1-1
服装から類推するに金銭的には普通であり、
家族の人数が多く、仲が悪くない所を見ると、
晩年は平和で幸せに暮らしたと推測される。

1-2
戦闘シーンで、手足がもげたり、銃弾で頭を撃ちぬかれたりして血の海が広がるなど、とにかく
グロテスクでリアリティが高かった。
視聴している側に嫌悪感を与え、二度とこんな残酷で恐ろしい戦争は繰り返してはいけないと
思わせるのに成功している。

1-3
気泡、水中の銃弾、吹き飛んでいる足、
人を巻き込んだ炎、兵隊の内臓、飛び散る血、
赤く染まった海、爆発シーン、頭を撃ちぬかれた人

1-4
監督の「真実を伝えたかった」というコメントを考えると、
このシーンは、戦争のなかにも普通の生活があるという事を
言いたかったと思う。

1-5
死の恐怖と、敵兵を殺してきた後悔から来ていると思った。
自分も気が付いていない恐怖心が発生している事を如実に表したものだと思う。

2-1
戦争で犠牲になるのは、兵士だけではなく子供のような一般の人であるというのを言いたかったのだと思う。

2-2
直前で見た航空兵隊の死体によって、衝動的に行動を起こした物と思う。
冷静な判断ができなかったために、そのような行動に出てしまったと思う。

2-3
部下を死なせる結果となった事に対し、自分のとった行動は正しかったのかどうか
という不安の念と部下を殺してしまった悲しさで一杯だと思う。
一人で泣いたのは、レーダーサイトの攻撃を指示したことに対する後悔の念により
部下に顔が向けられなかったのが大きいと思う。

2-4
教師は、人に物を教えるという、優しさや厳しさを持っていて、そして理性を強く持っている人だと思う。
そんな教師という設定にしたことで、優しさや強さを持ってる人が、戦争の中で部下達に
とても危険な目にあわせなくてはいけないというとても辛い立場にいて、
苦悩などの精神面を表す事ができるし、人間性を強調できるからだと思う。

2-5
レーダーサイトの戦闘で捕虜になった敵兵がエリート空挺隊員でなく命乞いをさせた製作者の
意図は、エリート空挺隊員よりも普通の兵隊である方が現実味が増すからだと思う。

3-1
史実に元ずいて作ってしまうとたぶん派手な戦闘もなく、ライアンと部隊が何事も無くアメリカに
帰ってしまうという尻すぼみな終わり方になってしまうため、架空のしかも物資・兵力の充実した
部隊が必要だったと思う。

3-2
結束力の高さをアピールするものだと思う。

3-3
あの場面ではアパムが右手を静かに引き金から放し、発砲の意志がない事を示したのを、
ドイツ兵はアパムを自分に取って危険な者でないと見抜いたから彼もまた発砲しなかった。
つまり、アバムは降伏したことと同じようなことをしたことになる。

3-4
命乞いをして助けてもらったミラー大尉に対して銃を向けさらには殺してしまった。
そして、アパム伍長がこの兵士を殺すといったシーンを挿入した製作者の意図は、
人間は戦争のような極限状態になると、助けた人も平気で殺すことができる(殺さなければならない)ように
なってしまうという事を言いたかったのだと思う。
だが、何かうまくでき過ぎているような感はあったが。

3-5
兵士達の犠牲にかなうかどうかは、J.ライアンの心の持ち次第だと思うが、
ラストで妻に「私は良い人生を?」と聞いていることから、兵士達の犠牲にかなうとは本人は思っていない、
もしくは自信がないと思われる。
任務と自分のために戦ったと思う。

3-6
愛国精神の表れだと思う。

4-1
当時を演出したかったからだと思う。

4-2 故郷・故郷で待つ家族を愛する人が多く描写されていたと思う。
戦争という命のやり取りだけではなく、人間の心情(特に愛情)が強調されていたと思う。

4-3 アメリカ軍中心に描かれているが、アパム伍長を見逃したシーンや、レーダーサイトで捕虜に
なった兵士が命乞いをする場面などから、ドイツ軍も同じ状況で戦っていて同じ人間だと思った。

4-4 ライアンを連れ戻せという任務を不合理だと一番に感じていたのはミラー大尉本人だと思う。
人が理性を保っているとすれば、人を殺すこと自体が不合理なことである。しかし、
この状況から逃げることはできない。だからこそ、自分たちの任務を果たすことでしか
自分自身の人間性というものを保つことができなかったのだと思う。

4-5
従わなければ自分達に軍罰が下ってしまうので、任務を実行すると思う。

4-6
日本のは戦争とはいけないものだ、絶対に繰り返してはいけないと直に呼びかけている印象を受けた。
しかし、プライベートライアンという映画は実際に戦争反対とか戦争万歳などそういったことを
直接呼びかけてはいない。
だが、リアルな戦闘シーンは戦争に対する恐怖感を煽るのに成功していると思うし、
その事が戦争はしてはならないと思わせることができると思う。

4-7
「グロテスクであった。」はまさに戦闘シーンがそうであったと思う。
「スピルバーグ特有の多すぎる説明的カットも少ない。」は、自分は映画を見ないので、
なんとも言えないが、確かに説明的なものは少なかったと思う。
だが、説明してくどくなるより何も言わず見せたほうが、ストレートに伝わるような気はした。
自分は映画(特に戦争映画)に興味はなく、このような課題がなければ一生見なかったと思う。