まだまだやれるぜ、YESのおじちゃんたち。
(98年10月14日)


 9000円?・・・YESの来日公演のチケット料金のあまりの高さに、「あ、こりゃ行けんわ」と簡単に結論を出した「元YESファン(爆)」の私だったのですが、YES FAMILY FAN CLUB時代のお友達・・・というより女王様(?)・・・のNさんから「整理券取ったけど、行く?」とのありがた〜いお電話をちょうだいしてしまいました。う〜ん、どうしよう・・・。そう言えば、アメリカで2公演を見たというM君(彼も元YFFC会員だった)も誉めてたし・・・よ〜し、とりあえず大阪公演ぐらいは行ってみるか。
 そう言えばYESって、長いこと見てないな。ええっと前回見たのはいつだったっけ? あ、そうそう思い出したぞ。「TALK」の時だ。1994年か・・・。せっかくの徹夜で獲得した大阪城ホールの最前列が颱風でパーになって、ファンの方のご好意で名古屋レインボーホールのチケットを譲っていただいて、Kさん夫妻とM君とで車に乗って見に行って以来・・・。あれから4年か、早いもんだなあ。その前が92年(だったっけ?)の8人YESの大阪城ホール最前列。あれは盛り上がったなあ。クリスとリックによる文字通りの「バトル」はほとんどプロレスラーみたいでスゴかった(笑)・・・。で、その前はABWH。う〜ん、昔の話なのであんまり思い出せないぞ(笑)。あの頃は俺も若かったなあ・・・「ABWHなんてYESじゃない!」とか言ってたっけ。今じゃ、そんなことはどうでもよくなってしまったけど。あれは90年だったか・・・。で、最初に見たのが88年の府立体育館。シンプルなセットに「イエス」とカタカナで書いてあったのがショボくて、ショックだったねぇ(爆)。おっとイキナリ回想モードに突入してしまった。
 さて。・・・ということで、結局やっぱり見に行ってしまうのでありました・・・(*^_^*) 東京競馬場で会ったかしさん(HPはこちら)の話によると演奏の方はかなり良かったようで、実は結構期待しているのです。新しいキーボードのイゴール君も見てみたい。ネットの掲示板では「ソロがキース・ジャレットっぽい」とかいうカキコも見かけたし・・・。ただ新しいアルバムからは1曲しかやらないらしい。私はわりと気に入っているのですが・・・『オープン・ユア・アイズ』。なんか『危機』は全曲やるみたいですけど、大丈夫なのでしょうか? ハウさんの指はちゃんと動くの? むむむ、不安。
 大阪公演当日。開場時間の午後6:30ほぼピッタリに会場の大阪厚生年金会館へ。おお、結構人がいっぱいいるぞ。ちゃんとチケットは売れたみたいで何より・・・ホッ。入場の列に並んでいると、なんか聞き覚えのある声が・・・。赤く染めた髪に白のボディコンの後ろ姿が・・・どうやら昔なじみのNさんみたい・・・。紅白とは何ともおめでたい格好ですね。彼女は確か、私よりもいくらか年上のハズですが・・・。とりあえず気付かないフリをしておくか。(*^_^*)
 中でとりあえずパンフレットだけ購入。今回のTシャツは「YESのはんこ」のデザインだけなので・・・ちょっと買う気になれなかったですね。会場内をウロウロしていると「まもなく開演します」とのアナウンスが。ありゃ、定時に始まるのか? ひょっとして。それじゃ戻らないと・・・。ネットの掲示板に自分の座席をカキコしていたので、それを見た福岡から来たファンの方が挨拶してくださった。ネットってやっぱり面白いですね〜。
 程なく、場内に「火の鳥」が。おお、やっぱりYESといえば「火の鳥」。これが流れると「お、いよいよだな」という期待が高まります。で、そのオープニングに導かれて1曲目は「SIBERIAN KHATRU」。う〜ん、ハウさん頑張れ! やっぱりテンポが遅い・・・と思っていると、バンド全員の演奏になってから持ち直してきました。くくく、いいぞいいぞ。やっと“生シベリア”が聴けた。うれしいっす! 歌詞なんてほとんど覚えてないけど、思わず一緒に歌ったりなんかして・・・。(*^_^*) ラストのキメキメの部分もばっちり! 今回はとってもチームワークがいいみたい。それにしてもこの曲はいい曲だなあ。
 続いて「RHYTHM OF LOVE」。ビリー・シャーウッドの数少ない出番・・・(失礼)。この曲は最初のコーラスのきれいな部分が好きなのに、今回もカットされてました。一応ビリーもそれなりには弾いていたけど、やっぱりトレバーの域とはかなりの隔たりがありますね。でも、それはしょうがないですね・・・。ビックリしたのは最後にハウさんがスチールギターでソロをとったこと。これが意外性の一発という感じで、面白かった。いやあナカナカ・・・この人なりに絶好調ではあるみたいですね。
 その後は、「YOURS IS NO DISGRACE」。これは歌えるぞ〜。Yesterday a morning came a smile upon your face〜♪ しかしこの曲聴くとどうしても「BEAT CLUB」出演時の“変な人形の首”を思い出してしまいますね。そんなヤツは私だけなんでしょうか? (*^_^*) これもいい曲だなあ。『THE YES ALBUM』って、ほんとにいい曲揃ってますよね〜。ところで、クリスを見ていると“歌う織田無道”というコピーが浮かんだのですが・・・ダメ?
 ジョンとビリーの音楽コント?の次は、今回唯一の新曲「OPEN YOUR EYES」・・・いい曲だと思うんですが、観客の反応は“日光の手前”・・・つまり“イマイチ”(すいません、つまんないこと言って)。というよりか、この曲を知らない人が結構いるのではないかという気がしました。みんなアルバム買おうよぉ〜。しかしあのアルバムから1曲だけとは・・・かなり気に入ってたので残念。その次の「AND YOU AND I」は、いい加減にセットリストから外して欲しいです。毎回演ってませんかこの曲? 結構聴いててダレてくるんですよ。多分演奏する側からすると、息抜きにちょうどいいのかな? ・・・とか思うのですが。
 「HEART OF THE SUNRISE」・・・クリスのリッケンバッカー炸裂。あのバリバリいう音はたまりませんね。あの音なら最近のアメリカのうるさい系の若いバンドに入っても十分やっていけるのではないでしょうか。今回はクリスは絶好調のように感じましたね。さすがに大昔のように跳んだりはしてないですけど。一度でいいから“クリスの飛翔”って、見てみたかったですね。タイムマシンにお願い(爆)。
 その後が、ハウさんのソロ・コーナー。ところが私ときたら、YESのアルバムに入っている曲以外はタイトルが思い出せませんでした。一応全部ではないですが3枚アルバム持っているのに・・・。ハウさん、すいません。とりあえず、ハウさんが弾いている間は休憩タイムとさせていただいてました・・・。(*^_^*) あと、ソロの時間はもう少し短い方が良かったかなと思いましたが・・・。そして、引き続いてジョンの恒例“童謡コーナー”。今回は「夕焼け小焼け」。ジョンが歌った後、観客が歌わされるといういつものパターン。ほのぼの〜。そして全英NO.1ヒット「WONDEROUS STORIES」で、さらに気分はリラックス。今の気持ちは“和みの境地”・・・ああ、いい気持ち。これも生で聴くのは初めてで、うれしかったですね〜。にこにこ〜。
 その後のイゴール君のソロは、確かに少しキース・ジャレットを思い起こす部分がありましたね。いいと思います。そのソロに続いて、「LONG DISTANCE RUNAROUND」。ハウさんがサボテンが似合いそうなメキシカンな帽子をかぶって登場。そして、もちろん「THE FISH」へと続きます。そして「RITUAL」の後半のようなアランのドラムソロ。そして「SOUND CHASER」〜「TEMPUS FUGIT」というお決まりのメドレー(あれ、順番逆だったっけ?)。この2曲、どっちでもいいから完奏してくれ〜。まあ、無理なお願いとは分かっているのですが・・・。
 ビリーの見せ場その2(笑)、「OWNER OF A LONELY HEART」。・・・しかし最後のソロはやはりハウさん。ホントにビリーはサポートに徹してましたね、前回の来日同様。今度は「LOVE CONQUERS ALL」ぐらい歌わせてあげれば? なんか本当に目立ってなかった。でもお陰でコーラスは充実してましたけどね。
 そして、あのSEが流れてきて、今回のハイライトの「CLOSE TO THE EDGE」へ。いやあ、良かったです。本当に良かった。演奏がカッチリと引き締まって、予想以上に素晴らしかったですね。やっぱり若いメンバーを入れて正解だったかな。リックのしつこいキーボードはもういいです、個人的には。(*^_^*) 演奏が終わると観客総立ち。そして、ラストは「I'VE SEEN ALL GOOD PEOPLE」。やっとロック・コンサートらしくなってきましたね。ここでも最後のソロをみんなで回して行くところで、ビリーだけがソロ無しでした。何で? そして、アンコールはお決まりの「ROUNDABOUT」・・・!
 無事にライヴも終わり、帰るときに懐かしい顔を発見! Nさん、Sさん、Mさん・・・YFFCの方々です。さっきの紅白さんはやっぱり、Nさんでしたね・・・。その後は、メンバーの宿泊先、新梅田シティの某ホテルまで行くというSさん達のタクシーに同乗。ビリーとイゴールが帰ってくるところを見ました。帰宅は日付が変わってから(笑)。とにかく、9000円分の元は、たっぷり取らせていただきました〜。あ〜、楽しかった。何、次は1年半後? 楽しみに待ってますよ〜。