願望
「ゴホっ、ゴホっ・・・・」
「あぁ〜、もう、寝とかなあかんやろぉ〜?」
台所で御粥を作っていた、エプロン姿のyouが、可愛らしく怒った。
ka‐yuは、夏風邪をひいていた。
熱も39℃近くまで上がり、咳が止まらない。
顔を真っ赤に火照らせ、フラフラになりながら、ベッドから起き出してきた。
「・・・・・・・・」
意識が朦朧としているのか、ボーっとka‐yuが突っ立っていた。
youは駆け寄り、ka‐yuの身体を支える。
「どしたん?何か調子悪いんか?」
心配そうに、ka‐yuの顔を覗き込むyou。
パクパク口を開いているが、何を言っているか、聞き取れない。
「んぁ〜?何??」
耳をka‐yuの口元に近づける。
「・・・youちゃ・・・水くれ・・・・水・・・」
「あぁ、喉乾いたん?はいはい。ちょっと待ってて・・・」
ka‐yuの身体を引き摺るようにして、ベッドまで移動させる。
「水持ってくるから、ちゃんと寝ててっ」
「ん〜・・・」
youはka‐yuをベッドに寝かせると、急いで台所へ戻って行った。
「ka‐yu〜。水と薬持って来たで〜」
水の入ったガラスコップと、薬を乗せたお盆を、近くのテーブルに置く。
ka‐yuは、焦点の定まらない目で、youを見上げる。
「起きあがれるかー?」
youはka‐yuの背中を支えながら、身体を起こすのを手伝う。
「サンキュ・・・」
辛そうな表情から、微かに笑みが漏れる。
youは薬を手渡す。
「はい、飲んでー」
しかし、中々薬を飲もうとしないka‐yu。
「・・・?・・・ちゃんと飲んでや?」
手にコップを持って準備していたyou。
ka‐yuが口を開いた。
「youちゃん、飲ましてや?」
「はぁ!?」
ニヤっと笑ってka‐yuが続けた。
「よぅ漫画とかドラマであるやん・・・?口移しで・・・」
「何アホな事言うとんねんっ!」
顔を真っ赤に赤面させて、youが言う。
「そんなん言うとらんで、早く薬飲みっ!」
youはka‐yuと視線を合わせられず、じっと俯いている。
「・・・・・・・病人のお願い聞いてくれんの?」
ka‐yuはじっとyouを見つめたまま、そう言った。
沈黙が1、2分続いた。
一向に薬を飲む気配のないka‐yu。
youはとうとう諦めた。
「あぁ〜もう・・・・・」
ka‐yuの手から錠剤を取る。
「え?・・・ほんまにしてくれるん??」
「だって薬飲まな治らんもん・・・」
薬を口に含み、少し水を飲む。
そして、ka‐yuの半開きになった唇の間に流し込んだ。
「・・・んっ・・・・」
ka‐yuの口元からは、飲みきれなかった生温い水が流れ出る。
ka‐yuの喉が鳴る。
薬を飲んだのを確認すると、youはそっと身体を離そうとした。
・・・しかし、背中にはka‐yuの腕が廻されていて、離れられない。
唇は、ka−yuの舌で塞がれてしまっていて、何も喋れない。
いつの間にか、ベッドに押し倒され、ka−yuが上に乗っかっていた。
そして、激しくディープキスされていた・・・
(あぁ〜絶対ハメられたぁ〜・・・)
youは心の中でそう悟りながらも、いつもより熱っぽいka−yuの舌を口内で感じていた。
Fin...
*****作者の感想*****
あぁーまたヤってもうた(爆)・・・ka−yu×youです・・・
俺、どうもかぁゆぅのキスシーンが好きみたい(爆笑)エッチシーンでなくって。
これで3作目ですねー(死)youちゃんが照れながらka−yuにキスするの・・・(笑)
ほんと誰か止めて、この妄想・・・(爆死)
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