僕は 君に 愛情を注いでいた
来る日も いつの日も 必ず
それが 怒りや悲しみだとしても
それが 喜びや楽しみだとしても
僕は 何に 目を向けていたのだろう
やってくる朝日に 去っていく夕日に
それが 幻想への一歩だとしても
それが 現実への入り口だとしても
僕は 君に 恋をしていた
いつの日も どこにいても 必ず
それが 寂しさや劣等感の中にいても
それが 充実感や優越感の中にいても
しかし 今日 何の前触れもなく
しかし 今日 何のざわめきもなく
君への愛情は 風にとばされる羽のように
フワフワと 行く当てさえもわからないまま
さらさらと 弧を描くようにスーット
僕の胸の奥で 抹殺された
愛情の解放
僕の愛情を 君に どうあげればいいのか
来る日も いつの日も 必ず
それが 虚しさと罪悪感だとしても
それが 愛おしさや愛くるしさだとしても
僕は 何に 目を向ければいいのだろう
やってくる感情に 去っていく空虚感に
それが 蜃気楼への一歩だとしても
それが 本物への手掛かりだとしても
僕は 君に 恋をしている
いつの日も どこにいても 必ず
それが 嫉妬や妬みの中にあっても
それが 幸せや快楽の中にあっても
しかし 今日 何の前触れもなく
しかし 今日 何のざわめきもなく
君への愛情は 離陸する戦闘機のように
まっすぐに 目的地に向かって
さっそうと 一直線にサクッと
僕の胸の奥から 解放された





