大島光貴さんのDrum
大島光貴 (おおしま みつたか)
Profile
1974年、長野県出身。3歳よりバイオリン、中学より打楽器を始める。ドラムセットは、高校の吹奏楽部でビッグバンド・ジャズを演奏したことがきっかけ。その後、大学ではジャズ研に所属(とはいえ、ジャズはあまりやっていなかったが)。大学卒業後は、オリジナルバンドでパーカッションを担当。1997年2月より2年間、北京語言文化大学へ留学。留学中の1998年、現武装ムーミンのメンバーである圓尾健三と知り合い、北京でも音楽活動を始める。ドラムやパーカッションで参加したバンド多数。圓尾,神田,中村各氏とは当時「フライング・パンダ」で共演していた。1999年1月、帰国。
好きなドラマーはたくさんいるが、強いて挙げれば・・・
最近は、マヌ・カッチェと沼澤尚。
ドラムについて
僕は今でも、自分のドラムセットというものを持っていませ
ん。お金がないことと、自宅に保管スペースがないことが大きな理由ですが、セットにこだわらずいい演奏ができるということも、ドラマーには必要ではないかと考えています。でもいつかは、自分のセットを持ちたいですね。
というわけで、ここに紹介するのは、ほんのわずかです。写真には、スネア,フットペダル,スティックしか写っていませんが、ドラムセット関係で僕が持っているのは、これだけです。
スペック
<壱>〜スネアドラム〜
PEARLのカスタム・クラシックで、大きさは14×6.5(インチ)、素材は胴が単板メイプル(たしか7mm)で色はウォルナット・マット(つや消しのこげ茶)、フープおよびスナッピーはブラスです。フープはTAMAのものに変えてあります(単に、いままでのフープが曲がってしまったから)。
ヘッドは両面ともREMOのもので、表がコーテッド(白いやつ)のアンバサダー、裏がアンバサダー・スネアです(よくある、普通の組み合わせです)。ヘッドは時に、表にコーテッドのエンペラー(厚いやつ)、裏にアンバサダー・スネアのフラット(ハイピッチ・チューニング用のヘッド)をつけることもあります。
大学一年の時に手にいれて以来ずっとこれを使っているので、ほかのスネアと較べてどういう音がするのか、といった特徴を云うのは自信ありませんが、高音の利いた、明るい音がすると思います。手に入れてからずっと、ミュートなしでもいいように思い切りハイピッチにチューニングして使っていたのも、大きく影響しているでしょう。最近は以前よりはゆるくチューニングしていますが、ミュートするのはもともと好きではないので、ノー・ミュートで良い音が出るようにチューニングします。
もともとよく鳴る楽器ですが、僕はいつも、バックビートをリム・ショットで出しているので、なおさら大きい音がします。北京で演奏すると、会場のドラムセットが粗悪な分余計に目立ってしまい、録音したものはいつも、スネアだけうるさくなってしまいました。
ちなみにこのスネア、もともとはセッション・ドラマーとして有名なM氏(今はユーミンのバックバンドや、椎名林檎のアルバムにも参加している)のもの。ジャズ研のOBで当時彼のローディーをしていた方を通じて、¥35,000で購入しまし
た。
ちょっと、自慢です。
<弐>〜フットペダル〜
これもPEARLです。品番は忘れてしまいましたが、一番安いモデルです。最初に使っていたペダルがこの系統の古いものだったのですが、回転軸が磨耗して動きが鈍くなったので、買い換えました。地元の楽器店で、¥7,700でした。
スプリングの上の部分に、カノウプス社(東京・下高井戸にあるドラム専門店)製のベアリングをつけてあります。
以前のものと比べると、チェーンを固定するガイドがアルミ製のパーツになって、踏み心地も軽くなりました。ただ欲を言えば、フットボードの溝のデザインを以前と同じ縦線にしてほしかったです。
僕は、靴を脱いで演奏し、ダブル・キックもかかとと指の付け根を交互に踏みこむ奏法なので、前のモデルにあった縦線は非常に都合良かったのですが、5年ほど前からなくなってしまいました。
<参>〜スティック〜
Zildjianのデニス・チェンバース・モデルです。14×406(mm)で素材はヒッコリー、値段は一組¥1,100です。ドラムを始めてから何度も変えてきましたが、今はこれに落ち着いています。チップが円形で、ちょっと小さ目。シンバルのレガートがきれいに出ると思います。ちなみに僕は、軽いものを選ぶようにしています。
写真にはありませんが、スティックはもちろん、いつもスティック・バッグに入れています。僕はLPのバッグを使っています。ブラシやマレットも持っていますが、最近使う機会がまったくありません。