<2> 選手の配置
次にフォーメーションの例を示します。
○=FW
△=MF
□=DF
を意味しています。
(※キーパーは書いていません。)
(1)4−3−3
○
● ●
△ △
▲
△ △
□ □
▲=ボランチ
●=ウイング
(2) 4−4−2
○ ○
△ △ △ △
□ □ □ □
(3) 4−3−1−2
○ ○
★
△ △
▲
□ □
□ □
★=トップ下
(4) 3−4−3
○ ○
★
▲ ▲
△ △
□ □ □
★=トップ下(FWとしてカウント)
▲=ウイング(MFとしてカウント)
<解説>
(1) 4−3−3
このフォーメーションは個人的にすごく好きです。
というのは、自分の好きなチーム、バルセロナ(以下バルサ)が
これだったからです。
このフォーメーションは左右のウイングとサイドバックが特徴的です。
この4人はサイド攻撃を頻繁に行い、サイドを走ってセンタリングを上げるか、
中に切れ込んでシュートを撃ちます。
97-98シーズンのバルサは右ウイングにフィーゴ、左にリバウド、
右サイドバックにレイツィハー、左にセルジを擁し超攻撃的布陣を敷きました。
しかしどんなフォーメーションにも必ず穴は存在します。
この場合は守備の面を上げることができますが、
当時のチームはDFを十分サポート出来るすばらしき守備的MFがいました。
それがルイスエンリケ・コクー・そしてグァルディオラです。
ルイスエンリケ・コクーは攻撃も守備も得意とし、
スタミナも切れることがありません。
キャプテンをつとめたグァルディオラはチームの生命線。
ボールは全て彼を経由して、前線に供給されます。
ボランチというポジションにおいて、彼は世界最高と言える選手です。
(2) 4−4−2
この図の場合ではMFとDFが並んでいます。
このフォーメーションをよく使うチームで代表的なのが
マンチェスターユナイテッドです。
(3) 4−3−1−2
このフォーメーションで特徴的なのはトップ下のポジションが存在することで、
「ファンタジスタ」が欠かせないのは言うまでもありません。
2000-2001シーズンのユベントスはこの布陣でスクデット獲得に挑みました。
当時のトップ下にはあのジダンがいました。
図を見ても分かるように、トップ下を敷くこのフォーメーションでは
MFがひし形になっています。
(4) 3−4−3
このフォーメーションで2000-2001シーズン、
ローマはスクデットを獲得しました。
トップ下はトッティが、
左右に開くウイングのようなMFは左をフランス代表のカンデラ、
右をブラジル代表のカフーがつとめていました。
日本のメディアではトップ下のトッティや日本の中田などに
注目されがちでしたが、ウイング2人の存在や、他の守備的MFの存在、
DF、FW、KPの存在は軽視すべきものではありません。
セリエAで優勝するチームというのはFW・MF・DF・KPの全てが
代表クラスである、と言うのはもはや言うまでもありませんが、
そのフォーメーションにおいて、個人が最高のプレーをして、
チームが連携を成して最高の結果を出せた唯一のチームがスクデットを
獲得できる、と言えます。
ですから、大金をはたいて優秀な選手を獲得しても、チームとして
機能しなくては意味がないのです。
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