加速
「TAKEOく〜んっ♪」
仕事が終わった直後、TAKEOに向かってアイジが叫んだ。
TAKEOはその声に気付き、足を止め、後ろを振り返る。
満面の笑みで駆け寄ってくるアイジ。
その姿は、力いっぱいしっぽを振ってご主人様の元へ向かう犬の様だった。
「TAKEOくんっ!!」
息を切らしてアイジが言う。
よほど、急いで追いかけてきたのだろうか。
「どうした?何か用?」
深く被った帽子から微かに覗く顔には、優しい笑みが浮かんでいた。
「あっ、あのね。今日TAKEOくん家・・・行ってもいっかな?」
TAKEOの服の裾をきゅっと握り締め、俯きがちにアイジが尋ねた。
くすっと軽く笑うと、TAKEOはそのままアイジの腕を掴み歩き出した。
「えっ!?あっ・・・」
ぐいぐいと引っ張られながら、アイジが驚いた顔でTAKEOを見つめ続けた。
視線に気付いたTAKEOは「行くよ?」と一言告げ、再び歩き出した。
「たっだいま〜」
TAKEOは家の鍵を開け、アイジを中へと誘う。
「一人で
“ただいま”って言うの淋しい〜♪あっ、お邪魔しますー」可笑しそうにアイジが笑いながら、玄関へと入る。
「仕方ナイだろう・・・一人身なんだから」
苦笑いしながらTAKEOは玄関の鍵を閉める。
リビングへと案内されたアイジは、深くソファに腰掛けた。
TAKEOはテレビのスイッチを入れると、アイジの隣へと腰掛ける。
「そういえばさ、今日は何で家に来たの?」
ふと思い出したように、TAKEOは聴いた。
「ん?用事が無かったら来たらダメ?」
アイジはTAKEOの目を見つめ、首を傾げる。
いつになく可愛らしいアイジの素振・・・
「いや、別に。ただ・・・俺の家に来たら何されるかわかってんのかなぁって・・・」
微笑を交えながら、TAKEOはアイジとの距離を更に縮める。
「・・・・・・・・・・」
アイジは思わず、TAKEOから目線を反らした。
「もしかして・・・わかってて来た?」
TAKEOはアイジの心の中を見透かしたように、イジワルな質問をぶつける。
案の定、アイジからの返事はない。
「・・・俺に抱かれたい?」
にっこりと、優しく微笑みかけるTAKEO。
「違っっ!!何言ってっ!!!!」
アイジは顔を真っ赤にして、TAKEOの方を向き思いっきり反論する。
それでもTAKEOは笑顔を崩さない。
「だって今日のアイジ、いつもに増してフェロモン出しっぱなしだし?」
アイジの髪を優しく撫でていたTAKEOの手は、いつの間にか腰に回されている。
「違うってばっ・・・」
あくまでも否定し続けるアイジ。
TAKEOはぐっと腰を引き寄せると、アイジの耳元で囁いた。
「じゃあ何で、この身体は全然抵抗しないのかなぁ・・・」
TAKEOの唇が動く度に、アイジの耳朶を掠る。
「・・・・・・・・・・」
アイジは何も言い返すことが出来なかった。
「いっぱい可愛がってあげないとね。せっかくアイジが誘ってくれたんだから・・・」
TAKEOは、アイジの耳朶を唇で軽く挟みながら言った。
「ベッド行こうか・・・?」
ゆっくりとアイジを立たせると、TAKEOは寝室へと連れて行った。
アイジは抵抗することなく、ベッドの上へ仰向けに寝かされた。
TAKEOは、自分の上半身に纏っていたものを全て脱ぐと、ベッドサイドに腰掛けた。
「TAKEOく・・・・・」
上半身裸のTAKEOを直視できないアイジ。
「アイジのココ・・・待ちきれないみたい・・・窮屈そう・・・」
アイジの表情をじっと見つめながら、片手をアイジの下半身へと伸ばす。
既に膨張し始めているアイジの局部を、掌で撫でまわす。
「あっ・・・」
小さく叫んで、アイジは身体を硬直させた。
「もしかして、かなり溜まってる?」
「バカ・・・・」
TAKEOは、革のズボンの上からゆっくり、ゆっくり撫で続ける。
「もっとして欲しかったら、ちゃんと
“お願い”って言わないとね・・・」手の動きを止め、TAKEOはアイジを見つめる。
「・・・・・抱いて・・・・・」
躊躇いがちに、アイジが小声で言う。
「何?聞こえないよ〜?」
容赦なくTAKEOは言い放つ。
「抱いて下さい・・・」
やっと普通に話す程度の大きさで、アイジが言う。
しかし、TAKEOはキッパリと言った。
「ちゃんと俺の目を見て言わないとダメ」
アイジは劣等感や屈辱感でいっぱいになりながらも、TAKEOの目を見つめ言った。
「お願い・・・します・・・抱いて下さいっ・・・・・」
目に薄っすらと涙を浮かべたアイジは、じっとTAKEOの様子を伺っている。
まだ何か言われるのだろうか、何か気を悪くしたのだろうかと考えながら見つめ続ける。
TAKEOは満足そうに微笑むと、アイジの頬に手を当てた。
「よく出来ました・・・」
アイジの目にそっと舌を這わせ、涙を舐めとる。
急な舌の感触に、アイジはビクっと身体を跳ね上げる。
TAKEOは舌で眼球に優しく触れつつ、手でアイジの顔をなぞる。
「しょっぱい・・・」
TAKEOはくすっと微笑み、そのまま舌を下ろす。
鼻筋を舌でなぞり、唇を舐めまわす。
「っ・・・」
なかなか唇を合わせてくれないTAKEOに我慢できなくなり、自らTAKEOの頭を引き寄せる。
アイジの行動を待っていたかのように、引き寄せられた瞬間、TAKEOは唇を重ねた。
重なり合った唇から、甘い吐息が漏れる。
「ん・・・たけおくんっ・・・・・」
舌先で軽くアイジの口内を触れてまわる。
歯茎から舌、唇・・・全てを弄り、舐め尽くす。
その間も、TAKEOの手は止まることを知らない。
TAKEOの右手が、器用にアイジの下着を脱がせたトキだった。
「あっ、ヤぁ・・・・・」
アイジは身体を反転させて、微かな抵抗を示した。
アイジの舌を吸い取るように、唇を離す。
「何が嫌なの?自分から誘惑しといて・・・」
冷たい視線がアイジの下半身に突き刺さる。
身体を起こし、シーツと両手で自らの肉棒を隠す。
「やっぱ、風呂・・・入らせて?」
「ヤだ」
即答したTAKEOに、アイジは困惑した表情を見せる。
TAKEOは、先程よりいくらか激しくアイジを押し倒した。
アイジに話す暇を与えることなく、シーツと手を剥ぎ取り、アイジのモノを口に含む。
「んあっ・・・」
TAKEOは唇をしきりに動かして、アイジのモノを舐め、吸う。
「ヤっ・・・たけおくっ・・・止め・・・」
アイジは、恥かしさでイッパイになった。
顔は真っ赤になり、目からは大粒の涙が零れている。
それでも、アイジの口から出てくる言葉の語尾は、微かに甘く聞こえた。
TAKEOには、アイジが感じているというコトが手に取るようにわかった。
口の中で徐々に大きく硬くなっていく肉棒に、歯を立てないよう細心の注意を払う。
そして、アイジの感じる場所、反応が大きい場所だけを攻め続ける。
「美味いよ・・・アイジの・・・・・・・」
TAKEOは、涙目のアイジに向かってにっこりと微笑む。
「ヤだぁ・・・汚・・・い・・・のにっ・・・」
シーツで顔を隠しているアイジ。
そんなアイジの言葉など、少しも気にする様子のないTAKEO。
「アイジは、ココ触られるの・・・好きなんだよねぇ・・・」
TAKEOはアイジの下半身に顔を埋め、アイジの弱い部分を一つ一つ確かめながら、触れていく。
先から待ちきれずに溢れ出した、無色透明な体液を指で絡め取る。
そして、それを塗りつけるように、指先に力を入れ、アイジに刺激を与える。
少しずつ、手を上から下へと這わせていく。
「ひあっ・・・ん・・・」
TAKEOの指が、アイジの小さな蕾に触れた瞬間、アイジの上擦った声が室内に響いた。
アイジの声をしっかりと聞いたTAKEOは、また同じ動作を行う。
そして、アイジの様子を伺いながら、舌をそっと秘部へと伸ばした。
「・・ああっ・・・」
アイジには、もはやシーツを握り締める握力さえなかった。
全身から力が抜けていくのが、はっきりと分かった。
TAKEOは両手でアイジの足を開かせながら、ピチャピチャと音をたてて蕾を濡らしてゆく。
「ん・・・ダメぇ・・・」
力無い小さな声が、甘い吐息と共にアイジの口から漏れる。
TAKEOは十分に濡れるの待ち、そっと舌を割り入れる。
「んやぁっ・・・」
アイジは電流が走ったかのように、背中を弓反りにさせた。
浮き上がった身体を両手でぐっと押さえ込むと、TAKEOは更に舌を深く入れる。
体内で動き回る、別の生物の感触に、アイジは気が狂いそうだった。
アイジの声が刺激となり、TAKEOの下半身も徐々に肥大していく。
「・・・ん・・・ぁ・・・たけ・・・お・・・」
完全に、快感に身を委ねることを決めたアイジの身体。
“理性”というものは、もう既にアイジには残っていない。
アイジの次の言葉を待つように、TAKEOが動きを止める。
舌をアイジの体内で回転させ、勢いよく引き抜く。
「んふっ・ ・ ・」
ゆっくりと顔を上げ、口元を手で拭いながらTAKEOが聞く。
「何、アイジ?」
荒い呼吸を繰り返しながら、アイジが言う。
「・・・っ・・・・もぅ・・・はあっ・・・・・がまんできない・・・」
「どうして欲しいのカナ?」
「・・・おねが・・・い・・・・っ・・・イカせて・・・」
アイジの肉棒は、真っ赤に膨張していて爆発寸前の様だった。
TAKEOは片手を伸ばし、その根元をぎゅっと握り締める。
「やあっ・・・でる・・・っ・・・」
両手でアイジのモノを包んでやると、TAKEOはゆっくりと手を上下に動かし始めた。
「いいよ・・・イって・・・」
TAKEOは、両手を上下させるスピードを上げていく。
「・・んっ・・・たけおくんっ・・・・あああっ・・・」
先端から勢いよく、白濁したアイジの体液が放出される。
その体液を片手で掬いながら、もう片方の手で刺激を与え続ける。
アイジが全て出し切ったのを確認すると、その愛液をアイジの蕾へと垂らす。
全身が脱力していたアイジの身体が、再びビクっと跳ねた。
「やあっ・・・何して・・・」
イったばかりで、まだ余韻の残る身体を捻り、アイジは言った。
「次は俺が楽しむ番・・・だよね?」
優しい微笑みの裏に、鬼畜を思わせる笑みを浮かべながらTAKEOは言った。
TAKEOのモノは、ズボンの上からでもカタチがわかる程に大きくなっていた。
右手でアイジの後ろの穴を弄り、左手でアイジの腕を自らのモノへと誘導する。
掌でTAKEOの状態を把握し、アイジは身体の向きを変える。
「・・・・・TAKEOくんの・・・食べたい・・・」
TAKEOがかろうじて聞き取れる程度の声で、アイジがぼそっと言う。
TAKEOは一旦アイジから身体を離すと、服を全て脱ぎ捨てた。
「・・・しっかりやれよ?」
仁王立ちになったTAKEOの下半身へと頭を埋めるアイジ。
大きくなったTAKEOのモノを、両手で軽く挟み込み上下に擦る。
先端を口に含み、一生懸命舌を動かしてTAKEOの性感帯を探ろうとしている。
「もっとちゃんと舐めろよ・・・そんなんじゃ一晩中入れてやらないよ?」
「んっ・・・・んくっ・・・・・っ・・・・・」
目を閉じ、舌先に神経を集中させアイジは奉仕し続ける。
数分が経ち、アイジの動きも次第にスピードを落としていった。
せっかく良い気分になってきたのに、アイジの動きが遅くなり、TAKEOは物足りなさを感じた。
TAKEOはアイジの髪を引っ張り、顔を離した。
「ごめんっ・・・なさい・・・アゴ痛くなっ・・・・・」
アイジは
“許して”と訴えかけるような目でTAKEOを見上げる。不満気な顔でアイジを見つめるTAKEO。
「・・・・・後ろの穴で責任とってくれたら許す」
ニヤっと微笑み、アイジを見下しているTAKEO。
「え・・・・・・?」
驚きと、困惑の表情を浮かべ、TAKEOを見つめ続けるアイジ。
「何ぼーっとしてんの?ケツこっち向けろよ・・・」
TAKEOは、自分のモノを自らの手で擦り上げ刺激を与えながら、待っている。
アイジは、ベッドの上で、四つん這いになり、TAKEOとは逆方向に頭を持っていく。
「じゃ、両手で広げて?」
アイジは言われた通りに、両手で広げTAKEOを導いた。
両手を後ろにやっているので、アイジの身体は肩でかろうじて支えられている。
顔を枕に押し付け、下半身は高々とTAKEOに向けられているという屈辱的な格好。
TAKEOは、アイジのその姿に更なる興奮を覚えた。
露わになったアイジの蕾は、TAKEOを待ちきれず、ピクピクと筋肉を震わせている。
潤滑剤というか、ローションのような液体をアイジの蕾に垂らし、指で馴染ませる。
「あふっ・・・・ん・・・・・」
TAKEOの指をリズミカルに締めつけ、どんどん飲み込んで行く。
3本の指で、アイジの中をぐちゃぐちゃに掻き混ぜ、慣らしていく。
「もう十分かな・・・・・」
卑猥な音と共に、指を一気に抜き取り、変わりに自分の膨張しきった肉棒を差し込んだ。
「あああっ・・・・・・・・・」
アイジの穴は簡単にTAKEOを飲み込んでしまった。
体勢を整えながら、TAKEOは奥へ奥へと腰を進める。
「んっ・・・あぁ・・・」
TAKEOの身体が動く度、切なそうに声を上げるアイジ。
キレイに全てが収まったのを見計らって、TAKEOはゆっくりと腰を動かし始めた。
「あっ・・・ん・・・」
内壁とTAKEOのモノが擦れる度に、アイジは甘ったるい声をあげる。
ゆっくりと、一定のリズムを刻むようにTAKEOは腰を動かす。
アイジもそれに重ねるようにして、腰をくねらせる。
「っく・・・」
心地よい暖かさと締まりに襲われ、TAKEOは一瞬イキそうになった。
「TAKEOく・・・んふっ・・・あ・・・」
どうにか爆発を抑え、再びアイジを攻める。
「アイジ・・・最高にいいよ・・・」
TAKEOは、アイジに覆い被さるように後ろからアイジを抱きしめる。
アイジは耳元で囁かれた甘い言葉に、頬を紅くした。
後ろからアイジを抱きすくめ、繊細な肩から鎖骨のくぼみ、胸の突起を円を描くようにして撫でまわす。
「はあっ・・・・ん・・・・」
腰を高く突き上げ、アイジはTAKEOを深く飲み込んで締めつける。
シーツを握り締める指、必死に歯を食いしばる細い顎に、ぐっと力が入る。
「ああっ・・・TAKEOくんっ・・・・・っう・・・」
アイジが辛そうに、TAKEOに訴えかける。
「何?もう、イキそう・・・?」
自分もそろそ耐えきれなくなっていたTAKEOは、少しずつ腰の動きを加速させていく。
「んあっ、あっ、はあっ・・・TAKEOくんっ・・・・」
身体を思いっきりのけぞらせ、アイジはシーツに弾き飛ばした。
TAKEOも、背筋に激しい痺れを感じ、一気にアイジの奥深くへと注ぎ込んだ。
事を終え、風呂にも入ってソファでゆったりとしていたTAKEO。
風呂上りのアイジは、その膝の間にちょこんと座った。
「何?甘えちゃって・・・」
驚きと嬉しさを隠すように、TAKEOが言う。
「いや・・・なんとなく・・・」
風呂上りだからか、照れているからか、アイジの頬は赤く火照っている。
「それとも、まだイき足りない?」
くすくすと笑いながら、アイジの胸を薄いパジャマ越しに撫でまわす。
「やっ・・・ん・・・」
TAKEOに、敏感なトコロを刺激され、反応を返してしまうアイジの身体。
「淫乱・・・」
アイジの耳元で呟くと、TAKEOはアイジをソファに押し倒した。
Fin...
*****作者のコメント*****
1000hit記念ということで書き始めた、このTAKEO×アイジなんですけど、ようやく終わりました(?)長かったです
ねぇ・・・作者のネタ切れのため、連載というカタチになってしまったんですけど(笑)とりあえず、この3回にて終了さ
せようと思ってます。まだ話は続くみたいですけど気にせずに(爆)本来の目的はエロを書こう!だったんでね(逃)
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