だった。「まだまだ待って〜」ってな感じ。
昼に名古屋集合だったのに、その時間私はまだ東京にいた…。よっぽど最終日が来て欲しくなかったのだろう(笑)
名古屋に向かう新幹線の中でツアーをずっと記憶の中で追ってみた。そして、
最後の手紙を書くことにした。
『全国の旅にでました。名古屋に向かう空の下、最後の手紙を書きます。
東京にいる間、福岡の知り合いから電話がありました。―――今日の福岡は雲一つない綺麗だよ。そっちはどう?―――とのこと。こっちでは空を見ることも忘れてた気がして、なにげに見上げてみました。高層ビルの隙間から見上げたソラ…同じように雲一つなかった。だけど、なんとなく、どことなく、重かったです。灰色ぽいどんよりした空。福岡のようにどこまでも行けそうな空とは何か違う印象を受けました。弱い私はこの空にも負けそうだった。あなたが夢みた同じ空の下にいることがうれしかったけど、あの空は何もかも吸い込みそうな空だった。
負けないでね………
たまに夜空を見上げて見てください。星が綺麗な時があります。
ビルの間から見える、すごい遠い星。』
まだまだ書いたけど、人に宛てた個人的な手紙なので、この位にしとく。
会場は鹿児島と同じくビルの8F。「もしかしてまた階段?!」って思ってたけど、
もうあんな思いはコリゴリ…と思って7Fまでエレベーターっで行ったさ。
しかし…最後の最後に特大のやつが来ることはまだ知る由もなかった。
まだまだ先の話。
ライブハウスはそこそこの狭さ。人は入り口まで満員!!!初日の金沢の時にそういえば、佐藤さんが「今回の名古屋はチケットの売れ行きがすごい」と言っていた。
確かにすごい…。今度はもう少しでかいとこでね!!
ライブもすごい!!私達もすごい!!だって、最終日だもん。
今回からあったツアーグッズのラブーT。結局、私は3枚買ってしまった。
毎回、半袖のT―シャツがビショビショになるから、レンチャンでライブある時のために
2枚必要だった。しかし、東京が寒かったため、長袖を買ってしまった。
でも東京のライブでは長袖でも汗をかかなかった。なんで?(笑)
この日、その3枚を着てみた(爆)
中盤で暑くなってきたから、一枚脱いで長袖に。
終盤でたまらなく暑くなり半袖に。
アンコールで平くんが長袖を着てきたので長袖に。
また暑くなったので2回目のアンコールで半袖に。
「脱いで」「脱いで」「着て」「脱いで」〜〜。
ツアーも9回目になると、メニューも覚えてしまっている…
「君と僕」で「あ〜終わっちゃうんだ」って気持ちが沸いてきた。
「青春の1/2」ではもう、大泣き。
―――青春と呼ばれた季節に僕らはめぐりあった―――
ほとんど前を見てない。立ってもいられないくらい…だけど…
―――青春はまだ始まったばかりだよ―――
笑顔で前を向こうと思った。
2回目のアンコールで出てきたとき。平君が何気にキーボードーの前に座った。
サウンドチェックをする。「マイクをあげて」「モニターのピアノがかなりうるさい」などなど…気のすんだとこで…ピアノを弾き始めた。
♪だ〜〜いすき〜〜何度でも言うよ〜〜
始めてみたKeyでの「弾き語り」。
ここまできたら何にでも泣けてくる。横からも「ウェ〜ン」と聞こえる(笑)
前に出てきた平君がボーとしてる。
「なんか、ぼーとしてるけど、みんなのことはちゃんと感じてます」
それから敏夫がアドリブを振られる。かなり真剣に「声だし」をやっている…。
その割には短いフレーズだけだった…。見逃してやるよ〜〜ん。
かっちょんのラップも異常にながい…。平君の歌は演歌風の「ルルル〜」で
終わる。「モニターの関係で…」とミュージシャンらしくない発言。よって
もう一度。お題は「クリスマスソング」。Aメロ、Bメロ、サビまで構成された
歌だった。
「クリスマスにはもう仕事が入ってる〜だから名古屋では過ごせない〜
でも名古屋で過ごしてると思って過ごしてるよ〜」ってな歌だった。
でも、何回か聞いたら好きになりそうな歌だった。一回きりってのがもったいないよ〜〜〜。
「ヒマワリ〜」を合唱してから…彼らはたくさんの人に感謝をのべた。
感謝しすぎ…「他に誰かいたかな?」にファンから「佐藤さん!!」と飛ぶ。
「あ??佐藤さん??あ、いい。いい。」と軽く消される…。
でも最後の最後に
「大嫌いだけど、一番尊敬してます」と紹介があった。何だ。好きなんじゃん。
この日は終わらない。3回目のアンコールがあった!!!
それが、仙台で言った「ビューティフル&〜」だった。でもあんまりこの曲の
記憶がない…すいません…(爆)
ホントにこれが最後の最後・・。全員前に並んだ。
「あ〜おわっちゃった…」と強く実感しちゃった…。
―――ありがとーーーー!!!!!――――
絶対忘れないと思った。やっぱり好きだと思った。
ラブもみんなも大好きだと思った。
ツアー「君と僕」ファイナル1999.が終わった。
思ってたより、すっきりしていた。なんとなく次への「自信」があった。
次、会うまでまたがんばろう!と思えた。
終わってから私達は個人的な「打ち上げ」にいった。名古屋の街は夜が早い。
まだ10時くらいなのに店が開いてない…店だけではなかった……
「夜が早い」。この言葉がポイントである。最後の最後に起こる事件はまだ知らない…。
打ち上げでは「ラムネ」だけで、異様に酔っ払てしまう人…炭火焼でポテチを焼いて食べる人…他人の祝い事に拍手を贈る人…なんでこんな変人ばっかなんだ?
でも楽しかったからいい。動物占いでの私は「コアラ」である。
コアラ―――楽しければそれでいい。ケンカが嫌い。楽しかったらとりあえず
ついていく―――その通りである。
ある程度満腹になってからも「きな粉もち」を食べる。女の子だ。
そして、最大の事件に時は刻まれていった………
みんなと別れて私達は二人になった。ホテルへ向かう途中。荷物を駅のロッカーに預けていたので一旦取りに行く。駅がしまっている…シャッターが下りている。
―――名古屋の夜は早い―――
「夜行バスはないの?」「もう終電おわったの?」「駅も閉るの?」福岡の私達にはこの街が理解できなかった…仕方なく警備員の窓口へ…そしたら裏口を教えてくれた…いろんな障害物を乗り越え、くぐってやっと階段を見つけた!!
いや、階段ではなく、「エレベーター」だ。
始め見つけたのが「下り」のエレベーターだったため、もう一個先のエレベーターにいった…ら……「下り」…。全部「下り」………
しばらく迷ったあげく友達が「これ、上ろう!」と言い出した。
両手には大荷物。でも仕方ない…。
どうみても「普通」の長さよりも長いエレベーターだ。でも仕方ない…。
全力で駆け上ってみた。半分くらいで「もうだめだーーー」ってなった。
マジでだめだと思うくらい。でもここで辞めたら今までの努力が無駄になる。
でもどんなに走っても上に行ってる気がしない。
妙な感覚の中、自分との葛藤に耐えながら走りつづけた。
ホントにきつかった。これが例えば「後ろ」に保証されるものがあるならきっと辞めていた。「今日やらなくても明日がある」といった具合に・・。だけど、「後ろ」がない。「前」もない。止まったら「0」。走っても「0」…だけど、走らなきゃいけない…すんごい妙な感覚。
二度と経験したくない感覚。しかも最終日のライブ後…。一度やってみてください。
やっっっっと上り詰めた後に何故か「これ、敏夫に勧めてやろう」と思った。
敏夫君が「やせる」ことを目標にしてたからかもしれない………
上ったら上ったで上にいた警備の人に「だめだよー逆からきちゃー」と言われた…
「いや…そんなことどうでも…はぁ…ハァ…なんで駅がしまってるのーー」と二人で言った。
声にならない息遣いで…ツアー最後の最後に特大のやつがやってきた感じだった。
「これでホントに終わりだよ」って言われた気分。
駅をでてホテルに向かってたら雨が振り出した。
―――幕は降りた―――
ホテルで二人、「アイス」と「ドンベー」を食べた。恐るべし二人……。
***僕たちの時代に僕たちの「愛」を唄うThe LOVE***
彼らがデビューした時に私の好きなライターさんがつけた「キャッチフレーズ」。
彼らは「愛」と「幸せ」を唄う…のではなく、「探し」て「いる」。
ある時は自分の中に。ある時は友達に。家族に。恋人に。時代に。音楽に。
よく「なんでラブが好きなんだろう…」と思う。でもいつも答えはみつからない。
ただ「好きだから好きなんだ」と堂堂巡りな答えしか出てこない。
ツアーが終わってからまた同じ疑問を持ってみた。「それでいいんだ」とあまり
進歩のない答えだった。だけど「それでいいんだ」と思う。
「一生幸せになんかなれない……いろんなことが見えすぎているから。過去を捨てて新しい自分になったつもりでいても結局捨てることが出来ず、弱さとかズルさを抱えたまま歩こうとする。だから幸せになれない。」
とあるアーティストが言ってた言葉だ。これがホントならば私も同じだ。
だけど、私は「幸せ」を感じるときがある。ライブに行ったり、みんなといると楽しい。
「楽しい」=「幸せ」かというとまた別問題かもしれないけど…
ライブで「楽しい」と感じてる時間も、一人で泣いてる時間も同じだけの
「時間」が流れている。そしてどちらの時も同じ分の「時」が流れ、人は老いていく。
ならばどっちを選びますか??「………………………」
だけど、数えたことはないが、つらいことの方が多い。だから「笑える」。
以前身近な人に言われたことがある。
「人が笑ってる時に自分だけ泣いて、人が泣いてる時に自分だけ笑ってる。
そんな人生をおくりなさいよ」
さっぱりわからなかった。反感すら覚えた。だけど、この意味は…
「私」がこの世に産まれた時、周りは喜んで笑っていた。泣いてるのは私一人。
「私」がこの世から消える時に、周りは泣いてるだろう。
だけど、「私」一人は笑ってる…そんな人生を送ろう…
一生懸命生きてる人が好きだ。夢に向かってる人が好きだ。
「いつまでバカな夢を見てるの?」って言う人もいる。
だけど、「今」を一生懸命行きてる人が好きだ。
だから、私はラブが好きだ。自分がちょっとだけ好きだ。
彼らは「愛」と「幸せ」を「探し」て「いる」。
昨日の自分を悔やみ、今日の自分に疑問を持ち、明日の自分を励ます。
「なんか頼りなさそな 僕」
「今の僕にとって本当にね 大事なことってなんだろう」
「難しく考えないで ほら 大きく深呼吸」
ラブが好きだ。
これから彼らは何を「探し」て「いく」のだろう。
いっぱい泣いて、いっぱい傷ついて、いっぱい失って、そして少しだけ笑う。
その時に一緒に笑えたら「幸せ」だね。
彼らの唄は身近にある。「自分自信」を歌っていても「身近」にいれる。
「僕」と「誰か」を想う気持ちが必ずあるからだ。
「君は君で 僕じゃな」くても…………
『君がどっかで泣いてるなら 僕はこのケチなラブソングを歌ってゆく』
のだから…。
written by パンジェル