「ふきのとう」

寝坊の君を待つ公園で
ボンヤリと君の顔を思い浮かべてた
思わずニヤけた顔になって
慌てて周りを見回してたりする

最近めっきり会えなかったふたり
笑顔の数も少な目だった…

まだ寒さの残るこの季節
ウンザリとしていた 僕の心の奥に
いつもいてくれた君の笑顔は
変わらずに温かく染みこんでいた

手を振りながら駆け寄ってくる君
自然と口元がほころぶんだ

君が笑ったら 喜びがあふれだす
世界中の人が争いをやめるような
だから僕は 僕なりにせいいっぱい
その笑顔を守っていこうと思ってるんだ

君のその笑顔をたとえるなら
シッカリと雪に花を咲かす「ふきのとう」で
その力強い優しさが
悲しみの底にいた僕を救ったんだ

その泣き顔も怒った顔も一緒に
手をつないで歩いていくよ

ふたりがこうやって笑っていれば
無敵さ 恐いものなど何もないんだよ
だから ふたりはいつも笑っていようよ
誰かがそっと その後に続いていくように…