あなたとの四季

 

                                            作詞 シアワセ ユキ
                                            朗読 中山 恵美子

 

早春は 黄昏時

雪解けの谷間に咲く

福寿草にふと足を止め

出合いの時の恥らうしぐさ

うつむきげのあなたの横顔のよう

 

夏は 夜明け前

流れる霧に姿を見失い

いつしか後ろで笑っている

目かくし しそこねた手はそのままで

肩までのびた黒髪はキラキラ光ってる

 

秋は夜更け前

色づく紅葉のトンネルを行く

ホホをなぜる秋風に立ち止まり

見上げるあなたは過ぎ去りし秋を惜しむ

頭ごしに見る月は立待ちの月

 

冬は厳寒の頃

雪深い温泉に雪見酒

あなたのまぼろし湯に煙り

別れを告げたあなたはとなりの湯船

肩よせ眠ったのは夢だったのだろうか

 

          

これも朝日放送ラジオ‘恵美子の長いつきあい’に投稿、

採用されたものです。当時夢中になれるものが無く、たまたま聞いた

恵美子さんの声に魅せられて毎日、放送を聴いていました。