雨やどり |
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| どしゃぶりの雨の中 ひとり立ちつくしていた いつもは気になる前髪も ハネたままで濡れている 君と過ごした時間が こんなにも簡単に 降りしきる雨と一緒に 通り過ぎるなんて 泪とも雨ともわからない そんな滴がひとつ・・・ 心の奥に響いた 君の悲しみを受け止める そんな傘になりたかった めいいっぱいに開いては うつむく君にさしかけた 初めて君に会ったのも こんなどしゃぶりで 濡れた髪かきあげては 大声で笑いあったね 「自転車が錆びるから」 そう言って背を向けた そんな君の事をずっと ずっと追いかけてたんだ 大きな木の下に逃げこんだ 君の大きな瞳に 立ち止まってしまった 君を想う気持ちの分 たくさんの泪がこぼれる かんちがいの一言が 今もここに残ったまま・・・ どしゃぶりの雨の中 ひとり立ちつくしていた 雨やどりしてくれた君に この雨が届きますように・・・ |
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