星の涙


綺麗な星空を1人眺めていた。
貴方と来るはずだった海岸に、私は1人で立っている・・・。
波の音だけが静かに星空の夜を歌っている。
たくさん泣いたはずなのに、熱い涙が頬を濡らしていく・・・。
何が悲しくて泣いているのだろう?
何がそんなに辛いのだろう?
答えを出せないまま、眼から大粒の星くずがこぼれていた。
夜空に貴方の顔を描いてみても、貴方は、もう来ない・・・。
1人むなしく時だけがすぎていった・・・。
その夜は、私の周りだけ時が止まったみたいだった。
ただ、波の音だけが優しく私を包んでくれていた・・・。
そして、私も・・・夜空の星達と踊る、波になった・・・。