接吻
「なぁ、youちゃん」
「ん〜?」
ka‐yuは、ソファに座って一生懸命にギターの練習をしているyouの横に腰掛けた。
youはギターを弾いていた手を止め、ka‐yuの方に身体を向ける。
「何??」
手に持っていたギターを、ソファの端に立て掛ける。
「youちゃん、キスってどんなんか知ってるか〜?」
いつもの冗談っぽい口調で、ka‐yuが言った。
「うん?何で?」
小首を傾げて、youが不思議そうに聞く。
ka‐yuが何を言いたいのか、サッパリわからなかった。
「ホンマに?」
疑わしそうに聞いてくるka‐yu。
微かに口元が緩んでいる・・・何を企んでいるのだろうか・・・
「えっ?何でそんな事聞くん?」
「いや、別に。知ってるかなぁ〜と・・・」
テーブルの上にある、youの飲みかけのジュースに手を伸ばすka‐yu。
その様子を伺うyou。
ふっとka‐yuが口を開いた。
「キスしてや?」
真剣な顔でじっとyouを見続けるka‐yu。
youは顔を真っ赤にして、ソッポを向いた。
「なぁ・・・youちゃん・・・」
肩を掴まれ、無理矢理ka‐yuの方に向けられる。
「もうっ!仕方ないなぁ・・・」
熱っぽいka‐yuの視線に観念したのか、youは覚悟を決めた。
ka‐yuは嬉しそうに微笑むと、ゆっくり目を閉じた。
そして、youもそっと目を閉じ、自分の唇をka‐yuの唇に重ねた。
ほんの数秒間、動くことなく、唇を重ね合わせる。
ゆっくりと目を開けながら、唇を離していく。
youの体温が感じれなくなると、ka‐yuは目を開けた。
「違うなぁ・・・」
不満そうにka‐yuが言う。
「何が違うねんっ!今ので十分・・・んっ・・・・」
言葉を遮るように、ka‐yuはyouの唇を塞いだ。
「キスってな、唇を触れさせて・・・吸い付くコトなんやで?」
そう言うと、ka‐yuはyouの下唇を軽く吸う。
「ん・・・」
何の抵抗も出来ず、youは身体をka‐yuに委ねる。
何度も何度も愛情を確かめるように、ka‐yuはyouにキスをし続けた。
「youちゃんは、キスだけやったら足らんやろ?」
「あっ!?かぁゆっ・・・」
youの身体はゆっくりとソファに沈んでいった。
Fin...
*****作者のコメント*****
辞書見てて思い付いた、ka‐yu×youです。
だってそう書いてたんやもんー吸い付くって(笑)
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