Down To Street
1997年2月16日放送分
村上
「あんまりね、マンハッタンの都市部に僕ら基本的にいたからぁ、黒人がね、あんまりいないわけ。だからこれはぁ、往年のブラックのグループのライブパッケージだから、突然めちゃくちゃ集まってるんだよね!」
黒沢
「ほとんど黒人でぇ、」村上
「そう。白人がいないわけよ。会場に」黒沢
「7時からのショーと、11時からのショーがあったの。で、村上は8時くらいから、他のジャズのライブ見に行くからっつって。ファーストショーは俺だけで行ったんですよ。で、あの、チケットが買えるかどうか分からない!
けど、とりあえず行ってみよう!つって『行ってチケット買えなかったら戻ってくるから、村上、一緒にジャズの
ライブ行こう』って行ってみてぇ。そしたらねぇ、ホントに黒人しか並んでないの。でビビったんだけど、えーと
『チケットくれ』って言ったら、『ちょっと待て。入れ』って言われて、チケット買えて!そしたら『7時からの
ショーと11時からのショーとどちらが良いですか』って聞かれて『えーと7時からのショー』。で、ちゃんと
席もあったの。余裕で座ってたの。で、もう全部周り黒人なの!!『いやぁ…何か、この中で東洋人、俺一人
だなぁ〜』とか思って、ちょっとこう自慢気にしてたらねぇ、他の黒人がバァーって来て『ここ俺の席だから
お前退け』って言われるわけよ(苦笑)。『えぇっ!?』と思って。や、でも合ってんのよ。席。で、スタッフの
人とかが集まってきて。『何だこれ』とか言われて。『これはセカンドショーのチケットだから、ファーストショー
は見れません。出てください』って言われて(笑)」
北山
「あぁ〜。何かミスコミュニケーションがあったんだね、きっとね」黒沢
「そうそう。『そんな事言われてもー!』と思ってさ。あのねぇ、それ、ボランティアのイベントみたいなヤツで。だからねぇ、多分ねぇ、スタッフの人が、わりとボランティアとかでやってるバイトっぽい人が多かったので。
で、しょうがないから立って見てたのよ。そしたら今度は他のスタッフの人に『何でお前立ってんだ、座れ』って
言われてぇ(笑)。『いや、僕はシートがないんだよぉ』っていう事を英語で何とか言ったらですね、そしたら
パイプ椅子くれましたね」
酒井
「ハイ?」安岡
・黒沢「パイプ椅子、パイプ椅子」黒沢
「『これに座りなさい』って」酒井
「(笑)『これで闘いなさい』って?『ハイッ』(笑)」黒沢
「(笑)多分ね、死ぬね!!(笑)いや〜でもねぇ、素晴らしかったですよ〜」安岡
「(笑)『ハイ』って、ジャッキーチェンみたいに(笑)?」酒井
「そう、『ハイ!ハイ!!』って(笑)」村上
「♪Together〜、とかって、もう皆歌うわけよ!やっぱ!」酒井
・安岡・北山「あぁ〜!」黒沢
「そう!合唱」村上
「♪Together〜とかね、もう皆音痴なのよ〜」安岡
「あぁ〜」村上
「ほっとしたもぉん」黒沢
「わりとね、わりと日本人とそんなに変わらない」村上
「あ、お客さんがね?」酒井
「お客さんがね?」村上
「そうそう」黒沢
「あのねぇ、スタイリスティックスの『Betcha By Golly, Wow』とか、皆一緒に歌ってましたよ」安岡
「なるほどぉ〜」黒沢
「♪Betcha By Golly,Wow〜」安岡
「会場も一緒に歌ってるんだね!」黒沢
「一緒に歌う曲じゃねぇだろう!とか思ってたんだけど(笑)」北山
「あはは(笑)」村上
「やっぱりそのー、…皆さ。今はよぼよぼでさ、○○(てっちゃん早口でわかんないよ…)とか出来ないグループが殆どなんだけど、やっぱり必ず出てきたグループはヒット曲…1位を!ソウルチャート1位を持ってるわけよ」
安岡
「あぁ、1曲はね、絶対に」村上
「あのー、やっぱりさ、アメリカのあの世の中でさ、1位の曲を持ってるっていうのはさ、ホントに凄い事なんだっていうさ」
黒沢
「うん、素晴らしいねぇ〜。やっぱり、でもあの、グループによっては、結構やっぱり、ねぇ?○○(人名だって事は分かった)じゃないけど、元気ないグループもいたよね、やっぱ(笑)歌は」
村上
「あぁ、まぁね?」黒沢
「やっぱねぇ、スタイリックスは、凄い良かったですよ」安岡
「あと、さっき流したいんとるーだーずの『とぅぎゃざー』も、やったんですか?」(安岡英語)黒沢
「やっ…?」(忘れてませんか、黒沢さん)村上
「これも勿論やりましたよ」黒沢
「イントゥルーダーズも結構良かったよね!」(今思い出しましたね、黒沢さん)村上
「うん、良かった良かった。このグループは、ホントに初期なんですよ。フィリーズのね。○○(サボってやるくそぅ)というですね、まぁ今で言えばジャムアンドルイス(って聞こえた気がする)みたいな、そういうプロデューサー
チームの走りね」
酒井
「小室哲哉みたいなもんですな?」村上
「(笑)まぁ、あの人は一人だけどね」酒井
・安岡「(笑)」村上
「あぁ、でも、誰だっけ、あの人は」黒沢
「久保こーじさん」村上
「久保こーじさんね。も、そういうもんだけどね。そういう、まだモータウンのサウンドとかをパクりながら、新しいサウンドを模索していた時代のスターなんですよ」
安岡
「はぁ〜」村上
「結局ね、あんまり歌が上手くなかったんでね、ホントのビッグにはなれなかったグループですね」安岡
「あぁ、いんとるーだーず」村上
「ちょっと味が…ヘタウマでしょ、聴いて」安岡
「うん、分かる分かる分かる」村上
「でね、一人道化師がいてね、ろくに歌を歌わないで、踊って、途中で間奏でこのフレーズを歌って、わざと下手に歌って笑いを誘うみたいな奴がいたの。それが面白いわけ!」
安岡
「そのステージのエンターテイメントですね?」村上
「そう、わざと道化をやってるわけよ。そういうのがいてね、すごいね、『はぁ〜こういうのがいるんだなー』みたいなね、面白い人たちでしたけどねー」
黒沢
「僕はイントゥルーダーズが歌ってる頃、ちょうどモメてましてね。あんまり覚えてないんですよ(笑)」全員
「(笑)」安岡
「あ、『どうなんだ、お前の席は!』ですね!?」黒沢
「そうそうそう」酒井
「パイプ椅子を手に持って闘うべきかどうか迷ってる時ね?」黒沢
「いやいやいや、絶対負ける!皆190(cm)くらいあんだもん、ガードマンの人(笑)。『俺、絶対子供だと思われてるな〜』と思ってさ〜」
村上
「あぁれ確かに、背が…黒沢の場合は、もう、背が違うからね!!」酒井
「ひははっ(笑)」村上
・黒沢「ホントに!!」村上
「だってホントにやっぱ、でけぇんだもぉん!!」(声裏返ってます)安岡
「リーダー…が、(1)78(cm)くらい?」村上
「うん。俺はまぁ、一応ブーツ履いてるから、まぁ何とかなるけど」安岡
「(1)80(cm)一応越えてはいるくらいでね」村上
「まぁ何とかなるって感じだけど」黒沢
「…チビッコね。ホントに(笑)」酒井
「あぁそう」安岡
「へぇ〜」黒沢
「ひどく言うと。俺、細くてチビッコ、ニューヨークでは(笑)。自分がスリムになったと勘違いしたくらいだもん(笑)」
安岡
「(笑)」酒井
「あぁそう!!」村上
「黒沢、豆みたいだもん」酒井
「えぇ?(笑)」安岡
「あははっ(笑)」黒沢
「そう!ホントだよ(笑)?」酒井
「豆はスリムなのか(笑)?」安岡
「鬼ごっこしても、鬼にさせられないタイプだ(笑)!」村上
「保護されちゃう」安岡
「保護されちゃう感じでね(笑)?」酒井
「ミソ」安岡
「ミソねぇ〜(笑)」黒沢
「ホントに…何でもでかい国ですね、あそこは(笑)」酒井
「はぁ〜。羨ましいねぇ〜」村上
「あと何が印象的だったぁ?」(黒沢氏に向けて)黒沢
「え?」村上
「いろいろ」黒沢
「いろいろ?えーーーと、それはあの、このライブだけじゃなくて?」村上
「うん」黒沢
「やっぱりねぇ、あのー…やっぱり俺、でも、これが印象的だったねぇ。モメたから」黒沢以外の4人
「…っ(笑)」村上
「お前、全然、お前っ(笑)!」安岡
「なんかミュージシャンっぽくないじゃない(笑)!!」村上
「観光者みてぇじゃねぇか、それっ!」酒井
「ふはははははははは(笑)」村上
「旅の思い出じゃねぇか、お前、それは」黒沢
「モメて、しかもほら、あれじゃない。その後ちゃんと見れたからさぁ。感動したね、やっぱね」安岡
「でも本物がそこにいるっていう…僕らもほら、スタイリスティックスの前座を1回やった時に『あの本物がそこにいる!』って感覚がすごい強かったじゃないですか」
黒沢
「そうね」村上
「それのオンパレードだからね」安岡
「オンパレードだもんねぇ〜!!」黒沢
「俺はねぇ、実はねぇ、テレフォニックスが一番好きだったんだけどねぇ。これからかけるみたいですけどぉ、うん」村上
「はい、そのテレフォニックスというグループも、ホントに『ラブインアイラブズユー』でね、山下達郎さんがカバーしてますけど」
安岡
「そうね」村上
「そのオリジナル持ってるグループですけどね。1971年、私と黒沢カオルが生れた年!」黒沢
「あら!」村上
「の、大ヒット曲。しかも次の年になるんですけど、グラミー賞をこの曲で取っているというですね、えー素晴らしい、えー…レジーナ・ベルもね、去年…一昨年カバーしてましたしね、ニューキッズオンザブロックもやってましたね」
酒井
「そんなこと言ったらディアアーティスト(勿論自信ない)もやってるし、それからー…あれもやってるよね。あのー、なんだっけ。ほら。…曲が終わったら言います」
村上
「あ、そうかそうか。プリンスもやってたか!!」黒沢
「あ、プリンスもやってるわ!!」北山
「やってるやってる」村上
「そういうね、えー、素晴らしい曲です」酒井
「あ、スイングアウトシスターズ!!あ、思い出した(ほっとしてます)」村上
「あぁっ!そうだっ!!」黒沢
「あ、プリンスは違うんだ。プリンスは『ラブインアイラブズユー』やってんだ」村上
「いや、2つともやってんだよ、確か」酒井
「そう、やってるやってる」黒沢
「やってんだっけ」北山
「『Betcha By Golly, Wow』もやってるしね」安岡
「…あれ?」村上
「あー混乱してきましたねっ!!これ、どっか1個、嘘が入ってる可能性があります(笑)」酒井
「間違い探しーーー!!!」村上
「はい、テレフォニックスで『didn’t eye』」(曲名違う気が…片仮名ではこう聞こえたんですが…)(曲かかる)
酒井
「(鼻をつまんでいるような声)すいませーん、間違った事言ったの僕です。えー次の曲が『ラブインアイラブズユー』だと思っていたので、スイングアウトシスターズもコシューッ、コシューッ(酸素ボンベの模倣ですな)」
安岡
「(笑)」酒井
「ディアアーティストもやっていませーん。僕が言った事が嘘でしたー。えー間違った事を言った責任を取ってコシューッ、コシューッ、大阪湾に沈んでいまーす」
酒井以外の4人
「(笑)」安岡
・北山「大阪湾ですか(笑)!!」黒沢
「大阪かぁ〜、遠いなぁ〜(笑)」村上
「(笑)えーとね、これ『didn’t eye』っていう曲、僕はすごく思い出があって」安岡
「ふんふん」(後ろで酒井氏の「コシュー」という音が時々入る)村上
「千葉の岩井海岸(字合ってます?)っていうところにですね(バックに酒井氏の「コシューッ」)、大学4年生の時、体育の水泳実習に行くはずだったんですよ」
安岡
「ふんふん」(酒井氏「コシューッ」)村上
「で、俺、それって、行かないと、もうほら、遅刻したら、そんな合宿授業だから駄目なんだけど、俺遅刻したの。遅刻したけど、これ卒業かかってるから絶対行かなきゃ!って思って、遅刻して行ったのね。行ったら、俺、なんか
それを先生に言う勇気がなくてぇ」
北山
「(遠くの方で笑っている)」安岡
「『ごめんなさい、遅刻しました』って(笑)?」村上
「一人で言う勇気がなくてぇ、一人でたそがれてぇ、海辺でカセット…持ってったカセットを…この曲をカセットに入れてたのよ。で、ずーっと聴いて。帰ろうとしたら靴が無くてさぁ!!」
安岡
「靴脱いで聴いてたんだ(笑)!!」村上
「おぉ!!」北山
「(笑)そんっ……(笑)」(引き笑いで喋れなくなってます)村上
「で、俺、裸足で千葉からさぁ、帰ってさー!!で、秋葉原で北山に電話してさぁ。『北山、俺靴ねぇんだ』とか言ってさぁ、『今日泊めてくれ』とか言ってさぁ(笑)!」
安岡
「あははは(笑)」黒沢
「わからーん(笑)」北山
「すげぇ面白かった、あん時(笑)」村上
「北山のねぇ…」北山
「ホントに裸足で来て!俺、サンダル持って行ってあげたのよ。あの、木のサンダル。結構お気に入りだったのに、その後2ヶ月履かれてさぁ(笑)。ずーっと返してくんないんだよ、リーダー(笑)」
村上
「大変だったよ。俺、インディーズとはいえ、一応デビューをね、目前に控えてねぇ」北山
「(大爆笑)」安岡
「あはは(笑)」村上
「総武線の中、裸足で帰ってくるっていうねぇ〜」安岡
「裸足で電車乗ってたんだ(笑)!!」北山
「ホントホント。うちの最寄駅んところ…」村上
「哀しいよ、それで便所とか行ってんだもん!!」安岡
「あー、行かざるを得ないよねぇ、行きたくなったらねぇ!!」北山
「大変だったよ、あれ」村上
「でもね、それまではすごいいい感じだったの!!九十九里浜に沈む海(海が沈むんですか、村上さん)を見ながらねぇ…『あぁこれで留年決まったよ』と思って。でもね、その授業行かなかったのに、何故か単位来たんですよ(笑)」
安岡
「スバラシー(笑)!!」酒井
「嘘ぉっ!!!」村上
「ぎゃはははは(笑)!」安岡
「大学って怖いところですねぇーっ!」村上
「怖いとこですよーっ(笑)!」安岡
「(笑)はぁい、じゃあ皆さんもですね、面白い話があったら、どんどんこちらの方にお葉書を送ってください!!宛先は***…あれ(いきなり数字からいきました)。…郵便番号***(その流れです、安岡さん)」
村上
「…ぶっ(笑)」(吹き出す)安岡
「(笑)(宛先を言う)の方まで、ヨロシクお願いします!大阪湾に沈んでいる、酒井さぁんっ?」酒井
「はーい!!コシューッ、コシューッ」安岡
「そちらはどうですかー?」酒井
「コシューッたくさん魚がいまーすっ!」酒井以外の4人
「ははははは(笑)!」酒井
「おいしそうでコシューッ」(注:喋っている途中で息を吸いこんでるんですね)安岡
「必ず来週は帰ってきてくださいねぇー(笑)?」酒井
「頑張りまーすっ!!コシューッ」安岡
「じゃあ、酒井さんもご一緒に!!」酒井
「コシューッ、はい!!」安岡
「それでは!!」全員
「ゴスペラーズでしたっ!!」酒井
「コシューッ」安岡
「ばいばぁい☆」黒沢
「ばいばいっ」