2001年9月19日
3日目 (このスニーカーのヒモを結んだなら さぁ行こう)
台風がすぎていい天気だった。この日は本当の一人旅。
当初の予定では電車で台中辺りまで足を伸ばしたかったが、
なんせ電車は全線不通なもんで、台北市内を歩き回ることにした。
まずは2・28記念公園。
戦時中、日本は台湾を制圧していたんだけど、
日本が戦争に負けて中国に台湾を明渡すことになった。
そこで中国からやってきたのが外省人といわれる人達。
蒋介石っていう国民党のリーダーもその時にやってきた。
その時に台湾にずっといた人達を本省人というんよ。
本省人の人達は日本が台湾から退散したときには、
日本教育や日本人からの差別から解放されると同時に
さぞかし中国から偉大な人達が来ると
期待していたんだけど、いざ蓋を開けてみたら法も秩序もない奴らがなだれ込んできた。
物を盗むことも家を襲うことも当たり前。
教育も教師が教室で唾をはいたり字が読めなかったりとそれは悲惨なものだったらしい。
日本人が台湾を納めていた時には多少の差別はあるにしても
教育がしっかりとしていて法と秩序が守られていた。
鉄道や近代建築物を作り上げていわば日本国内と同様の近代国家にしようと
日本なりの考えがあったんよ。
しかし外省人の本省人に対する差別は日本の比ではなかったと思う。
「イヌ去りて ブタ来る」
本省人からはこんな言葉が溢れかえってやがて
「日本精神」(リップンチェンシン)
という言葉を懐かしむ人が増えていった。
本省人から外省人に対する不満が一気に爆発して
1947年2月28日
本省人が放送局を占領して日本語でこう叫んだ。
「台湾人よ立ち上がれ!!!」
しかし、外省人は無差別にアメリカから貰った機関銃で
一般市民もろとも撃ち殺して抑制した。
それはもうたくさんの人が殺されちまったわけよ。
なんせ合言葉が「99人を誤殺しても1人を逃すな!」
だからそれは酷いのなんのって。
三万人近くの方が亡くなった。
そんな事件が2度と起こらないように作られたのが2・28平和公園。
なげ〜〜話になってすんまそん。
しゃむじゃんは旅行行くと決めてから中国語よりも台湾の歴史を勉強してたのよ。
戦前生まれの方なら日本語を話せる人が沢山いるってのは知ってたから、
むしろ日本人だということで台湾人の方に戦前のことでなにか言われたら
どうしようってくそ真面目に考えたからね(笑)
アホな日本人が来たって思われたくないっしょ(笑)
歴史なんて中学校でもまじめに勉強しなかったのになぁ。

2・28平和記念碑
続いて中正祈念堂に再度行ってみた。
すると台湾人の兵士が行進している。
ちなみに台湾は徴兵制があるんよ。
ちょうど同じぐらいの年頃の兵士が銃をもって行進をしていた。
なるほど、日本の若者より凛々しいわけだ。

兵士の行進
次に向かったのは某番組で日本ではすっかり有名になった古亭小学校。
しかし、地図に小学校の場所が載ってない。
とりあえず古亭駅には着いたけどどうするべな。
こんな時は道行く人に聞くべし!
と、そこに丁度消防隊の方々がいるではないか。
早速アタ〜〜〜ック
カタコトの中国語で話してみる、消防隊の人は意味は理解してくれたらしい。
しかし、肝心のしゃむじゃんが消防隊の人のいってることがサッパリ分からん(笑)
すると消防隊の人がバス停まで連れていってくれて
「これにのって2つ目で降りれば着くぞ」
らしきことを言い残して職に戻った。
しゃむじゃんはひたすら謝謝しかいってなかったなぁ(笑)
何て親切なんだ台湾の人は♪
さて無事に古亭小学校に到着〜〜〜。
ちなみに某番組ってのは未来日記XをやってたTBSのあの番組ね。
未来日記Xはしゃむじゃん結構好きだったのよ。
まあ結局やらせだのなんだのって叩かれて、
未来日記で結ばれたかのように見えた台湾人女性と日本人男性も
2ヶ月で別れたのど〜〜だのっていろいろとあったけど、
まあドラマだと割り切って見れば問題ないでしょう。
TBSはヤラセが多いからなァ・・・
まぁとりあえず記念写真と。

未来日記で舞台となった古亭小学校
そんでもって台湾大学に侵入してぐるぐる歩き回った。
松山駅に向かう途中かな、お昼過ぎに少し疲れたなァって思って
ベンチに越しかけたらそのまま横になって寝てしまった(笑)なんて日本人だ。
まあさすがに異国の地で1人でいるといろいろと大変だよ。
10分ぐらいうたた寝したのかな。
さて、また歩き回るべと思った時に靴の紐がほどけているのに気がついた。
このスニーカーのヒモを結んだなら さぁ行こう
松山駅付近は台風の被害によって無残になった町を町の人総出で復旧していた。
ここでも台湾人の力強さを感じたよ。なんせ老若男女総出だったし。
ほんとならこの駅の付近でやるはずだった夜市を楽しみにしていたんだけど、
さすがにこれじゃぁ無理だなって思っていったんホテルに引き返した。

台風によって荒れた街並み
さて、やはり夜市には行きたいから別の所をさがしたら、
あったではないか西門駅よりもちょい先にある夜市が。
ふふ、徒歩1時間半掛けて行ってみました「銀河街観光夜市」。
台風の影響か、開いている店も7割ぐらいで士林に比べて活気がいまいちだったけど
それでも夜市は楽しい。
からすみが売ってたから初めて食ってみた。う〜〜む珍味としか言い様のない味だな。
イノシシが檻のなかにいたりとかちと残酷な絵もあったけど、
そこは人間が食べる以上しょうがないのだな。

銀河街観光夜市
ソフトドリンク屋で蜂蜜紅茶ってのを買って飲んだけど
べらぼうに甘い。喉が焼ける(笑)
夜も深けてホテルに戻るかなと引き返すことにした。
とりあえず西門駅に向かって歩いたんだけど
なんだか女性が声を掛けてくるではないか。
う〜〜ん、中国語だからよく分からんがおそらくお水系のお誘いだろうから
シカトしてとことこ歩いてたんだけど、結構くどかったから。
「不要」(プーヤオ)と言ったら引き下がってくれた。
後で友人に「西門駅ってお水系のお誘いって多いの?」って聞いたんだけど
「そうでもないよ、女性から声掛けられたのかい?逆ナンじゃん?」
って言われた。う〜〜む、もしそうだとしたら中国語をしゃべれなかったことを後悔するだろう。
なにはともあれ3日目も無事に終了。
ホテルに戻って早速中国語の復習をしてしまった(笑)
何て名残惜しい日々なんだろうってふと思ってしまった。
もっとお金貯めて2週間ぐらいいればよかったよと本気で悔やんだね。
(ちなみに台湾は2週間までの滞在ならビザがいらんのよ♪)