BRIAN JOHNSON <VOCALS>
VIC MALCOKM <LEAD GUITAR>
TOM HILL <BASS GUITAR>
BRIAN GIBSON <DRUMS>
|
GEORDIEは、ブライアン・ジョンソンがAC/DCに加入する前に在籍していたバンドです。"ジョーディー"とは、イギリス北東部のニューキャッスル出身者に対する呼び名のようです。 1972年にデビュー・シングルをリリースし、1973年のシングル"All Because Of You"がイギリス・チャート6位というヒットを飛ばしました。来日公演も行われたようですが、詳しいバンドのプロフィールなどは、現在のところ資料不足のため不明です。 |
| 1973 | 『HOPE YOU LIKE IT』 |
| 1974 | 『DON'T BE FOOLED BY THE NAME』 |
| 1976 | 『SAVE THE WORLD』 |
|
『HOPE YOU LIKE IT』 (1973年) |
|
1.Keep On Rockin' 2.Give You Till Monday 3.Hope You Like It 4.Don't Do That 5.All Because Of You 6.Old Time Rocker 7.On Lord 8.Natural Born Looser 9.Strange Man 10.Ain't It Just Like A Woman 〜Additional Bonus Tracks〜 11.Geordie's Lost His Liggie 12.Can You Do It 13.Electric Lady 14.Geordie Stomp 15.Black Cat Woman |
Producer:ELLIS ELLIAS & ROBERTO DONOVA
| デビュー・アルバム。 2ndの『DON'T BE FOOLED BY THE NAME』を聴いたしばらく後に、このデビュー・アルバムを聴きました。ブライアンはAC/DC時と近い高音域で歌っていると思います。AC/DC加入直後ほどの"高音金切り声で気張って歌う"のではなく、"高音で力強く歌う"という感じと言えばいいのでしょうか。 (1)はブギー調の力強ロックン・ロール。イギリス・チャートの6位となった(5)では、明るくアップ・テンポな曲調の中、ブライアンの力強いヴォーカルが印象に残ります。(7)は「え!?これブライアン??」という様な、のどかなカントリー風に始まるバラードです。(11)でのウエスタン風(?)な曲調で、目が点になりつつ本編は終了。ボーナス・トラックの(12)は硬派なロックン・ロールでブライアンのヴォーカルが冴え渡り、点になった目が見開きました。(笑)続く(13)も力強いロックン・ロールで押してきます。 最初に通して聴いた印象は"多様な曲調を持つバラエティに富んだアルバム"でした。しかし、何度か聴き込んでいくとこのアルバムの根底にあるものは"男臭く力強いロックン・ロール"だという事に気付かされました。また、2ndに比べると各曲にキャッチーさがちりばめられていると思います。そして、ブライアンのヴォーカルが、楽曲に力を与える効果を発揮しています。 2nd同様AC/DCのスタイルとは離れていますが、2ndよりブライアンの声は違和感なく聴けますし、上記のような(いろいろな意味で)楽しめる曲もあるので悪い印象はありません。ただ、悪くはないのですが何か物足りなく感じました。AC/DCのサウンドを求めてしまうのはいけないと思うのですが・・・。
<Thanks to がんたさん>
|
|
『DON'T BE FOOLED BY THE NAME』 (1974年) |
|
1.Goin' Down 2.House Of The Rising Sun (朝日のあたる家) 3.So What 4.Mercenary Man 5.Ten Feel Tall 6.Got To Know 7.Little Boy 8.Look At Me |
Producer:ELLIS ELLIAS & ROBERTO DONOVA
| 1974年リリースの2nd。 このアルバムが、僕にとって初めてGEORDIEの音楽を耳にしたアルバムです。 ブライアンの唱法は、AC/DC時とは違い中音域を中心に、時々高音で切り込んでくるという感じです。曲調もミドル〜スロー・テンポの曲がほとんどで、デビュー作で示した"男臭く力強い"部分ににより焦点を絞り込んだ印象です。デビュー作での多様な面を見せるやり方ではなく、アルバムに統一感を持たせ、バンドとしての方向性というものを示そうとしているのでしょうか。しかし、曲のインパクトに欠け、頭に残るような曲は(1)くらいしかありませんでした。曲名が"Go Down"と似ているからかもしれませんが。(笑)また、デビュー作で感じられたキャッチーさが感じられず、古臭い音のような感じも受けました。 GEORDIEにAC/DCを期待してはいけないと頭では解っているのですが、ブライアンが歌っていると思うとどうしても比較してしまいます。デビュー作で感じた"何か物足りない"という気持ちはこのアルバムでも同様で、AC/DCのリズム、AC/DCの間、そしてアンガスのリフ・・あるはずのないものを追い求めても仕方がないのですが・・。先入観や思い込みを持って音楽に接すると、楽しめるものも楽しめなくなってしまう事に今更ながら気付かされました。もしも未聴の方で、GEORDIEを聴く機会がある時には先入観を捨てて聴いて欲しいと思います。・・と言っても難しいです・・よねぇ〜?(笑) デビュー作、そしてこの2ndと来て、最期の1枚となるサード・アルバムはどんな方向へと音楽性を向けているのでしょうか?期待と不安を抱きつつ、所在を探す日々なのでありました。(笑)
|
GEROGE YOUNG <GUITAR,VOCALS>
HARRY VANDA <GUITAR>
STEVE WRIGHT <VOCALS>
GORDON "SNOWY" FLEET <DRUMS>
DICK DIAMONDE <BASS GUITAR>
|
EASYBEATSは、1963年にオーストラリアにて結成され、1970年に解散しました。AC/DCの初期作品等のプロデュースを始め、数々のアーティストを手掛けた、ジョージ・ヤング(マルコム&アンガスの実兄)とハリー・ヴァンダが在籍していたバンドです。オーストラリアでは"イージーフィーバー"と呼ばれる程の熱狂的な支持を集めました。1966年にはイギリスへと進出しヒットを飛ばし、同年にはローリング・ストーンズと共にヨーロッパをツアーしました。 オーストラリアの音楽=ロックを世界的に認知させた功績を考えると、オーストラリアでのAC/DCの先輩と言えるのではないでしょうか。マルコムとアンガスの実兄であるジョージ・ヤングがバンドの中心にいた為、音楽性というよりむしろ、ミュージシャンとしての生き方やあり方などをマルコムとアンガスは影響を受けたのではないかと思います。EASYBEATSの歴史の概略は、下記の『THE SHAME JUST DRAINED』での"ライナーノーツ"に記されていましたのでご紹介させております。興味のある方はクリックしてみて下さい。 上記のメンバーはデビュー時のもので、途中ドラマーはメンバー・チェンジしたようです。 |
| 1965 | 『EASY』 |
| 1966 | 『IT'S 2 EASY』 |
| 1966 | 『VOLUME 3』 |
| 1967 | 『THE EASYBEATS』 『FRIDAY ON MY MIND』 『GOOD FRIDAY』 ※この3枚は数曲が異なるだけの同じアルバムのようです。 |
| 1967 | 『BEST OF THE EASYBEATS AND PRETTY GIRL』 (Australian Compilation Album) |
| 1968 | 『VIGIL』 『FALLING OFF THE EDGE OF THE WORLD』 ※2曲違いの同じアルバムのようです。 |
| 1970 | 『FRIENDS』 『HOLDING ON』 ※2曲違いの同じアルバムのようです。 |
| 1970 | 『BEST OF THE EASYBEATS,VOL.2』 (Australian Compilation Album) |
| 1972 | 『LET'S DANCE WITH THE EASYBEATS』 (German Compilation) |
| 1977 | 『THE SHAME JUST DRAINED』 (Outtakes And Rarities) |
| 1980 | 『THE ALBERT ARCHIVES』 ※様々なアーティストが収録され、その中にEASYBEATSの"SHE'S SO FINE"のライブが収録されているようです。 |
| 1980 | 『THE ABSOLUTE ANTHOLOGY 』 (Compilation with Hits and Rarities) |
| 1982 | 『THE RAVEN EP-LP』 (Compilation of the 3 Raven-EP's) |
※このディスコグラフィーは、ドイツとオーストラリアのリリースに基づくものです。
|
『THE SHAME JUST DRAINED』 (1977年) |
|
1.Little Queenie 2.Baby I'm A Comin' 3.Lisa 4.I'm On Fire 5.Wait A Minute 6.We'll Make It Together 7.Peter 8.Me And My Machine 9.The Shame Just Drained 10.Mr. Riley Of Higginbottom&Clive 11.Kelly 12.Where Old Men Go 13.Johnny No-One 14.Amanda Storey 15.Station On The Third Avenue 〜Additional Tracks〜 16.Do You Have A Soul,3rd VERSION 17.Where Did You Go Last Night,Instrumental 18.Watch Me Burn 19.Where Did You Go Last Night 20.Heaven And Hell 21.Happy Is The Man 22.Land Of Make Believe 23.Coke Jingle #1 24.Coke Ads #2&3 |
| 1965〜1968年の未発表曲などを集めたアルバム。ボツになったアルバム『MIGHT』からの曲や、デモ・テープからの音源、シングル盤のみ収録された曲など貴重な音源が集められています。 ・・とは言うものの、僕が持っているEASYBEATSのアルバムはこれだけで、"She's So Fine"や"Friday On My Mind"などのヒット曲や代表曲と呼ばれる曲を聴いたことはありません。 このアルバムを最初に聴いた時は、ビートルズに通じるポップさが根底にあり、スピード感のあるバンドという印象を受けました。メロディアスでポップな曲が中心なのですが、そんな中にも哀愁が漂うメロディ―特にヴォーカル・ライン―もちりばめられています。ビートルズのポップな曲を好む方には、違和感なく聴けると思います。当時の言葉を借りると"ビート・ロック"という事になるのでしょうが、今でいうところのハード・ポップという感じでしょうか。 未発表曲を集めてこれだけ楽曲の出来が良いという事は、正規のアルバムに期待ができそうです。正規のアルバムを聴いて始めて、このアルバムの正しい感想を言えるのかもしれませんね。 (1)はマルコム&アンガスの実兄ジョージ・ヤングがヴォーカルを担当しているようです。また、デモ・テープ音源などが含まれているので若干音質が悪いと感じる部分もありました。
|