SET LIST
昨日友達2人と一生懸命思い出してみました。間違えているかもしれません。 違っていたら教えて下さい。
4- Like a bird / 5-宇宙 / 6- No more noise 7-あいたい気持ち
今回のライヴ・レポは、泣く泣くライヴに来られなかった友人達の「ライヴの様子教えろ〜」と言う言葉に答えるべく一生懸命書きたいと思うんですが…あの場にいた人達は私の赤い顔を見ておわかりの通り、私酔っぱらってました。というわけで記憶があやふやな所はごめんなさい。
this ic初CD発売、伊良皆誠君の誕生日、BBSへのメンバーの「今回はすごい」の書き込み、世紀末…色々な要素が重なって、渋谷ON AIR nestは異常な興奮状態だった。この空気を入れ過ぎた風船みたいな状態を、this icはどうしてくれるのか?ライヴはどう始まるのか?
それはアカペラの「のち晴れ」で始まった。伊良皆誠以外はヴォーカリストじゃないということを忘れさせるような50's調のハーモニー。こんな時にもリズムに強いthis icの味が出て、明るくて厚みのある美しいコーラスだ。そこへバンドが入り、本人言うところの「チェッカーズ」風に盛り上がり、「風船」は遂にはじけた。最初の1曲を歌い終わって帽子を客席に飛ばすイラミン。(あとで返してくれよと言っていたけど)オーディエンスの歓声。拍手。笑顔。異次元空間『this ic』ここに出現す。
2曲目は比較的新しい「Sympathy」気持ちよくのれるシンプルでいい旋律。いっきにステージと客席の鼓動が1つになっていくぞ。そして「Deark path love 」「Like a bird」と続く。「Deark path love 」は何度聴いても伊良皆誠らしいメロディとしてピカ1の名曲の1つだ。この曲のイラミンの歌声が最高と思うファンは多いんじゃないかな。ギターはおさえめのやさしい音、ひそやかで澄んだ月光を思わせる。「Like a bird」はストレートなバラード。たっぷり聴かせてくれる。
「宇宙」にてソロ・コーナー。ドラマー浜崎大地、真夏の花火のような男。…と、今回ふと思った。なにしろドラム・ソロが最高潮に達した時、スターマイン(花火)の乱れ打ちが空いっぱいに広がっている光景がオーバー・ラップしてしまった。まるで短い交響楽のようだ。バスドラムのみで作るリズムも正確な上に詩が感じられる。みったかベースは5弦ベースをギターのように早弾きしてしまったり、激しくリズムをはじき出したり。パフォーマンス激しくかっこよいのだ。
そして我があこがれのギタリスト知念輝行くん。本日のギターは通常メインのゴールドのストラトキャスター。ピックアップはフロントのままでブルース・ロックっぽいギター・ソロに突入。左手フィンガリングのみで(ピックで弾かずって意味ね)自由に弾き鳴らす。からみつくように激しい音がシブい。ギターと一緒にてるぼーも歌う。てるぼーの美声ー!これは私が「口ギター」と呼んでるものじゃありませんか?私の場合思った音やニュアンスが表現出来ない時、悲しくそれを口で歌って表現してしまうというもので、様々なギタリストの名演奏を口ギターで再現するのは私の隠し芸の1つなのだが(というより単なる能無し?)、てるぼーは頭やハートの中にある音を、自由にギターで表現出来るわけです。音とギターとてるぼーが全部溶け合わさって1つの音楽になっているみたいに、歌い(ギターに)歌わせる知念輝行。
ギターてるぼーを口パーカッションで紹介せよとのイラミンに「Happy Biethday to you〜♪」と始める大地くん。ここで自分でマイクに向かって「Happy Birthday dear Makoto〜♪」と歌ってしまうイラミンは、実はものすごくテレ屋なんだと思う。
「No more noise」知念輝行氏、2度目のソロに突入か?!ピックアップをリアに変え、さっきよりさらに過激に吠え始めたゴールド・ストラト。(やっぱりいい音〜!!)かっこいーーーーーーーーー!!!ガンガンいってくれーーーーーーーー!!!と思っていたら、弦が切れた。よく見えないけれど多分1弦?ここでギターを交換、見たことのない濃いオレンジのようなストラトキャスターが登場。音の調節にしばし苦闘するてるぼー。いざ再スタート!しようとしても「なんだっけ?」とてるぼー。ステージ上のビールを独り占めして、今夜はかなり飛んじゃっているらしい。それにしても弦が切れる直前のてるぼーは神の域だったと思うので少し残念。(今回のライヴでのてるぼーこぼれ話はてるぼーコーナーへ)
「あいたい気持ち」初お目見えの新曲。ぼくたちの気持ちだと言って帰りに歌詞が配られたが、その場にいた全員の気持ちを歌うようなやさしく熱い歌だった。それぞれのハートに大きなものを残して、ライヴ本編終了・・・
アンコールに答えて再登場したthis icが激しく始めたイントロは、Deep Purple 始める気?と思えば「Wow wow wow」 。曲調も途中でおおらかなレゲェ調になったり、まったく変幻自在のthis icである。
最後に、今夜の伊良皆誠氏について一言書いておこう。彼は完全に自由な「歌自身」であって、これ以上表現する言葉が見つからない。彼の歌声には心の鍵も通用しない。どこでも出入り自由という感じ。
もっともっと続いて欲しい時間ではあるけれど、かと言って物足りなさは微塵も感じない最高の空間だった。多分this icのライヴには、時間なんて存在しないんだろう。1つの曲が彼らによって演奏されれば、それは永遠に終わることないパーティー・タイムをオーディエンスの胸に残してくれるのだ。