昔話

 

 

 

昔々、あるところに、華奢で可憐なHIROという少女がいました。

HIROは、おじぃさん、おばぁさんと一緒に、山奥で細々と暮らしていました。

 

ある日、HIROは鬼が島へと行く事になってしまいました。

「めんどい・・・」

HIROは言いました。

「噂によると、鬼はカナリの美男子らしいよぉー・・・」

おばぁさんは緑茶を飲みながら言いました。

HIROは、すっと立ち上がると、足早に家を出て行きました。

 

「あぁー。遠いぃー。キツイー・・・」

HIROは、ノロノロと山道を下っていました。

「誰か道連れにせな気が済まん・・・」

そのトキです。

段々畑で作業をしている、若い男の姿が目に入りました。

「・・・決めた。アイツ連れて行こ。」

HIROはゆっくりと、男に近づきました。

男はまだ、HIROに気付いていません。

金髪に長身の彼は、格好に似合わず、美しい顔立ちをしています。

HIROはそっと、背後に廻りました。

「おにぃーさん・・・」

精一杯可愛らしい声と、上目遣いで、声をかけました。

「ん!?」

男は鍬を持つ手を止め、振り向きました。

「・・・vvv」

男は、名前をKOJIと言いました。

KOJIは、HIROに一目惚れしてしまいました。

(・・・可愛いっ)

HIROは、KOJIが自分を気に入った事を悟りました。

「おにぃさん。あのねぇ・・・」

KOJIの手を取り、木陰へと連れて連れ込みます。

「御願いがあるんやけどぉ・・・」

 

 

HIROの腰つきと舌技に、すっかり虜になってしまったKOJI。

「仕方ないなぁ・・・」

口ではそう言いつつも、かなり乗り気でHIROの護衛を引き受けました。

(一緒におる限り、HIROの身体は俺の物になるんや〜♪)

「ありがとぉ♪」

満面の笑みでHIROは言いました。

 

しばらく歩いていると、大きな柿の木が見えてきました。

「あー。お腹空いたぁ・・・」

HIROは木陰に座り込んでしまいました。

さりげなぁーく、HIROの腰に手を回し、KOJIも横に腰掛けました。

上を見上げてHIROが言います。

「あの柿食べたいぃー。KOJI取ってぇー。」

木の先端に、丁度良い感じに熟れた柿が一つついていました。

いくら長身のKOJIでも、さすがに届きそうにありません。

「ん〜・・・・・」

その時です。

いかにも野性的な(笑)顔つきの男が、目の前を通り過ぎました。

(コイツやったらイケる・・・)

HIROは呼びとめました。

「おにぃーさんっ!」

「なんや?」

HIROが声を発したのと、ほぼ同時に男は振り向きました。

「あの柿取ってきてくれん?お願い・・・v」

HIROは男・・・SHUSEの耳元でそっと囁くと、首筋に軽く口付けました。

その光景をKOJIは黙って見ているしかありません。

「ええよ。その代わり・・・なぁ?」

不敵な笑みを浮かべながら、SHUSEはHIROの腰に手を回します。

(かなりの上玉やん・・・食いてぇ・・・)

さっとSHUSEの手を避け、潤んだ瞳で見つめて言いました。

「ん・・・鬼が島まで一緒行こ?そしたら・・・・・・」

 

SHUSEを木に登らせ、柿を取って来てもらったHIROは快調な足取りで鬼が島へ向かいます。

護衛もKOJIとSHUSEの二人になり、更に心強くなりました。

 

途中、とても小さな男の子をすれ違いました。

(・・・このガキは頼りになりそーにないな)

HIROは、無視って先を急ぎました。

「おいこらぁーっ!待てやぁー!」

小さな男の子は、大声を上げ走ってきます。

「なんや、あの小さいの・・・」

「知り合いか?」

「いや・・・」

KOJIとSHUSEはコソコソ話し合います・・・が、二人共心当たりナイようです。

もちろんHIROも知りません。

「なぁーに?ボク。お姉ちゃん達、忙しいんだけど?」

"ボク"やナイわ!LEVINや!」

「あっそ。じゃぁね〜♪」

HIROが先を急ごうとしたトキです。

LEVINはHIROの腕をぐっと掴み、素早く口付けました。

「んはあっ・・・っ・・・」

HIROは突然の出来事に、されるがままになっています。

「・・・上手いやん」

 

結局、LEVINも一緒に鬼が島へ行くことになりました。

HIROは、どんな美男子が待ち構えているか、心底ワクワクしています。

そんな事も知らず、KOJI・SHUSE・LEVINは、島に着いたら誰が1番にヤるか話し合っています。

 

船に乗ること、数十分。

ようやく鬼が島へと辿り着きました。

「今までアリガト♪じゃーねvvv」

HIROは美男子を求めて、一目散に島の中へと走っていきました。

「ああっ!?ちょっと待てやぁーっ!!」

三人の叫びは、ただ虚しく砂浜に響きました。

 

「ドコやぁ〜?クソババァの言ってた美男子は・・・」

HIROは、森の中をあてもなくさまよっていました。

昼間なのに、薄気味悪く、ジメジメしています。

「あーもぉイヤやっ・・・こんなトコ・・・」

HIROは終いには泣き出してしまいました。

「イヤぁー帰りたいーこんなオチ嫌やぁーーー」

 

「・・・どうしたんだい?」

HIROの目の前には、長身で甘いマスクの青年が立っていました。

「泣いたら、せっかくの綺麗な顔が台無しだよ・・・」

青年の指が、そっとHIROの頬に触れ、涙を拭いました。

「・・・・・(美男子やぁ)」

頬を紅潮させ、思わず見惚れてしまいました。

「僕の名前はTAKA。君は・・・?」

「HIRO・・・」

「HIRO。とりあえずココじゃ何だから、家においで?」

 

念願の美男子に巡り会えたHIROは、鬼が島永住を決意したのでした。

 

 

 

Fin...

 

 

 

*****作者のコメント*****

HIRO総受け・・・ストーリー微妙にパクリ物(笑)

この作品に関する感想は、一切拒否ります(爆笑)

 

 

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