現在の活動状況(番外編)


 9月16日、この日2000年現代音楽演唱会が中国奥林匹克体育中心(オリンピックスポーツセンター)で行われた。さしずめ北京版モンスター・オブ・ロックといったところだろうか、これだけのビッグネームのバンドが出演するのである。しかも、野外ということで自然と期待は高まる。

 午後7:30開演だったが思わぬ渋滞に巻き込まれ会場に到着したのは8:15。日はとうに暮れ、気持ちのいい秋風が身体をなでる。
 急いで会場に入り席に着く。スタンド席は超満員、アリーナも8分。ざっと見たところおよそ3万人はいるだろうか、正直言って驚いた。中国でも現在はロックにとって冷たい時期なのにこれだけの客が入ろうとは…。
 遅刻したせいで結局、4番目のから見ることになった。

 花儿:キャッチーなパンクナンバーを立て続けに披露。軽快なノリで引っ張っていく。

 指南針:ラッシュのようなプログレッシブ的要素をふんだんに取り入れているバンド。ヴォーカルもなんとなくゲティー・リーに似ているようだ。こった構成の曲が多いがしつこさを感じさせない。聞いていて飽きない曲が多いのが印象的だった。

 唐朝:中国ロックの開拓者的存在の一つ。1991年にアルバム「夢回唐朝」でデビュー以、後第一線を駆けつづける。この日はメンバーのプレイもさえ渡り、見ごたえのあるダイナミックなプレイを披露してくれた。一時はライヴから遠ざかっていたが最近活動を再開。

 痩人:今年のFUJI ROCKにも参加したバンド。その模様は記憶に新しい。ライヴバンドの定評も高く、この日もアグレッシブなプレイを披露してくれた。ただ、残念なのは「唐朝」と比べ、PAの調子が悪かったこと。しかし、今後の中国ロックを引っ張っていく重要なバンドであるには違いない。

 輪回:日本人にはAGAINと言ったほうがわかりやすいという人も多いと思う。メンバー5人の内4人が中央音楽学院卒業、理論に裏打ちされた見事な曲の構成は圧巻の一言。特に伸びやかなヴォーカルが曲をいっそう引き立たせた。

 黒豹:恐らく日本人に一番なじみのあるバンドであるだろう。崔健、唐朝と並び中国ロックの開拓者的存在の一つ。リスナーも興奮しこの日、初めてオール・スタンディング状態。底力を見せ付けられた。3万人の歓声と共に迎えたこの日のライヴは安定感のある演奏で大御所の意地を見せつける。3曲目「Don't Break My Heart」では会場全体でライターを点火。大喜利にふさわしいステージだった。

 残念だったのは各バンドが平均3曲程度しか演奏できなかったこと。時間の都合上仕方が無いといえばそれまでだが…。フェスティバル的色彩が強い中、各バンド共に充実した演奏披露していた。また、オーディエンスも彼らの演奏を十分に楽しんでいたようだ。中国ロックは確実に進化している。

セットリスト(日本語表記にない漢字は当て字を使っています)
阿凡提

1.楼蘭姑娘
2.忠誠的心
爻釈・子曰

1.夢
2.磁器
3.相対
4.這里的夜晩会有星星馬?
羽・泉

1.冷酷到底
2.感覚不到汝
3.把愛留給愛汝的人


1.破滅
2.嫩
3.稲草上的火鶏
4.花
指南針

1.時空晩餐
2.郷妹
3.無法逃脱
唐朝

1.夢回唐朝
2.飛翔鳥
3.花儿為甚麼這様紅
痩人

1.説説
2.傷口
3.痩人
論回

1.春去春来
2.烽火場州路
3.愛情
黒豹

1.我們這一代
2.無地自容
3.Don't Break My Heart
4.没有汝

 このコンサートの資料が欲しい方、時間がかかるかもしれませんが必ず送ります。詳しくはメールにてお願いします。

内緒の音