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The Gospellers Show

1996年11月4日放送分

 

酒井「いろは〜」(最高潮に爽やか。決して‘アロハ’ではない)

黒沢「っっっっ(笑)」(押し殺した笑い)

酒井「ハワイ帰りの酒井雄二です」

黒沢「え〜、○○(何て言ったか不明…誰か教えて)にいます、黒沢カオルです」

酒井「ハイ、ゴスペラーズの2人がお送りするゴスペラーズショーですが」

黒沢「はい」

酒井「え〜ハワイ帰りというのは、あくまで軽口でございますので」

黒沢「ハイ、真っ赤な嘘です」

酒井「ハイ、えー、えー、あのー(テンパッてるらしい)、生真面目なリスナーの方、どうぞお叱り下さい」

黒沢「へへへへへ(笑)」

酒井「さ、我々が今、ここにおります。……(自虐的笑)」

黒沢「ここはどこですかっ(笑)」

酒井「えーと、名古屋でございます。名古屋に来ました」

黒沢「お〜、来ましたっ」

酒井「名古屋で何をしているかと申しますと、イベントに出てまいりました。えー、イベントで歌を歌ってですね、えー、僕らの

   ニューシングルを盛り上げよう!という日だった訳です」

黒沢「そうですね?」

酒井「ハイ、我々のニューシングル『待ちきれない』」

黒沢「『待ちきれない』」

酒井「こちらの方はですね、お店に200枚あったところ、我々がだーっと歌って『どうですーーーっ!!』と言ったところ、その

   200枚全てを完売することができたという」

 (2人しかいないはずなのに、何故かより複数の拍手)

黒沢「ありがたいことでございますぅ〜」

北山「イェイ」(突如乱入)

酒井「ホントにね?あのー、演歌歌手の方はよく、こういう感じで頑張っていらっしゃるらしいですね?」

黒沢「ハイ」

酒井「あの…(以下、『』内演歌歌手の営業口調)『よろしくお願いいたします、やってまいりました。酒井雄二でございます。

   皆様のお力添えあってこその酒井雄二でございます』という事で、売って歩く。これを手売りと言うんですね」

黒沢「そうですね。ゴスペラーズはあの、非常に手売りが」

酒井「手売りテイスト溢れた」

黒沢「溢れてますねぇ」

酒井「溢れたボーカルグループ」

黒沢「そうですねぇ」

酒井「そうですね?」

  (しばらく沈黙)

酒井「………(笑)えー、そういう」

黒沢「そういう日々を送っていたゴスペラーズなんですけども」

酒井「そうなんですよ」

黒沢「今、控え室にいるんですけどね」

酒井「はい」

黒沢「あのね、この控え室ね、面白いもんが飾ってあるんすよ。えーと、『松下幸之助・経営の心得イロハ』というね、えー松下

   幸之助さんというのは」

酒井「経営の心得」

黒沢「経営の心得のイロハ。松下幸之助さんというのはどういうことをした人ですか酒井さん」(一息で)

酒井「創立者。え〜〜〜、ナショナルの方ですか」

黒沢「そうそう、多分そう」

酒井「良かった、間違ってたら大恥を曝すところでしたっ」

北山「大丈夫です」(またも突如乱入)

酒井「え〜、びくびくしながらいきましょう。これぇ、なかなか面白いっすね」

黒沢「いろはにほへとで繋がってるんですね」

酒井「いろは〜…………40……幾つでしたっけ」

黒沢「え〜と…………まぁいいやっ(笑)!!」

酒井「(笑)の、幾つものですね、えーこう、為になる言葉がいろいろあるわけですねぇ。なんか面白そうなところを2つ3つ

   掻い摘んでおくれ?」

黒沢「えーとですね、『とどめをささない仕事はしないと同じ』!」

酒井「ほぉー」

北山「おぉ」

酒井「これはー…どういう意味なんでしょうね」

黒沢「だから要するにー、途中でぇ、8割方出来ててもぉ、『いいやぁ』なんつって、結局決めをきちんとしないと、仕事は成り

   立たないんだよ」

酒井「とどめって言葉を聞くと、どうしても息の根をっていうのが…」

黒沢「でも下にね、とどめをさすって書いてあるんですよね、かっこで(笑)。なんなんだろうね、これ。…えーっと、あとはね。

   『世の中の判断、正しい判断』。で、下に注釈がついてます。(世間は正しい)っていうのが書いてあるんですけど(笑)」

酒井「世間は正しい……」

黒沢「世間は正しい」

酒井「正しい…」

黒沢「世間と喧嘩をしてはいけないって…」

酒井「北山が指差します、う。『運命に従いながら努力せよ』(運が90%)」

黒沢「ってことはー…10%しか努力は報われないって事ですかね」

北山「いや、その10%努力しない人は成功しないんですよって」

黒沢「あ、なるほどね〜」

酒井「なんか…いい解釈ですね」

黒沢「ねぇ。あと結構ね、メソッドっぽいのもありますね。えー、て。『適正利益 しっかりあげて、しっかり納税』と(笑)」

北山「おぉぉ(笑)」

酒井「あ、しっかり納税…」

黒沢「納税。ちゃんと払えよ、と」

酒井「え、社会還元っていう…」

北山「うん」

酒井「はぁ〜…」

黒沢「いい事書いてありますねぇ、結構ねぇ」

酒井「でも僕は経営してないんでねぇ」

黒沢「そうだねぇ」

北山「お」

酒井「お?」

北山「お」

酒井「ど、どの『お』ですか?」

北山「あの、あいうえおの『お』」

酒井「『同じ人を集めるな 個性を押しつぶすな』」

北山「僕らにも言えますね」

酒井「あ〜、なるほどね?ボーカルグループのいろはという所に君は適用しようとしてるんですね?」

北山「そうです」

酒井「声の質が同じ人を集めりゃハモるけど、それじゃ面白くねぇぞ、という事を言いたいんだね?」

黒沢「それもいいけどね…」

酒井「あぁ…」

黒沢「結構ね、『く』もいいですね。『苦境の時こそ動ぜぬ心』」

酒井「こういう所に、なんで面白いものが入ってないんでしょうね?」

北山「(笑)」

黒沢「なんかねぇ」

酒井「ここに、こう1個だけ、場違いなものを入れるとしたら、あなたは何を入れますか?」

北山「(笑)いや、見つけてないだけで実はあるんじゃないの」

黒沢「あるのかなぁ」

酒井「て。『てんてん手鞠 テールランプ』とか、そういう…」

北山「ないない(笑)」

黒沢「(笑)」

酒井「『テールスープ』でもいいですよ」

北山「ないないないない(笑)」

酒井「あとー…えー、み。えー…」

北山「あ」

酒井「ん?」

北山「1個、五七五」

酒井「五七五」

北山「『蒔く種が 無ければけして 実もならぬ』」

酒井「…五七五になってる所は面白いかもしれないですけど」

黒沢「当たり前の事言ってますねぇ〜」

酒井「皆正しいので、参りますね」

黒沢北山「はい」

酒井「えー」

北山「ま、でもそんなもんでしょう。松下さんはずっと正しい事をしてきたから、あんなに(会社が)大きくなったわけですから」

酒井「あ〜〜、そうなんでしょうか」

北山「エンジニアの北山です、ハイ」

酒井「え〜、もう少し僕は、えー向かい合ってみようと思いますが」

黒沢「あ、そうそうそう。待ちきれない物。お葉書のテーマは『待ちきれない物』でございます。え〜と「〜が待ちきれない!」

   とかですね、ユーモアに富んだ物をお任せ、じゃないや、お願いしております、でもない、」(イッパイイッパイ)

酒井「あなたのエスプリをお待ちしてますがっ『ゴスペラーズのライブが待ちきれな〜い』ですとかね、『ゴスペラーズの新譜が

   待ちきれないよ〜』『新譜早く出して〜CD〜』とかいうのはですね、大変存じ上げております」

北山「…(笑)」(吹き出す)

酒井「皆様が我々の事を応援してくださっているのは、本当にありがとう存じておりますので、(口調が変わる)そーいうんじゃ

   ないヤツをお願いしまぁ〜す」

黒沢北山「はぁい」

黒沢「では最後に、ゴスペラーズで『待ちきれない』、聴いてくださぁい」

北山「うわぁぁぁぁ!!」(何故か叫ぶ。しかも野太い声)

  (「待ちきれない」かかる)