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素晴らしいアルバム達



アルファベット順に並べてあります。

BON JOVI ジーズ・デイズ
 今のところ、ボン・ジョヴィの最新作。

 美しいバラードの宝庫だと思うのですが「老け込みやがって」というような意見をよく聞きます。まあ、確かに「あまりにもバラード・アルバム」という感じがしなくもないのですが。

 でも個人的には、昔のハデハデなボン・ジョヴィはあまり好きじゃないので、枯れるのは大賛成です。次回作は、さらにカラカラになっていることを期待しています。

 夕日を眺めながらこのアルバムを聴くと、いい気分です。

DREAM THEATER メトロポリス・パート2
 プログレ・メタルバンド「ドリームシアター」の最新作。

 名作と呼ばれた2ndアルバム以来、あまりパッとしないアルバムが続いていましたが、今回のは強烈でした。
 アレンジの幅がさらに広がったな、という印象で、ジャズやらゴスペルやら、もう何でも有りです。
 ここまでやると、収拾がつかなくなってもおかしくないと思うのですが、印象的なフレーズやメロディをうまく使って、見事にまとめています。

 インスト・パートが幅をきかせている代わりに、ヴォーカル・パートが抑えられていますが、要所要所で入るバラードでの歌が素晴らしく、存在感は充分です。「コイツ、こんなに歌うまかったんだなぁ」と、見直しました。

 アルバム後半の流れが特に素晴らしく、「スピリット・キャリーオン」という曲は鳥肌モノです。天国が見えます。

HANSON キラメキ☆ンーバップ
 アメリカのアイドル・バンド、ハンソンのアルバム。

 冗談でもなんでもなく、かなり良いアルバムだと思います。 ボン・ジョヴィの曲をMR.BIGがカヴァーして、ポップス系プロデューサーが仕上げた、という感じです。
 これらの要素にピンと来た方、邦題の恥ずかしさを跳ね退けられる方は、一度聴いてみてください。
 演奏面に多少のウソ臭さはあるものの、楽曲の良さとコーラスの美しさは「本物」と言えます。

 ただ、この後に出たライヴ・アルバムでは、早くも「声変わり」していました。黄金期は過ぎ去ったようです。

 グッバイ、ハンソン。

JASON BECKER パースペクティヴ
 現在は不治の病で寝たきりになってしまった、元・超絶速弾きギタリスト、ジェイソン・ベッカーが、ギターが弾けない代わりにコンピュータ等を使って書き上げた曲や、健康だった頃に録音しておいた未発表曲を、ミュージシャン仲間や家族の協力のもとに仕上げ、完成させたアルバムです。

 最後の一曲以外は、全てインスト・ナンバー(歌なし)となっていますが、その出来はなかなかのものです。
 特に3曲目の「END OF THE BEGINNING」は、楽曲・演奏ともに凄まじいものがあり、初めてこの曲を聴いた時は号泣しました。
 彼の病気が直る事を、心から祈っております。

KORN フォロウ・ザ・リーダー
 ひたすら重苦しい近代ヘヴィ・ロックに、ヒップホップ調のヴォーカルやブラジル民族音楽風のトライバルな要素を取り込み、現在、ヘヴィ・ロック界のトップに君臨する「コーン」の3rd。

 コアなファンに言わせると「ポップ過ぎる」らしく、あまり評判は良くないようなのですが、「怒鳴りっぱなしアルバム」や 「愚痴りっぱなしアルバム」が聴いてられない俺には、久々に丁度良いバランスを持った作品でした。

 ちなみに「原点回帰」をうたった最新作「イシューズ」は、楽曲に面白みがなく、殆ど魅力を感じませんでした。

 それにしても、ここのドラム、ベース、ヴォーカルは本当に上手い。素晴らしいです。あまりの凄さに、ギターの印象が残りませんが、まあ、そういうものなんでしょう。

METALLICA ロード
 コアなメタリカ・ファンの間ではクソミソに言われているアルバムですが、ブラックアルバムから入った俺にとっては特に文句は無く("The outlaw torn"や"Thorn within"の様に、つまらない曲も数曲ありますが)、名作と言えると思います。

 各曲ともフックがあるし、ジェイムスの歌も素晴らしいし、ラーズのドラミングもひたすら気持ちいいし。
 まあ、確かに「メタル」ではないし、「バッテリー」みたいな速くてドラマティックな曲も聴きたいけど、、、。でもやっぱりこれは名盤だと言えます。

 ちなみに、コアなファンのゴキゲンを取るために、この後出されたアルバム「リロード」は、どっちつかずの駄作だと思いました。

RAGE ブラック・イン・マインド
 ジャーマン・メタルバンド「レイジ」の、8枚目のアルバム。

 伝統的なメタルの要素と、モダン・ヘヴィネスが絶妙なバランスでブレンドされており、また、レイジならではの個性が爆発している、という歴史的名盤!、、、だと思うのですが、世間の評価はいまいちパッとしません。謎です。

 恐らく、マンニ・シュミット(前任ギタリスト)の脱退、そしてツインギター採用による「トリオ編成崩壊」が、コアなファンには許せなかったのでしょうが、「そんな事ぁどうでもいいだろ!楽曲の完成度の方が重要なんじゃねえのか!?」と言いたい!です。

 この「レイジ史上最もトンガったアルバム」がいまいち不振だった上に、この後ちょろっとやった「オーケストラとの共演」がウケてしまったおかげで、レイジはこれ以降どんどん丸くなっていってしまいました。

 この作品に匹敵するバンド、アルバムを探し続けていますが、いまだお目にかかれません。あ〜あ。

RAGE ザ・ミッシング・リンク
 同じくレイジの7枚目のアルバム。

 こちらは「レイジ本来のスタイル」の最終形態と言える作品になっています。
 他のバンドでは絶対出てこないようなトリッキーなリフと、不可思議なメロディの宝庫です。

 個人的には、ちょっとスネアが浮いてる感じがするのと、ミドルテンポの曲がやや弱いのが気になりますが、それらを補って余りある名曲が多数収録されています。

 ちなみに、国内盤にボーナストラックとして収録されている「ANOTHER KIND OF MADNESS」は”超名曲”なので、購入する際は必ず国内盤を買いましょう。男の哀愁(歌詞はあんまり関係ないけど)を感じさせる、素晴らしいアコースティックナンバーです。

 本作を最後にギタリストのマンニ・シュミットが脱退し、長年続いたトリオ編成に幕が降ろされました。

Shaw&Blades ハルシネイション
 ハードロックバンド「ダム・ヤンキース」のメインソングライターである、トミー・ショウとジャック・ブレイズのプロジェクト。

 発売当時はアンプラグドブームの真っ最中で、猫も杓子もアンプラグド・アルバムを発表していたため、「お前らもかよ。まあいいや、小銭稼いで早いとこハードなアルバム出してくれ」ってな扱い(笑える事に、アルバム解説もこのスタンスで書かれています)で流されてしまいました。
 しかし彼らは本気だったらしく、発売後にやっと掲載された各雑誌のインタヴューでは「本当に良い曲が揃った。ベストを尽くしたし、このプロジェクトは是非とも成功させたい」と力説していました。なんとも哀れです。

 てなわけで、ハードな要素は一切なく、全編アコースティックな雰囲気のアルバムですが、とにかく曲が素晴らしいです。
 なんと言うか、、、オールディーズやらビートルズやらに通じる「不変的なメロディ」が詰まっているアルバムです。聴き終えると、なんだか優しくなってしまいます。

 余談ですが、ドラムの音が最高です。

U.D.O. タイムボム
 元アクセプトのヴォーカリスト、ウド・ダークシュナイダーがアクセプトから脱退し、そして結成したバンドの4枚目。

 CDのタスキに「”ピュア・ヘヴィ””ピュア・メタル”ーACCEPTの意志を継承するジャーマン・ヘヴィ・メタルの王者U.D.O.の意地が爆発!」とあります。その通りです。捨て曲一切無しの名盤です。

 が、メタルに慣れていない人が、いきなりこれを聴くと死んでしまいます。気をつけてください。
 当時ジャパメタばっか聴いてた俺が、タスキの文句に惹かれて初めて買った洋楽メタル・アルバムがこの「タイムボム」なのですが、死にかけました。

 タイトでヘヴィなリズム隊、華麗に舞うギターと、怒り狂ったドナルド・ダックのようなウドの歌が、渾然一体となって押し寄せてくる様は、あまりにも強烈です。

 今でこそ「ウドは世界1のメタル・シンガーだ」と思っていますが、最初は「失敗した!タスキに騙された!でも、解説には”素晴らしい”って書いてあるし、プレイヤーって本にも”これぞジャーマン・メタル”って書いてあるし、俺が間違ってるんだ、これがメタルなんだ」と自分に言い聞かせて、無理やり聴いていました。

 ウドに慣れ、「どんなヴォーカルも恐くないぜ!」と、変な自信を持った俺でしたが、この直後、レンタル屋でブラック・サバスの1st〜3rdを借りてきてしまい、再度悩み苦しむ事になりました。

VAI セックス&レリジョン
 「変態ギタリスト」スティーヴ・ヴァイが、初めて専任ヴォーカリストを迎えて作ったアルバム。

「ヴォーカルもの」として仕上がっていますが、それでも演奏のレベルは激烈です。さらに捨て曲なし!という素晴らしいアルバムなのに、どうにも売れません。

 日本のギターキッズの皆さん、インギーもいいけど、もっとヴァイを聴きましょう。テクニックはもちろん、音楽に対するアティテュードなど、学ぶべき所は山ほどあります。
 って、そんな事は俺に言われんでもわかってるか。失礼しました。

桑田 圭祐 孤独の太陽
 ‘94年に発表された、サザンオールスターズのヴォーカリスト・桑田のソロアルバムです。

 俺なんかが今さらオススメしなくても、本作は充分売れてると思いますが、それでも紹介させて頂きます。どうにも本作は過小評価されている様に思えるので。

 ここでの桑田はひたすらマジで毒々しく、サザンで聴けるオチャラけた雰囲気は皆無です。ラヴ・バラードも一切ありません。社会への様々な不平・不満を「これでもか!」と言うくらいブチまけています。あまりのストレートさ・毒々しさのせいで、本作はサザン・ファンには評判が悪いようです。
 曲調は土着的なブルーズ・ロックや、アコースティックなものが多く、これもまた本作のストレートな歌詞を強調する一因となっています。

 なんと言うか、、、「売る相手を間違えた作品」としか言いようがありません。「普通のポップス・リスナーは、こんなの喜ばねぇよ!」と言わずにはいられない、そんな内容です。
 「サザン!?そんなヤワなモン聴かねぇよ!」「ニッポンのポップス歌手なんざクソ食らえだ!」などと言わず、「反骨精神」を持っている方は是非聴いてみて下さい。気に入ると思います。

 それにしても、かつてここまで毒を吐いてくれた「日本のポップスター」なんていたでしょうか?いねぇよなぁ、、、。

 あ、どんな歌詞か興味のある方は、当HPの「この1曲」という コーナーを見てみてください。「貧乏ブルース」という曲の歌詞を紹介してあります。最高です。


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