バイト奮闘記 その7 2003/9/15 



ついに、バイトをやめることになりました。

そこで、今回からは、

「今までのバイトでの思い出」

を、中心としてここのコンテンツをどうにか運営していきたいとおもいます。


ご了承ください。






さて、

このたび、バイトをやめることになったので、

わたくしノヴォールの代わりに、日曜に入ってくれる新人さんのお話をば・・・


その新人さん。

その名を

Tくん

と申します。


Tくんは、
わたしの最後のバイトの日(9/14)と、
その前の日曜(9/7)と、二回ほど一緒にバイトをしたんです。

9/7は、何事もなく、

というか、

はじめての客相手のバイトらしいので、
動きのぎこちなさも、どこかほほえましく見えたのですが、


最後のバイトの日。9/14にわたくしの門出が

新人教育ノイローゼにて退職

のように、感じられてしまうような雰囲気になってしまいました。


では、そのXday(9/14)を順を追って見ていく事にしましょう。



・9/14 9:50〜・

バイト先についたわたしは
今日でバイトも最後か・・・と思いながら、
エプロンを着る動作にも気合を入れながら、

「よし!最後の最後まで気を抜かずにやり遂げよう!!」

と、意気揚揚とレジに向かいました。


レジには、すでに、みなさんご存知Oさんが
朝のレジ周りの支度をしています。

「おはようございます。」

「あ、おはよう。」

いつもどおり、かわされる挨拶。
(・・・ああ・・これも、今日で最後か・・・)
などと思いながら、わたしも朝の支度に入ります。

「あ、そういえば・・・」

「はい?」

「先週、オレさ。Tくんを、
少し変わってる人かもしれないって、いったじゃん。」

「ああ、はい、いってましたね。
でも、あれは、最初だからって緊張してたんじゃってことに・・」

「ところが、そうじゃなかったんだ。
こんなことがあったんだよね。」


始業時間の10時は過ぎたので、客がポツポツ入りだしました。

そんな客を半ばそっちのけにして(誇張表現)話は続きます。


「ああ、そのTくんは今日は、1時から入ってもらうんだけど、
この前、客注の本が入ったんで、電話してくれるよう頼んだのね。
そしたら、いつまでたっても電話しないんだ。
それで、『どうしたの?』って聞いたら、
『・・・この字・・・なんて読むんですか?』
っていってきたんだ。」

「なるほど。で、どんな字だったんですか?」

またまた、Oさんの顔が
微妙に半笑いを帯びてきました。

「平和の和に夫」

「!!!!!!!!!!」

返す言葉が思い浮かびませんでした。

「あとね、こういう苗字あるじゃん。」

店のパソコンに何かをうちこんでます。
そこに表示されたる言葉は・・・

「服部」

「これを、彼は普通に『ふくべ』って読んでたからね。」

「あとね。美しいに稲穂の穂っていうのも読めなかったからね。
美穂(みほ)なんて、すごくよくある名前じゃん。」

「んで、彼は、そういうことがある度ごとに言い訳をしてきてね。
『ずっと、パソコン関係の専門学校に行ってて、忘れちゃったんです。』
とか、
『名前の漢字には、弱いんですよね。』
だって。」

さて、ここで少々解説が入りますが、
彼、Tくんですが、
この春に、コンピューターグラフィックス関係の専門学校を卒業したそうなんですが、
残念ながら、就職口が見つからず、仕方なくうちでバイトをしているらしいんです。

では、続きをどうぞ。

「そ・・・そうなんですか・・・」

「ま、たしかに名前に使われてるから、
名前の漢字だけどさ。」

(笑)

「今日は・・・覚悟したほうがいいよ・・・」

「・・・肝に命じておきます・・」

「ああ、あと、キミの送別会の話だけど・・・」


朝っぱらから、今日という日に、一抹の不安が・・・


・9/14 12:50〜・


Tくん、出勤


やってまいりました。
世紀末覇王の到来です。(笑)


まず、OさんTくんに
ハンディモップを渡しながら、仕事を言い渡しています。

「それじゃ、まず、このモップで本を掃除しながら、
本の位置を、だいたいでいいから覚えてきて。
あ、それで、雑誌は特に注意して覚えてね。よく聞かれるから。」

「はい」

返事はよろしいTくん。
モップで店全体の本をほこりをとりはじめたTくん。

さて、どうなることやら。

しばらくして、店全体を一周しおわったようで戻ってきました。

「どう?雑誌の位置は大体わかった?」

「・・・多分。」

「!!!」

今、お主。「多分」と申したな。
この状況、この質問に「多分」という受け答えが正しいかどうか、小一時間問い詰m(以下略)

まぁ、それは置いといたとしても、
実際、この質問に対して、
「多分」
っていう答えは、少々まずいと思いますね。

Oさんは、こんなにきさくで、
レジでは、わたしとよく笑いあってるようなひとなんだから、
そんなひとが、こう聞いてきて、
「・・・まだまだ全然覚えられないですぅ・・・なんか覚えるいい方法はありますか・・?」
って答えたからって、
「馬鹿野郎!!!何を甘ったれたことを言ってるんだ!!!」
ってブチ切れるような人間ではないことは
Tくんにも十分伝わってるとは思うんですが・・・



とにかく。
午前中になんとなく感じた不安は、
この一連の会話の流れで、

今までにない妙な疲労感を醸し出す職場

に、姿を変えつつありました。






では、わたしがもっとも恐れていた事件が起きt・・・



おっと、
どうやら、具体的内容は、次回にします。


気持ちの整理をつけてから(てへ




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