コーシーと恋愛
走りすぎてく単車も
グれていくも俺も
誰も気付かないくらいの道のぼこぼこも
佇む俺の影も
俺の硬過ぎる拳を揺らした風や
花をつけ終った紫陽花の緑も
いっしょくたになって単車の後ろに消えてくので
俺はそれを覚えているために
18万で買ったリッケン325を弾くみたいに
心のどっかに映しこむ
”忘れてしまいなさい”
とだれかが言うのを待っている
”どうせあなたの見るのは歪んだ教師の虚像だから
あなたの解答用紙はデタラメなんだから”
”それでも良いんだ”って俺が言うのは
きっと君もわかってるんだけど
だって今までもこれからも俺がするのはそんなことなんだから
”忘れてしまいなさい”
とだれかが言うのを待っている
ねえみんなどっかに消えてくんだよ
(2001/05/19)
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