第3回(予備校生)


前編

大学入試に失敗し浪人生活を送るわけだが

ここでこれからの人生を左右する音楽に数々と出会う事になる。

高校生活をほとんど音楽と接することなく過ごしてきた私としては

音楽に飢えていた。

予備校に入り、高校時代の友達よりも中学校時代の友達と会う機会の方が多くなり

また洋楽にのめり込んでいった。

少しかじっていたローリング・ストーンズに完全にのめりこみ

煙草もセブンスターからキースの吸っていたマルボロに代えた。

当然アルバムは全部買った。東京ドームにも行った。

完全に俺はキースだった。

93キロあった体重も68キロまで落とした。

彼女らしきものも出来た。幸せの絶頂だった。

そしてストーンズにはまる一方でもう一人のアーティストにも出会った。

そうボブ・ディランである。

同じく浪人していた友人がディランの大のフリークで色々と教わった。

出来ないながらもギターも練習した。ディランの詩を理解しようと英語だけは勉強をした。

英語の成績は良かった。すぐにストーンズは忘れていった。

なんて言うか深みがあった。理解しがたいところもカッコ良かった。

後にはまるジャズを聞くときと同じ感覚で聴いている自分によっていた。

続く

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