The LOVE Full Acoustic Live Tour 「せきらら」

11.25(土) 日本ビジネススクール仙台校<5F LIVE HALL>
11.28(火) 京都 磔磔
11.29(水) 名古屋 TOKUZO
12.1(金) 東京 青山円形劇場
12.2(土) 東京 青山円形劇場
12.5(火) 大阪 バナナホール
12.8(金) 広島 ナミキジャンクション
12.9(土) 福岡 ベイサイドホール
12.10(日) 福岡 ベイサイドホール

 

12月5日。PM5:00.空を見ていた。どんよりと重い雨雲を隔てて、右には真冬の青空、左にはオレンジの空。
夕焼けは雨雲に隠れていた。――大阪:伊丹空港ターミナルにて――

空は姿を変えてゆく。時は流れてゆく。人は流れに逆らえないことで終わりがあることを知った。

12月10日。AM0:00.いつもの道を歩いてた。とことこと歩いた。ポロポロ泣いた。下を向いていた。
ツアーが終わった・・・。ついさっきみんなと別れた。涙がとまらずバスにのれなかったこと。
何かが終わった気がした。ずっとずっと一人で歩いた。

―――――これから始まる新しい暮らしが  私  変えてくれるわ――――――

≪福岡2日目≫
さすがに4:00は早い・・・12:00集合。しかも今日のチケは整理番号をもらわんといけんくて・・・結局
3:00頃もらいにいく。「遅いよ!!スタッフは8時からきてんだから!」そんな言われてもしるか!!
それからいろんな話題でスタッフやマネージャーと過ごす。ラブのスタッフともよくしゃべるようになった。
本当は一人でいるとき、メチャクチャ緊張してるのか、ずっと何かを抱えてて、顔がひきつる。何をしてても
ソワソワしてるし、気持ちは上の空。でもこうやってスタッフやラブ友と話すことでその気持ちを忘れられる。
始まるまでの時間を苦痛に感じなくてすむ。

昨日より二列後ろの5列目。実は昨日、帰りに言われたことが気になっていた。
「福岡はこんなもんじゃない!最終日はもっとすごいからオマエ達もっと早く立て!!はじめから立て!」
「そんな〜〜じゃあ、イスなくしてよ!!」(本当かな??・・・)
いろいろとみんなと会議して(笑)”よし!立とう!!”ってことに決定!!でもあの雰囲気で最初っから
立つのには勇気がいる・・・。でも盛り上がるぞーーー!ってことで勇気持って立つことに。

オープニングが流れ、パラパラと立ってみた。すると!!!!なんとーーーー!!!後ろから
「座ってくださ〜〜〜いい」!!!!!!!!!!!!!なぬーーーーーーーー!!!!!
・・・・やられた・・・。またやられたぜぇ・・・・・・。

オープニングは実はSWEET TO YOUのリミックスバージョン。どうしてもこれを使いたくて特別に
リミックスしてもらったらしい。しかし簡単なリミックスしかしてもらえなかったという・・・

『嫌いだったコーヒー』いつものワンマンなら中盤にきて、平君が必ず歌詞を間違う曲だ。
これを聞くとどのツアーだったか大阪を思い出す。”愛に恋”だったかな・・・今回はこうやってどの
曲を聞いてもいろんな思い出が付随してきた。
『偶然』『運命のかけら』『二人乗りの自転車』と続き、MC。昨日あれほど言ってた「2日目はメニューが
違う!」「最終日一日前がすごいんだ!」は全部ウソだとさ(笑)「やっぱ最終日っしょ!!!」だって。

とにかく今回の会場・・・暑い!!本当に!!狭いうえにこれだけの人。そしてなによりも照明!!!
ステージが狭い、低いに加えて照明がやたらと多いのと、近い・・・。すぐそこに照明があるため、
じっとしてても汗がでてくる。女優ライトを浴びてる彼ら(笑)もすぐに汗ダクに・・・。

演奏は『笑顔と他人』へ向かう。今までサラっと聞けた曲だった。場面が変わる。

≪東京≫
久々にラブに会う。ずっと会ってなかった。会場に急ぎ足で向かう顔は自分でもわかるほどひきつっていた。
今歩くのを止めれば泣き出しそうで・・・ものすごい速さで歩いた。ツアー前になるといっつも辛いことが
重なる。そして余計会いたさが募る。
今までずっと聞いてた曲の位置が自分の中で大きく変化しているのに気づく。何度聞いても泣いてた
『二人乗りの自転車』『ヒロイン』が少し冷めて見える。それでいて今までやっていたかも忘れるくらいの
曲がドカンと来る。時間と共にその曲に思い出が積み重なってた。

一日目、そんなこんなで最後まで自分を固定できなかった。
♪忘れないでいてねー(笑顔と他人)とドゥアーと押し寄せるメロディーが痛かった。
「他人同士の二人にいつか出会えるなら 上手に笑ってよね」ってサ。笑ってやるさ!!!!!
と維持はって泣いてる顔は無残なものだ。

「無条件幸福」ツアーの時に宛てた手紙に書いてた。
―――今回のアルバムを聞いたら「あの駅で〜」はもうCDにならないのかな?とも思ったけど
 それはそれでいい気がしてきた。でもやっぱライブでは歌いつづけてほしい。自分にとって
 “大切な時”とかにだけでも。そういった感情に揺らされる“うた”であってほしい。今の私にとっては
 もう一度・・・っても思うけど、歌うときは必ずくるよね!!――――

「あの駅で〜」ではすごく思い入れの強い曲である。その思い入れについてめちゃくちゃ凹んでたときに
思わず掲示板にこの曲について書いたことがあった。24時間限定ってことで。約束とおり24時間後に
消した。それが私のすべてだった。
初めて今回のツアーに組まれてるこの曲を東京で聞いた。久々に生で聞く。本当にやってくれたんだ。
今、ラブにとって大切な時なんだ・・・それは私も知っている。

この歌を「今」歌う意味を。彼らは何かを・・・言おうとしてる。何かを必要としてる。私はどうすればいいんだろう。

            どれだけのことを 君の中に残したのかな。

 

≪大阪≫
行くつもりのなかった日。バイトが急に休みになり、昼起きて行くことを決める。よって当日券。
飛行機を手配するがダメ。新幹線・・・・の前に当日券があるか・・・をでいろんなとこにTELをし、
のぞみかこだまを調べて、もうのぞみじゃないと間に合わないと発覚。
バナナホールは何度も行ってるのに、なぜか難波と勘違い。早くついてしまい、こだまでも充分間に合ったじゃん。
ばたばたと大阪に来たから友達に連絡するのを忘れる。
「大阪来るなら連絡してね」と言われてた友達に「ごめん。もう大阪におるっちゃん」・・・・・。
また別の友達にも連絡すると、たこやき食べてた(笑)しかもその子達はすでに一杯飲んでて・・・
ほろ酔い加減できやがった!!!もう酔っ払いオヤジとなんら変わらんくらいライブ前から絡まれる・・・。

当日券のため、最後の最後に入る。その間、ライブハウスの事務所みたいなとこにいったら!!!
ラブの見たことないジャケ写のチラシ発見!!どっさりとってきた(笑)

一列目、平君の目の前。先ほどのチラシを友達にあげたら、隣の友達に・・・その隣に・・・etc・・・
と流れてしまい、しまいに「The LOVEでーす。よろしくお願いしま〜す」とビラ配り状態(苦笑)
もうライブは楽しかった。その子達がいたからかもしれない。
ライブと平行してその酔っ払いにも笑わせていただいた(爆)

そして『ゆびきり』。これはじっくり構えて聞く。♪ごめんね〜でもうジワ〜ときてしまう。
どんどん曲に入っていく。平君も何かにとりつかれたかのようにどんどん曲に入っていた。
我を失う。敏夫のハモリと歌詞が違う。
敏夫が「・・・え??」と不思議そうな顔をするが、平君はもう我をなくしている。
サビで最高に曲にのまれしまい、平君がどんどん一人でつっぱしる。
曲は一度〆に入り、2番に続こうとするが・・・・平君だけラストのサビの繰り返しへ向かう。
当然コードも違うわけで、だんだん不協和音に・・・平君の声が消えていく・・・
ギターがとまる・・・・演奏が止まる・・・。

平「・・・・・!!間違った・・・・??!!」    
もうねーーーこっちがショックよ!!周りは盛り上がってるけど、こっちも構えて聞いてたのにーーー!!
ガーガー泣いてたのに。
 私「も〜〜(泣)マジでぇ〜ぇ〜(泣)」
 平「マジで!まじで!!マジで間違った!!!うへぇ〜〜〜〜もう・・・オレがビックリさ!!!
    ・・・ハハハ!!(爆)
とマジで動揺。平君の目は泳いでるし、未だ何で間違ったかわかってない状態。
勝「今が一番盛り上がっとるやん!!これぞアコースティックの醍醐味やね!マネージャーなんか
怖くねーぞー!!」で会場大爆笑。     それでも平君は動揺中・・・
「どうしよっかなー・・・ん?始めっから??いや〜始めっからやるのはいいけどさ〜あ〜〜〜〜」
(酔っ払いがからむ)「途中から!!」
平:「途中からやったらおもしろいやろうね!!(爆)」
 とこれをキッカケに昔話へ・・・・。

平「昔さ〜歌詞忘れてずっと演奏ぐるぐる同じとこ回してもらって、お客さんに歌詞聞いて歌いだした時が
   あってさ〜〜〜〜」
勝「あーネ。その時はうまくごまかせたったい。」
酔っ払い「ごまかせてないよーーーー」
敏「・・・・!!そうだよ!!ごまかせてないよ!!だって客に歌詞聞きよっちゃけん!!!」
といった風に・・・酔っ払いは常にラブにもつっこむ・・・それがまたおかしくて盛り上がる。

どんどん会場は盛り上がり、総立ち。そしてひとまずラストの「あの駅で待ってる」。
総立ちのなか、やっぱりこの歌は座って聞く。一人だけ・・・座って・・・彼らの声を聞く。

この世界はね、君が思うほど、悪いことばかりじゃ、ないよ、望むなら、幸せにも、なれるんだ・・・。

アンコールで突然入った曲「ファーストデート」。これが聞きたかった!!!東京2日目。
一列目の敏夫の目の前。そこには・・・なんと今日のリストが丸見えだった。
そのメニューを最初みて「やったーーーー」と思った気持ちがすべて消えた。
その日のライブがすべて消えた気分になった。メニューは見えないとこにおいてほしかった・・・
どうやら今回のツアーにはその場の雰囲気によって左右される飛び入り曲が用意されてるとのこと。
そのときのメンバーの気分でやるかやらないかをきめる曲が用意されていたのだ。
しかしその日は聞くことができなかった。

そしてやっと聞けた大阪。あのリズムが好きだ。むかーし、マネージャーの佐藤さんはこの曲を
今のラブにはもう若すぎると言ってた・・・確かに若い。でもそのなつかしい若さが好きなこの曲。
今回歌った昔の曲。「再会」「あの駅で待ってる」「ファーストデート」で唯一形を変えてない曲だった。
今のミスチルのライブで「星になれたら」を歌われた気分(笑)わかりにくいかな・・・・(苦笑)

今日の大阪に行く新幹線の中でまた手紙を書いた。最近よく書く。広島くらいで読んでくれた。変化に気づいた。

≪福岡≫

場面が戻る。『笑顔と他人』。今この会場。目の前にいるメンバー、四方八方にいる友達、壁側にいるスタッフ。
ぜ〜〜んぶ他人同士でもいられる。所詮他人。でももう今更そう思うことは不可能だった。
「この星の中で出会い・・・」「今すれ違おうとしてる・・・」ことを現実に感じた。
この曲がとてつもなくせつなく感じた。考えられない現実だったから。そして今も考えられない。
考えたくもない。      「そんなこと言わないで」。


来年のクリスマスに向けて曲を作ったとのこと(笑)「歌ってー」の声に平君が歌い出した!!!
♪きっと君はこない〜・・・あれ?何かに似てないか?
敏「パクリやん!!」
平「いやいや、続きがあるとって!!♪きっと君はこない〜一人きりのクリスマスナイト!」
そんなこんなでしばらく寒い・・・いやクールなMCが続く。ここベイサイドホールは思い出の場所。

何度もここでオーディションに落ちたときの話をする。でもそこで「よかったよ!!」と声をかけてくれた人との
出会いもここ。その人との思い出もある場所らしい。キョードー西日本の中尾さんである。福岡では有名(笑)
中尾さんにとって、当時のラブはオーディションに落ちたことはどうでもよかった。
ただラブを「いい!」と言ってくれた。それが中尾さんとラブとの出会い。
そういえば中尾さんは例の照和にもよくラブを見に足を運んでいた。
そのときからずっとラブを応援しつづけている。福岡でライブが多いのは彼のおかげでもある。
彼はよくラブのライブでビデオをまわしていた。街で会った時もかばんにラブのビデオテープが入ってた(笑)
「それ何に使うの??なんで中尾さんが持ってるんですか?」と聞いたことがあった。その正体が明かされる。

「ゆびきり」――歌詞で好きな部分がある。しかしまだこの曲は定まってないらしく、歌詞が変わってるとこが
あった。しかも私が好きな部分。“はみださないように生きていた私をあなが変えたのよ”が違ってた。
大阪までは。どう変わってたかは忘れたけど、上のようには歌わなかった。
「え!!」とも思ったけど、もうひとつ記憶にある部分“夕立の雨の虹のようにいつか笑えるなら”は変わってなく
ホッとした(笑)でもやっぱあの歌詞が好きだ。

大阪の手紙――『ゆびきりの歌詞、変わってましたね。私的に“はみださないように〜”が
変わってたのがショックでした。でもまあいい。自分なりに試行錯誤して育てていってください。』――――

「ゆびきり」がきた。やっぱり歌詞が違う・・・このままでいくのかな・・・
       ♪はみださないように生きていた私をあなたが変えたのよ
歌ってくれた。ありがとう。本当にありがとう。平君的にはただ歌詞を間違えただけかも
しれないけど・・・うれしかった。ありがとう・・・。やっぱ好きだ(笑)

ライブは中盤に向かう。平君がピアノを弾く。「大好き・・・」。でも・・・なんか歌い出しが妙。
キーがなんか違う。平君も首をかしげながらも歌い続ける。BaとGuが入ってキーがはやりずれてる。
演奏とまる。また間違いやがったーーーーー!!!平・・・またもや機械のせいにする・・・。

勝「昨日も間違った。その前も間違った。間違えるのが当たり前!マネージャーなんか怖くない!!」
   (しかしかっちょんはライブ終わったあと佐藤さんにえらく媚び売ってたらしい・・・)
間々のMCが長い。クリスマスの思い出をそれぞれ話す。今日は敏夫が暴走。

平君の昔話にでてきた女の子の名前をポロっと敏夫が言う。
(会場)「???シーン・・・・」   
(すかさずかっちょん)「はい!今の忘れて〜忘れて〜何もなかったことにしよう!!」(爆)

あとは、平君が中学だったかな?入学した頃にみんなの名前をまだ知らなくて「おまえなんて名前?」って聞かれ、
当時タッチがはやってたから思わず「おれ、たつや」と言ったらしい。
そのまま友達に平君の名前は「たつや」でとおり、ある日、家に友達から電話があった。
お母さんが出る。母「・・・・よしたかーアンタ、たつや??」
      その日から平君は「脱たつや」したらしい。


『再会』は天神にある西鉄バスのターミナルがモデルだと話す。へぇ〜と思ったが、そうよね。そこしかないし。

――溢れる人ごみでなつかしい声がした ラッシュのバスターミナル 偶然すぎる再会―――
メロディーを聞くだけですごくなつかしい匂いがする。しかも切ない匂い。郷愁がただよう。
彼はきっといろんなものに「せつなさ」を感じてる。
『夕焼け』をみて切なさを感じ(オレンジ)、
ゆびきりしたのを見て切なさを感じ(ゆびきり)、
洗濯物が濡れたのを見て切なさを感じる(雨に濡れた洗濯物)。
その切なさが人に訴えかける。

ライブが終盤へと向かう。今日、最終日、落ち着いて聞いてる自分がいる。
何かが切れる瞬間。抱えてきた辛いことに優しい言葉かけられることよりも、
思い出が波のように押し寄せてくる。

『お引越し』―いつも笑って、踊って聞いてたのに。
友達が言う。「私ね、この曲、ものすごく痛いんよ。これ聞いたらあの引越しを思い出す。」と。

私にそんな経験はない。今の部屋は始めての一人暮らしのまま3年目。
でもこの部屋を出ていくときのことを考えた。この部屋にはラブの思いでがいっぱいある。
みんなが遊びに来た。ラブの話をいっぱいした。ラブの曲をずっと聞いてた。
荷造りが終わるころそんなこと思い出しては泣くのかな?
バイト先も変わったし、思いきって髪切ったし、明日から始まる新しい暮らしで私は変わる、変わらなきゃ。
 ・・・・・・さぁ、今日から歩きだすよ・・・・・・
 
急に涙が止まらなくなった。この先もずっと最後まで。自分でもおかしいくらいに涙がとまらない。
はしゃいでるのに泣いてる。「この曲さ〜大阪の時すごかったよね!」と話し掛けた友達も泣いてる。
ずっとずっと泣いた。
続くひまわりの観覧車が憎くも思えた。見ず知らずの人と肩組んで、みんなで歌った君僕:鹿児島。
たまたま高いステージで歌うラブが少し成長したような、遠い存在に感じたこと。
やっと上京して、デビューできた東京の夕焼けを“嫌いだ”という「君」。
なんやかんやいいながら彼らの出発になった曲であり、私達の出会いをどこまでも繋げていってくれた。

先が見えない・・・・笑ってる思い出ばかりがよみがえる。・・・・もう・・・歌わないで・・・・

会場はどんどん盛り上がっていく。とめどなく泣いてる。
メンバーが「どうしてそんなに泣いてんだ!」と言わんばかりの目で見る。
泣いてるのは私だけじゃない。隣にいる子よ!前にいる子よ!思い出がありすぎるからよ・・・。
君と僕ツアーで始めてこの「Walk」を聞いた。夕暮れ時の公園に座って、イヤホンを片方づつ、
二人で聞いた。双見ヶ浦を歩いた。砂浜に文字を書いた。夕立の後の虹。

真夜中友達に電話をかけた。彼女は泣いていた。ワケは聞かない。思い出話をする。
時が流れ、いつか産まれたモノ。いつしか崩れたモノ。いつまでも変わらないモノ。誰も悪くない。
それぞれの道を行く。別々の道を。いつかどこかでまた会えるのなら・・と背中を押そう。
    君の瞳に映っている 世界が輝いて見えるように・・・・


  

 

アンコール。これからが長かった。本当に長かった(笑)よくやってくれた・・・。
一回目のアンコール、出てきてすぐに平君が言う。「あ!後ろになんかでてきたよ!!!」
みんなラブにお尻を向けた状態。
     “クリスマスプレゼント”てなことを書かれた映像VTRが始まった。

98’7.11:アコースティクinGAYAのリハ模様。若い。曲は・・・♪声が聞きたいよ〜・・・なんだっけ。
        『恋は幻』やったかな。多分その曲だった。やっと外泊許可が出たのに、チケットがとれず
        行けなかったときのライブだ。
99’1.23:『幸せの条件ツアー』@イムズホール。トシオが博多ラプソディーを歌うシーン。思い出した。
        ツインドームがなんとかって騒いでたや。名物フ○タの初売りも。そのときの整理番号、316番。
        それでも半分より前にいたから、恐ろしいことだ・・・。
99’11.3:『君と僕』ツアー@九女(学際)で君と僕を歌うシーン。あの衣装もちゃんと覚えてる。
99’12.31:カウントダウン@博多駅。怒涛の年末で朝から倒れて記憶はなし。夕方やっと動きだせて
        会場へ向かう途中、天神地下街でかっちょんと会ったっけ・・・。映像はな〜にもうつってない。
        人ごみと床ばっかり映ってる・・・。中尾さ〜〜ん。もうちょっといい映像なかったの??(笑)
        年明け早々、平君が♪緑の窓口〜と歌ってる。目の前にあった看板の文字だ。
00’6.18:燃えよ!ドラゴンライブinGAYAの映像。かっちょんがラップを披露するシーン。そういえば
       今までにない最高傑作のラップだった気がする。SWEET TO YOUが初披露された日。
       夜からみんなで宴会しながらイムズに並んだ思い出。

スタッフから暖かい言葉をもらう。ラブはホント、スタッフに恵まれてる。そしてファンにも(笑)

メンバーは照れくさそうだ。懐かしそうだ。何かジーンと来てる。でも盛り上がるぞ!これからだ!
「Free」でもう飛ぶ飛ぶ。平君も楽器おいて飛ぶ。トシオを「前にでてこい!」と引っ張る。
アコースティックはどこへいった・・・。
でもいつものラブだ。福岡はアコースティックが多いが、ワンマンライブとまったく変わらない。
福岡でしかやれない「SWEET TO YOU」。そう「やれない」のだ。
やってもいいがきっと、このツアーのMC以上に寒くなると思われる。
しかも福岡で初披露ではもうなくなってしまっていたので、ウケもボチボチ。
やっぱ同じネタはもう使えません。っていうか、なんでミュージシャンの作品にネタがあるわけ??
そんなとこが好きです。そんなとこ―――つまりバカっぽいとこ・・・。そしてそれ以上にバカな私達。

メンバーがステージから去る。当然Wアンコール。ほかの会場でもチラホラあったので当然あるはず。
んが!!そう!んが!!客電があがり、扉が開かれる。
    「な、なんで??なんでーーー(怒)!!!」
    「本日のThe LOVE Full Acoustic Tour『せきらら』公演は・・・」

ここまできたら終わりだ・・・何があったんだ?もうボルテージ「0」
    「・・・・公演は・・・まだ!まだ!続きます!!!」   ボルテージ「0」→「1000」

淡々と流れるこのナレーション。客電がつく。扉が再び閉まる。
ラブがバカなら私達はもっとバカだが、スタッフも相当バカだ。

「バカなやつらばっかり集まってくれて本当にうれしーぞーーーーー」と平君が叫ぶ。そう。うれしい(泣)

始まったWアンコールは「I SCREAM HAPPY」回るぞ!!!回るぞ!!!回るぞーーーーーー!!
回れないっ!ちゅーねん!回れない!っちゅーねん!!回れんぞーーーーーーー!!このイス!!!
そのままファーストデートまで何も覚えてない。ただただ・・・楽しかった。ファーストデートを歌う彼らが好きだった。

トリプルアンコールでは、トシオが「もうオレ、弾けない。手が痛い」としきりに指を気にしてる。相当痛そうだ。
ラブももうネタ切れなので、この曲しかないっしょ!ってことで「よろこびを叫ぼう」

もうダメだ。ここで「青春の1/2」が来ても押さえきれないが、この曲も忘れるには辛すぎる。重すぎる。
別に忘れなくていい。大切な箱にしまっておけばいい。――封印――
いつのライブだったか平君がこの言葉を口にした。「ずっと自分の中で封印してた曲」だと。

   ―――怒ったり 切なかったり 夢を見たり 嫉妬したり
        愛したり 憎んだり 泣いたり 嘆いたり 考えたらいつも悩んでばかりだった―――

         一度っきりの この瞬間に 出会えた 喜びを 叫ぼう

今までの出会いをこの瞬間に叫べない。あの子がいない。あの子もいない。なんでみんなみんないないの?
みんな一人一人がいないと意味ないよ。あの時みんなで歌ったから。みんなで歌わないと・・・・・

――神様はいない・・・だって祈ったもん 想いが届きますようにって・・・祈ったもん・・・祈ったもん・・・――

 

次が見えないのは怖い。辛い。今まで走ってきた足を止めないで。思い出を詰めないで。
なんでこんなに「思い出」ばかりが襲うんだろう。なんで思い出に笑って、手を振れないんだろう。
まだまだあなた達には、どっかで泣いてる誰かのために まだまだ歌って欲しい歌がある。
まだまだあなた達には、伝えたいことがいっぱいある。


雪が溶けて、花が色づき、季節は何度も移り変わって、新しい世界が産まれていく。
その度に違う価値観が自分を武装し・・・この気持ちもいつか過去になっていくけど、
悲しい想いは心のトゲとなり、いつか後悔として強く疼き出す。
夢で会えるだけの関係なんて本当はもうたくさんだから
できるならあの時言えなかった「大好き」と「ごめんね」を伝えたいのに・・・。

時が流れ、いつか産まれたモノ。いつしか崩れたモノ。いつまでも変わらないモノ。
それぞれの道を行く。別々の道を。いつかどこかでまた会えるのなら・・
笑って手を振る。いつかどこかでまた会えた時、みんなが笑っていますように・・・・・

笑って・・・笑って・・・笑ってよ。癒せぬ痛み抱えた僕のために・・・・

 

                             written by パンジェル