ウマいこといけへんなぁ。

2002.10.07(月) 三強の一角、健在
  関西は阪神から京都へ、関東は長かった新潟から中山へ開催場所を移した。いよいよ秋
 競馬も本番、といった感である。
  昨日は、秋の天皇賞(G1)、あるいはアルゼンチン共和国杯(G2)を睨む実力馬た
 ちが両メイン重賞に登場。頭数はやや寂しかったが、見応えのあるレースとなった。
  中山競馬場のメインは毎日王冠(G2)。春のグランプリホース・ダンツフレーム(牡
 4)が登場。しかし馬体重マイナス18キロ、調整失敗か、春の激戦の疲れがまだ尾を引
 いていたのだろうか、直線伸びず5着と敗れた。勝ったのは関屋記念(G3)を圧勝した
 マグナーテン(せん6)。逃げ切りだった。2着にエイシンプレストン(牡5)、3着に
 アメリカンボス(牡7)と、1〜3着をマル外が独占、展開的には行った行ったの競馬で
 あった。サンライズペガサス(牡4)が4着。ただ、マグナーテンからダンツフレームま
 での差はタイムにして0.6秒、それ以上に僅差であると感じた。G1ともなると、今回
 のように楽に先行逃げ切りができるわけではない。ダンツフレームも、本番ではきっちり
 仕上げてくるだろう。もし人気落ちなら、狙い目だ。スペシャルウィークの例もある。
  京都競馬場のメインは京都大賞典(G2)。テイエムオペラオー、メイショウドトウと
 並び称された三強の一角、ナリタトップロード(牡6)が姿を見せた。悲願の2つ目のG
 1タイトル奪取に向け、メンバー的にもここは落とせない一戦。結果、ナリタトップロー
 ドの圧勝であった。今年末で引退も決まっている。ぜひとももう一度G1を勝ってほしい
 ものだ。2着にツルマルボーイ(牡4)、ツルマルボーイは直線不利を受けながらグンと
 伸びた。3着のタップダンスシチー(牡5)をハナ差交わしたが、プラス12キロの馬体
 重、秋初戦ということを考えれば、やはり上位2頭の実力は抜けている。
  しかし、この両重賞の出走頭数が揃わなかったことの原因は何だろうか。様々あるのだ
 ろうが、ステップレースとして本番前3週(中2週)に位置していることが嫌われている
 要因のひとつではないだろうか。競走体系全体から見れば、中2週で本番を迎える路線は
 ほとんどない。他の例として、先週行われたスプリンターズステークス(G1)のステッ
 プレースであるセントウルステークス(G3)、京成杯オータムハンデキャップ(G3)
 が中2週で組まれているが、これなど尚更ひどく、G2ですらない。賞金を積んだ実績馬
 は、酷斤量と中2週という重苦を背負うことになり、ぶっつけ本番で出ざるを得なくなる。
 こういう事態は予想する側にとっても判断材料を欠くことに繋がることを、JRAは考慮
 して番組を組んで頂きたい。

2002.09.19(木) 名牝誕生
  ファインモーション(牝3)。
  ローズステークス(G2)圧勝。
  言葉はいらない。
  脱帽。

  追伸
   勝春もよくやった。

2002.09.12(木)
  先週から、関西は小倉から阪神へと開催場所を移し、いよいよ秋競馬のスタートである。
 今年の秋競馬は、東京競馬場が改修工事のため、9月を新潟、10月から年末までを中山
 で開催することになっている。ジャパンカップ(G1)が中山芝2200mで開催された
 り、スプリンターズステークス(G1)が新潟で…と、普段とは違うコースというわけで
 あるから、予想にも変化を付けなくてはならないだろう。といっても、ただでさえ当たら
 ない予想が、激しく当たらないものになるだけの話である。
  先週は、土・日曜で3つの重賞があった。
  土曜日の阪神メイン・朝日チャレンジカップ(G3)は、秋の天皇賞(G1)に繋がる
 レースとして編成されているが、繋がった試しがないように記憶している。馬体をキッチ
 リと絞ってきたタップダンスシチー(牡5)が差しきり、2着には小倉記念(G3)でも
 2着と好走したイブキガバメント(牡6)が入った。○外の注目3歳馬・トゥルーサーパ
 ス(牡3)は3着。メンバーが薄いな、という印象のレースだったが、開幕週とはいえ、
 コースレコードの1分58秒1の勝ち時計は秀逸であろう。
  日曜新潟のメインは、京成杯オータムハンデキャップ(G3)。これまた−18kgと
 絞ってきたブレイクタイム(牡5)が1番人気。2着ミデオンビット(牡5)に4馬身差
 をつけて快勝。これまた1分31秒9という好時計。しかし−18kgで552kgとは。
 まさに重戦車である。この調子なら、マイルCS(G1)はもちろん、天皇賞・秋(G1)
 でも十分勝負になるのではなかろうか?
  阪神では、セントウルステークス(G3)が行われた。3週後のスプリンターズステー
 クス(G1)を予想する上で、重要なレースである。1番人気は、ビリーヴ(牝4)。こ
 こでも1番人気馬が2着に4馬身差をつけて快勝。1分7秒1はコースレコード、中団に
 位置取り、直線最内を堂々と抜け出し、死角のないレース運び。豪快に追い込んできたパ
 イアン(牝4)が、逃げたカルストンライトオ(牡4)をハナ差交わし2着。以下、テン
 シノキセキ(牝4)、テンザンデザート(牝4)と続き、「夏は牝馬」というセオリーの
 生きたレースとなった。

2002.09.06(金)
  今年の日本ダービー(G1)馬・タニノギムレット(牡3)が故障、引退を決めた。
  NHKマイルカップ(G1)を3着後、ダービーに進み見事優勝。強烈な末脚が武器の、
 紛れもない名馬だった。
  しかし、アーリントンカップ(G3:1着)からスプリングステークス(G2:1着)、
 皐月賞(G1:3着)、マイルカップ、ダービーという厳しいローテーションを歩ませた
 ことが、今回の浅屈腱炎発症に繋がったという見方もできる。
  テイエムオペラオー(牡6:種牡馬)とライバル・メイショウドトウ(牡6:種牡馬)
 や、クロフネ(牡5:種牡馬)の引退でスターホース不在のいま、後継第一候補だったタ
 ニノギムレットがはやターフを去ることとなったのは、非常に残念でならない。
  今はただ、種牡馬としてダービー親仔2代制覇を達成してほしいと願うばかりだ。

2002.09.04(水)
  さて、月曜日の小倉代替競馬。
  これで今年の小倉とも、いよいよお別れである。今年は初めて小倉競馬場に行ったし、
 思い出深いものとなった。
  メインレースは、西日本スポーツ杯(1000万下)。サンデーサイレンス産駒・マンデー
 ムスメ(牝3)が1番人気に応えて快勝。2着は2番人気マルカサワヤカ(牝4)、これ
 またサンデーサイレンスの仔で、先日亡くなった父に届けといわんばかりの決着。
  また月曜日だけにマンデームスメだな、というのもビンゴ。ここまでくる
 といささか出来過ぎの感ありだが、これも競馬だよなぁ。
  今夏の小倉で最も印象に残った人に贈られる、小倉ターフ賞の発表があったが、名前を
 聞いて耳を疑った。な、なんと、高橋亮である。
  印象に残ったといえば、ある意味その通りなんだけどねぇ…
  まさかキミがもらうとはねぇ…

 辞退せぇよ(怒)

2002.09.03(火)
  今年の小倉開催も、先週で終わり。と思いきや、台風の影響で土曜開催が中止となり、
 おととい月曜日に代替された。
  日曜日は新潟で新潟2歳ステークス(G3)、小倉で小倉2歳ステークス(G3)がお
 こなわれた。新潟2歳ステークスは、今年から芝1600メートル戦となり、今後の2歳
 戦線を占う重要なレースとなることは間違いない。メンバーも揃った感。1番人気はマル
 ロス(牡2)。ここは、最近調子に乗っている田中勝春騎乗の、ワナ(牝2)で勝
 負。そのお隣に入ったヨシサイバーダイン(牡2)と、マルロスも一応押さえ。結果、ワ
 ナとヨシサイバーダインの猛烈な叩き合いの末、ハナ差でワナが優勝。勝春の勢いがそう
 させたのだろうか。しかしこの時期の2歳戦で1分33秒8(レコード)とは…新潟競馬
 場が、小細工の効かない競馬場であることが改めて証明された1戦でもあった。
  馬券のほうも、カッチーにひさびさいい思いをさせてもらった。が、こんな勝ちではキ
 ミから受けた損害はまだまだ埋まらないのである。マルロスは3着。
  小倉2歳ステークスのほうは、新馬戦をぶっちぎりで勝ったチャニングガール(牝2)
 が断然の1番人気。しかし、小倉の芝も最終週ともなるとボロボロで、レース前から順当
 には収まりそうにない雰囲気たっぷり。案の定、正攻法で押し切り体勢だったチャニング
 ガールが、荒れた4分所を通ったため失速。外の良い所を回った10番人気・メイプルロ
 ード(牝2)が、先行したブルーコンコルド(牡2)をこれまたハナ差差しきり優勝。3
 着に8番人気ダイキチムスメ(牝2)が入り、3連複62780円と大荒れ。チャニング
 ガールは5着入線だったが、4着入線マルブツタイクーン(牡2)が妨害降着となり、繰
 り上がり。しかしまー今後に繋がりそうにないレースだなぁ。競馬中継司会の高橋源一郎
 さんが3連複見事的中。大坪元雄先生が、またもや小倉さんざいステークスと言いか
 けていたのはご愛敬。
  札幌メインHBC賞(1000万下)は、1番人気ネームヴァリュー(牝4)が出遅れて
 7着、大外トニーディアマンテ(牡3)が豪快に差しきり優勝。2着とハナ差、以下6着
 までクビ・クビ・クビ・クビ差という大接戦だった。2番人気ミスキャスト(牡4)は4
 着、ここらで負ける筈ではない馬なのだが…しかし見せ場はあり、今後に期待。

2002.08.30(金)
  もうひとつ、小倉のみやげ話をば。
  帰りの新幹線に乗ったとき、自分の座席を探してうろうろしていると、前からどこかで
 見た顔が…短髪にヒゲ、ヤクザのようなそのいでたち…
  まぎれもない、テレビ競馬中継解説者で競馬ブックの藤井嘉夫さんであった。
  「あ、藤井さんだ!」と思わず声をかけそうになったが、ここはガマンガマン。
  その日の競馬ブックがカバンの中にあったので、そこにサインでもしてもらおうと思っ
 て狙っていたのだが、酒好きの藤井さんはすでに一杯ひっかけていたようで、すぐにご就
 寝。
  たびたび様子を窺えど、一向に起きる気配なし…
  無念…こんなチャンスはめったにないぞ…
  僕たちは岡山で下車する。もう時間がない。
  相談の結果、友人がゴミを捨てにいくふりをし、カメラを忍ばせパチリと失礼すること
 になった。
  帰ってきた友人は、「ん〜、田代まさしとかわらんな〜」といいつつ、不敵な笑み。
  さてさて翌日、早速現像。
  そこには、口を半開きにして眠る藤井さんの顔がバッチリ写っていたのであった。

2002.08.28(水)
  さて、不定期日記の更新もおぼつかないのに、また新しいコーナーを作るという暴挙に
 出てしまったのである。好きな分野であれば、精勤に更新するであろうという甘い考えに
 よる。当方、生来横着者なれば、日記同じく無様になりたれども、平にご容赦ご勘弁の程
 をば乞い奉らん。

  先週の土曜と日曜、初の小倉競馬場遠征。とてもきれいで、人もそんなに多くなく、快
 適なことこの上ない。京都や阪神のゴミゴミした雰囲気も、それはそれでいいんだけどね。
  人が多くないせいか、ベビーカーに幼駒を乗せた親子連れが目に付く。芝生の上でお
 弁当広げたりして、アットホームな雰囲気だ。
  小倉競馬場は平坦コースで、約300メートルの直線は、本当にきれいなフラットであ
 った。芝コース全体の高低差は2.96メートルあり、実は中央競馬10場のうち第5位
 の高低差である。ちなみに、最低はほとんど高低差のない札幌競馬場、最高の中山競馬場
 は4メートルを超える。

  土曜日の小倉メインは玄海特別(1000万下)。きっちり仕上げてきたアグネスストーム
 (牡4)が逃げ、昇り馬マヤノグレイシー(牡3)をアタマ差しのぐ。菊花賞(G1)を
 視野に入れているであろうマヤノグレイシーは、ここは勝っておきたかったところだが、
 トライアルに権利取りをかける。まだキャリアが浅いだけに、先々が楽しみな1頭だ。
  それにしても、2番人気を背負いながら、前半競ってどん尻負けのスカイマックガン
 (牡4)。騎手は高橋亮。
  あぁ、高橋亮よ…今年キミに何度裏切られたことか…
  確かキミ、4年連続フェアプレー賞もらってるよね?
  フェアプレーもいいけれど、もう少しファインプレーも頼むよ。
  土曜日は15000円負け。

  日曜日は、新潟で新潟記念(G3)、小倉は博多ステークス(1600万下)。新潟記念は
 2番人気トーワトレジャー(牝5)が重賞初制覇。ダービーレグノ(牡5)が復活の3着。
  買わないと来る田中勝春。これが世界の定説です。
  博多ステークスはシーパッション(牡6)の大逃げが決まる。マヤノアブソルート(牝
 5)は追うも2着。武幸四郎のゼンノショウグン(牡5)3着で、3連複2-4-6は1640円、
 20枚的中。20000円プラスで終了。2日間で5000円プラスなのでまぁ良しとするか。

  日曜日は、青い服に青いトランクス。偶然とはいえ、
 「今日は4枠4番やな…」
  と呟きながらホテルを出た。それが小倉のメイン的中につながったのだが、こんなシャレ
 のような日は、何十年に1度なのかもしれんなぁ。


   
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