**BACK** | **TOP**


2000.10.19 渋谷Take Off 7

渋谷。雑踏の街。時代を写す街。
7月ぶりの渋谷。
久しぶりの都内だった。
その中に、20周年を迎えるLive House・Take Off 7がある。
DRUG STOREがLiveを演る。
歩き慣れているはずの街なのに、緊張している自分がいた。

こう来たね。
今日は、こっちで来た。
そう、"Mr.Bassman"。
Eijiが大地をしっかりと踏み締め、Bassをかき鳴らす。
珍しく会場をぐるっと見回していた。すぐに、元の彼に戻ったが。
カメラに向けてポーズをとる。ウインクをする。お茶目さん。
でも、彼のBassを手にした時の姿、Bassの音。
惚れ過ぎて、腰を抜かさないように。

こうなったら、吹っ飛ぶしかない。
リズムに身体を預ける。
頭が麻痺して来た。
いつもより、1音1音が丁寧に聴こえる。
でも怖れている訳ではない、自身をつけて来ているのだろう。
心地よく全身が包まれる。

そして、TAKA-CのDrumsがよく響く。
2人の様子を見ながら、そして自分を主張していた。
DRUG STOREとしてのTAKA-Cが出て来たように感じた。
御機嫌なのか、終始ニコニコと笑顔で、楽しくてたまらないという
気持ちが全体から出ていた。でも、ふと真顔になる。
格好いいなあ、今日は特に。

新旧取り混ぜたSet List。
"I don't care if you want"
前回聴いた時よりも、Guiterソロが充実して、さらにアレンジされていた。
荒削りな所が無くなった。こんなDRUG STOREもありだろう。
そして、本邦初公開の全くの"新曲"
逆に今までのDRUG STOREらしいHeavyでHardなタイプ。
EijiのBassとTAKA-CのDrumsのリズムが地響きのように足元から這い上がってくる。
TETSUが泣き叫ぶようにGuiterを奏でる。
背筋がゾクゾクとした。鳥肌が立った。
マニアにはたまらない曲だ。

今日はちょっといつもと違って、荒さの中に落ち着きを感じたのは
自分だけだろうか?
そこにはTETSUがいた。Liveが楽しくて堪らないのが感じられた。
少しずつ、変化していく曲を当たり前のように演り、
楽しませる事を忘れない。
ハコ全体を舐め廻し、そう、舐め廻すと言う言葉がぴったりと当てはまるくらい見て いた。
全身から汗が吹き出ている。広いステージ全体を使って動き、唄う。
そんな彼に釘付けになる。

知らず知らずに客が身体を動かしていた。
動かざるを得ないくらいのPOWERが感じられた。
得体のしれない感触がする。
異様なザワメキ、吸い込まれる様な魅力。
全てを忘れてしまうのではないかと思うくらい、頭の中が真白になる。
とにかく愉しい。その一言に尽きる。
また、ふと我に帰る自分がいる事に気付いた。

あっと言う間に終わってしまった。
これからのDRUG STOREの姿を垣間見た様な気がした。

彼等は、Newアルバムのレコーディングを始めた。
また、一歩を踏み出した。
後ろを振り返らず、前を突き進んで欲しい。


**BACK** | **TOP**