Angela Aki(アンジェラ・アキ)

 ここでは、管理人が大のお気に入りのミュージシャン、アンジェラ・アキについて取り上げる。彼女の詳細なプロフィールについてはオフィシャル・サイト等に記載があるので割愛するとして、彼女の音楽との出会いは、今から遡ること2003年6月。たまたま耳ざとい友人から、「こういうミュージシャンがいるんだよ。」と教えられ、誘われるがままに渋谷のライヴハウスegg-siteに足を運んだのが始まりだった。そのときの正直な印象として、まだまだ粗削りな部分はあるものの、その歌唱力、表現力には潜在能力の高さと可能性が感じられ、これはひょっとしたらひょっとするぞと、引き続きチェックすることにした。
 そして、2003年の7月、8月と続けてライヴに足を運び、回を重ねるごとにミュージシャンとして進化していっているのが手に取るように分かり、気が付けば完全に彼女のファンとなっていた(笑)。
 2003年の後半から2004年の年末までの間は、ライヴ活動を行っていなかったようだが(とはいえ、2004年の2月から日立DVDカムのCMソングとして"愛するもの"が使われたりと、動きはあった)、突如2004年の12月にライヴ活動再開。ここから現在のスタイルであるピアノの弾き語り形式でのライヴとなった。思うに、この潜伏期間中は、レコード会社との契約も含めて、今後どのような方向で活動していくのか試行錯誤を重ね、その結果、現在のようなスタイルで活動するという結論に至ったのだろう。それが正解だったということは、彼女の今の活動状況を見れば一目瞭然だ。HMVの「ONE」のユーザーレビューで、"大化けする可能性大"と書いたのだが、まさに今、化けようとしているのではなかろうか。
 彼女の魅力は、ひとつひとつの言葉を大切にして書く歌詞(まさに"言霊"という言葉がピッタリくる)、いい意味でどこかで聴いたことのあるような普遍的なメロディーは勿論のこと、ライヴにおける、あの華奢な身体からは想像もつかないダイナミックなプレイと卓越した歌唱力、表現力にあると思っている(ポイントは、左足の"蹴り"ね(笑))。間違いなく彼女は"ライヴ・アクト"だ。そして、あのルックスから繰り出される"阿波弁"という意外性(笑)。2005年の9月に晴れてメジャーデビューを果たし、ようやくスタートラインに立ったアンジェラ・アキ。今後も彼女の動向から目が離せないし、微力ながらサポートしていきたいと思う。今後の彼女に関するトピックについては、引き続きこのサイトの"言わずに死ねるか!"(blog)にて取り上げていく。

Discography   Live

Discography

 アンジェラ・アキが今までにリリースした作品のレビュー。青字でリンクが貼ってある作品については、"言わずに死ねるか!"にてレビューを掲載しています。

single   album  

single

THIS LOVE(2006/05/31)

Kiss Me Good-Bye(2006/03/15)

 1月に発売された「心の戦士」から2ヶ月、アンジェラ・アキの3rdシングル、「Kiss Me Good-Bye」がリリースされた。発売前からゲームソフト「FINAL FANTASY12」の挿入歌として各方面で取り上げられていたし、TVCMでもかなりの割合でオンエアされていただけに、その出来栄えに皆の興味が集中していたと言っていいだろう。
 タイトル・トラックの"Kiss Me Good-Bye"は、基本的には"別れ"をイメージしているものの、ただ単に悲しいだけの別れではなく、その先にある"希望"をもイメージしているとインタビューでも語られていたようだが、何も恋愛に限ったことではなく、どのような局面にあっても、生きている限り、"別れ"というのは避けられないものだと思うが、それをどのように受け止め、受け入れ、乗り越え、そして前へと進んでいくかということは、人生の中でのひとつの命題だと言えるだろう。別れがあれば、当然新しい出会いもあるのだから。
 自分の想いを歌に込めるアンジェラ・アキのこと、おそらく彼女自身も今までの人生の中で辛い別れを幾つも経験しているのではないかと推測するが、きっと、ただただ辛いと嘆くのではなく、それを消化し、糧にして生きてきたのではないか、この曲からそんなイメージを受けた。
 そういえば、このシングルにボーナス・トラックとして収められている"Kiss Me Good-Bye"の英語バージョンの方が先にできた曲であり、それを受けて日本語バージョンも作ったということなので、言うなればこの曲は、恒例のカバー曲の"セルフ・カバー"バージョンということになろうか。その4曲目に収録されている"Kiss Me Good-Bye"の英語バージョンは、歌詞の内容からすると、大枠のイメージは日本語、英語バージョンとも同様のものであると思えるが、やはり英語バージョンの方が言葉をかなり詰め込んでいるような印象を受ける。そこが英語と日本語とで歌詞を書くときの大きな違いだろう。アンジェラ自身が語っている、真っ先に浮かんだという、サビの""Won't shed a tear for love's mortality For you put the dream in my reality"という歌詞がとても印象的だ。  
 2曲目の"Santa Fe'"は、このblogでもう何度も書いているが、2003年6月に私が初めてアンジェラ・アキのライヴを観たときのオープニング曲、すなわち生まれて初めて聴いたアンジェラ・アキの曲ということで、とても印象に残っている曲だった(因みにそのときのセット・リストは、01.Santa Fe' 02.きれいな嘘 03.お願い 04.Not Fine 05.Warning 06.Dream 07.Your Love Song)。それをこうしてオフィシャルなものとして、いつでも聴くことができるというのがとても嬉しい。ややダークな歌詞に、ピアノ、ベース、ドラムのトリオで奏でるグルーブ感と力強さを感じさせる楽曲だ。そしてエンド・パートの雪崩れ込むようなピアノ・プレイにゾクリとする。アンジェラ・アキのもうひとつの側面を表現する楽曲と言えるだろう。
 そして、3曲目は恒例のカバー曲"青い影"。音楽ファンならずとも、曲名は知らなくてもきっと一度は耳にしたことがあるであろうオリジナルのPROCOL HARUMの"A Whiter Shade Of Pale"については、ここでウダウダとデータ・ベース的なことを書き連ねるつもりはない。そんなことは他に幾らでも詳細に優れたものを書いてらっしゃる方のサイトがあるだろうから、そちらを参照すればいいことだし、それに後追い世代としては、エラソーに書けるネタもありませんし(汗)。
 オリジナルはハモンド・オルガンが非常に効果的に使われていたが、アンジェラのバージョンは、これまた恒例のピアノの弾き語り形式で、しっとりと決めてくれる。元々彼女はこの曲の邦題にインスピレーションを受けたそうで、"あのときこうしていれば・・・"という、いわば人生(恋愛)の分岐点における後悔の念ともとれる感情を表現した歌詞が、この曲の持つイメージと見事にマッチした、相変わらずのアンジェラ・アキの卓越したカバー・センスを象徴する楽曲に仕上がっている。
 多大なる周囲の期待を受けたこのシングルも、「心の戦士」同様3/27付オリコン・ウィークリー・チャートで初登場6位と見事に結果を出した(まあ、意地悪な見方をすれば、DVD付限定盤には2種類、通常盤にはそれらとはまた異なる「FF12」のステッカーが付いていたこともあり、マニアは3種類買っちゃうよね、ということが売り上げ枚数の上乗せに貢献したということになろうが、それでもここに収められている楽曲の質の高さは間違いない)。それを受けて、「心の戦士」も再びチャートを上昇するという相乗効果を生み出している。まさに追い風が吹いていると言っていいだろう。このいい流れを次のシングル、そしてアルバムに繋げていってもらいたい。
 でも、一言言わせて貰うと、あのステッカー、CDの帯と一緒にするのではなく、別封入にしてもらいたかったな〜。いつも帯はプラケースの中に入れてブックレット一緒に保管しているので、ああいうフォーマットにされるとそれもできなくて、不便なことこの上ないんだけど。

収録曲
01.Kiss Me Good-Bye
02.Santa Fe'
03.青い影
04.Kiss Me Good-Bye(英語バージョン)(Bonus Track)

心の戦士(2006/01/18)

 アンジェラ・アキ、待望のメジャー第2弾シングル。タイトル・トラックとなる"心の戦士"は、既にライヴでも演奏されていて、ファンの間でも人気の高い楽曲で、インタビューやライヴのMCでは、くじけそうになったとき、自分の中のもうひとりの強い自分に呼びかける応援歌だと語られている、強いメッセージ性を持った楽曲だ。日常の中での"戦い"(恋愛と置き換えてもいいように思える。これって実はラブ・ソングという気もするな)において、現実、そして弱い自分を受け止めた上で立ち上がり、進んでいくとでも言えばいいのだろうか。ライヴでのピアノの弾き語りとはまた違う、ストリングスを効果的に使ったバッキングが全体に奥行きを与え、バンドがアンジェラのピアノと上手く組み合わさって力強さを生み出している。アンジェラのVo.も同じように力強く、そして伸びやかだ。
 2曲目の"空はいつも泣いている"は、バッキングのピアノのリズムとベース、ドラムのバトルっぽい雰囲気、そして後半のドライヴ感が気に入り、一聴してすぐにライヴで聴きたいと思った。最後のヴァースのピアノの鍵盤を滑らすように「ピロロ〜ン」って鳴らすところがかなりのツボ。
 3曲目の"TODAY"は、恒例のカバー曲。今回はSMASHING PUMPUKINSのヒット曲をもってきた。どうやらこのバンド、この曲は彼女の"青春の一曲"、"青春のバンド"らしい。スマパンといえば、2004年の"金返せ映画"「スパン」で、元メンバーのビリー・コーガンがIRON MAIDENの名曲"Number Of The Beast"を聴くも無残な形にしやがったということで、かなりムカついたんだけど(結構根に持つタイプなので(爆))、それはそれとしてこのバンドのベストアルバムを買ってみたが、やはり私のタイプではないな〜。で、"TODAY"はオリジナルはギターをメインにグルーブ感のあるサウンドで、歌詞からは厭世的な印象を受けたのだが、アンジェラのバージョンはピアノをメインに、"汚れた昨日"、"新しい明日"、自分を許すことができた今日"と、明日への希望というか、非常にポジティブな印象を受ける。バッキングのサウンドや歌詞の内容といい、オリジナルの素材を活かしながら、楽曲に新たな生命を吹き込み、まったく新しい楽曲へと昇華させたそのセンスに脱帽だ。個人的には贔屓目かもしれないが(笑)、アンジェラのバージョンの方が好きだな。
 そして4曲目にはボーナス・トラックとして、フェイ・ウォンが歌った「FF8」の挿入歌"Eyes On Me"が収録されている。オリジナル未聴なので比較はできないが、ピアノだけをバックに優しく歌い上げるアンジェラの歌声は非常にナチュラルで、ス〜っと心の中に入り込んでくる。もっとも、優れた楽曲、Vo.ではあるけれど、以前のコメントにも書いたように個人的には「FF12」とは切り離して"心の戦士"単体で評価してもらいたいと思っているだけに、この曲を収録したことについては100%肯定するつもりはない。ただし、戦略的にはありだし、次のシングル「Kiss Me Good-Bye」には"Kiss Me Good-Bye"の日本語、英語両方のバージョンが収録されるようなので、だとするとこの曲の入り込む余地はないわけだから、収録するとしたら今回しかなかっただろう。それ故ファンに対する、まさしく"Bonus Track"なわけだ。
 次作「Kiss Me Good-Bye」がヒットするのはある意味約束されていると言っても過言ではないので、"HOME"の勢いをどのように持続させて次に繋げるかという点で、今回のシングルが"勝負作"になると踏んでいたが、精力的なプロモーション活動とここに収められた優れた楽曲のおかげで、見事に結果を出した。1/30付オリコン・シングルチャート初登場13位、そして売り上げ枚数も一説には13,000枚とも15,000枚とも言われている「HOME」の売り上げ枚数に匹敵する数字を発売一週目で叩き出した。新人アーティストとしてはこれは実はもの凄いことで、ここで生まれた流れは間違いなく大きなうねりとなって、音楽シーンを飲み込んでいくことだろう。これからの彼女の活動からますます目が離せない。

収録曲
01.心の戦士
02.空はいつも泣いている
03.TODAY
04.Eyes On Me(Bonus Track)

HOME(2005/09/14)

 2年以上前から彼女のファンを続けている者にとって、"待ちに待った"という表現がまさにピッタリくる、メジャーデビューシングル。タイトルトラックとなる"HOME"は、それぞれが心の中に持っているであろう"ふるさと"への想いを綴った曲で、ライヴではシンプルにピアノ1本の弾き語りで歌われていたが、こうしてバッキングにギターやドラムなどが入るバンド形式で演奏されると、曲全体に奥行きが出てきてまた味わい深い(ハモンド・オルガンが効果的だ)。
 ↑で"ふるさと"への想いと書いたが、思うにこの曲で歌われている"HOME"というのは、そういった自分が生まれ育った物理的な空間としての"場所"だけではなく、自分の大切な人との思い出、仲間との繋がり、そして、勿論過去だけでなく、現在の自分の生活においても同様の、そういった心の拠り所のような、精神的な"場所"も指しているんじゃないだろうか。自分のベースとなっているもの、場所、いつでも帰れるところ、そうしたすべてのものを包括した意味での"HOME"、そんな気がしてならない。そうした気持ちで彼女の伸びやかな声に耳を傾けると、なんだかとてもノスタルジックな気持ちになり、自分の"HOME"と呼ぶべきものに思いを馳せ、とても素直な気持ちになれる。
 2曲目の"奇跡"は、これまたライヴで既に披露されていて、ライヴ・レビューでも書いたのだけど、今までの彼女の曲とは異なるアップテンポの曲調で、それとは対照的な"別れ"、そしてその別れに対する未練たっぷりな(苦笑)歌詞のコントラストがとてもユニークだなと(笑)。
 3曲目の"Will You Dance"は、彼女のインディーズからのアルバム「ONE」にもコメントを寄せていたジャニス・イアンのカバー。世代によっては「岸辺のアルバム」を思い出すこと請け合い?(笑)。これも「ONE」同様、オリジナル楽曲に彼女独自による日本語の歌詞を乗せて歌い上げる。先の2曲とは異なり、この曲はピアノだけによるシンプルなアレンジだ。こちらも上手い具合に彼女の楽曲として昇華させているのではないだろうか。
 この「HOME」によって待望のメジャーデビューを果たし、ようやくスタートラインに立ったアンジェラ・アキ。より多くの人の耳に、普遍的な魅力を持った彼女の歌声が届くことを祈って止まない。

収録曲
01.HOME
02.奇跡
03.Will You Dance

album

Home(2006/06/14)

ONE(2005/03/09)

 日本に帰国後、地道なライヴ活動を続け、そして、満を持してインディーズからリリースしたアルバムは、オリジナルが3曲、カバー曲が3曲という構成のミニアルバム。幼少時代からピアノを学んでいた自らの"ルーツ"に立ち返り、ピアノの弾き語りというスタイルを取っている。当初HMVだけの限定リリースだったのだが、発売週にHMVのインディーズ・チャートで2位に食い込むという健闘ぶりを見せた。やはり、ライヴを通じてその認知度を徐々に高め、それが一気に出たのだろう。HMV渋谷ではしっかりコーナーも設けられ、渋谷店のインディーズ・ウィークリー・チャートでは、しばらく1位だったと記憶している。参考までに、この「ONE」発売前に、HMVのユーザーレビューに期待料を込めて書いたものを転載しておく。→"期待の大型新人Angela Aki。何度もライヴを観ているけど、その歌唱力、表現力には潜在能力の高さが窺える。今回は彼女のルーツであるピアノの弾き語りということであるが、ロック・テイストも持ち合わせた、引き出しの多いミュージシャンであるだけに、大化けする可能性大。今後要注目のミュージシャンでしょう。"←ここまで。
 因みに、↑で"カバー曲が3曲"と書いたが、単純にそのままカバーするのではなく、歌詞を日本語、しかも単純なオリジナルの歌詞の訳詞ではなく、アンジェラ自らオリジナルの歌詞を書き、彼女の解釈で彼女の世界観を曲に投影し、楽曲に新たな生命を吹き込んでいる。ライヴで演奏されることが多いのは"We're All Alone"、"Never Is A Promise"の2曲だが、この2曲の陰に隠れてほとんどライヴで演奏されることのない"A Song For You"も、いやいやどうして。別れを惜しみ、それに対して心の中の想いを届けようとする気持ちが伝わってくる佳曲だと思うがいかがでしょう。
 また、オリジナルの3曲も、初期のライヴから演奏されている"Warning"、日立DVDカムのCMソングとしてオンエアされた"愛するもの"(ただし、今回使われているのは、新たにレコーディングされたものと思われる)のような、古くからのファンにはお馴染みの楽曲のほか、このアルバム収録曲の中でも非常に人気の高い"Rain"(切ない気持ちになるね)と、質が揃っている。
 しかし、なんといっても、余計な装飾を取り除いた誤魔化しの利かないシンプルなピアノの弾き語りというスタイルのおかげで(最近多いからね〜、やたらサウンドに厚みをつけることで自分の歌唱力のなさをカバーしようとする輩が。もっとも、そういう連中は、ライヴで化けの皮が剥がれるのだけど)、かえってアンジェラ・アキというミュージシャンの卓越した歌唱力、表現力を十二分に堪能できるという点が非常にポイントが高く、そういった意味でもお買い得の一枚だろう。

収録曲
01.We're All Alone
02.Rain
03.A Song For You
04.Warning
05.Never Is A Promise
06.愛するもの

SOB-A-MBIENT;Music for your favorite soba shop(2003/06/18)

 ソバ屋でくつろぎながら食って飲むという快感を覚えてしまったニューウェイヴ・ミドルエイジャーたちが、そこで流れていてほしいと思う音楽を自分たちで作ってしまったという企画盤(bounceレビューより抜粋)。アンジェラは、3曲目の"おしながき〜コニシのおそばやさん〜"に、小西康陽氏と共に参加している。彼女の参加の経緯の詳細は不明だが、2003/08/11の南青山MANDALAでのライヴのMCにおいて、レコーディング時のエピソードを披露している。非常にユニークな楽曲(?)であるが、まあ、あくまでも企画モノということで(笑)。

These Words(2000/01/04)

 まだアンジェラがアメリカで活動していた時代に、インディーズ・レーベルからリリースしたアルバム。歌詞は当然すべて英詞で、アンジェラがすべての楽曲を手がけている(彼女はピアノのほか、"100 Ways"ではアコースティック・ギターも担当している)。基本的にはピアノとアコースティック・ギターを基調とした、落ち着いた感じのポップスといった印象だ。楽曲にはそれなりのフックもあるし、ある程度の水準はクリアしているものの、まだまだ発展途上の感が拭えず、正直なところ、個人的には一聴して"これだ!"と思えるところまでのインパクト、普遍性を有するまでには至っていないと感じた。ただまあ、何度も聴き込むに連れ、味わいが出てくると感じるのだから不思議なものだ(笑)。それでも、アンジェラの歌唱には、今に通じる繊細さ、透明感、力強さが感じられ、歌い手としての才能は、この頃から花開きつつあったのだということは間違いないだろう。楽曲としては1曲目の"I'll Fall"から4曲目の"April Sun"までが結構面白いかなと思うし、10曲目の"Magic"の後、暫しのインターバルの後に収められている、ピアノとVo.だけのシンプルな形の"隠しトラック"の、サビメロの部分の力強さが印象的だ。
 因みに、INDEPENDENT ARTIST CD REVIEWSというサイトでは、かなりの高評価を与えられている。また、このサイトで"I'll Fall"と"April Sun"の2曲がダウンロードできる。アンジェラ・アキ関連のマテリアルはすべて押さえておかないと気が済まないという、ある意味マニア向けの作品ではあるが、おそらく現在では非常に入手困難なアルバムだろう。

収録曲
01.I'll Fall
02.We'll Dance
03.100 Ways
04.April Sun
05.Funny Dreamers
06.Roshni's Song
07.Perfectly Happy There
08.Your Voice
09.Peace To
10.Magic
11.Hidden Track

Live

 管理人がアンジェラ・アキのライヴに足を運ぶようになった2003年6月以降に、都内等で行われた彼女のライヴの一覧(ただし、スケジュールの都合で行けなかったものもあり)。リンクが貼ってあるもの(青字部分)は、別にライヴ・レビュー有り。それ以外のものについても、当時のメモを頼りに簡単なコメントを掲載しておく。今後のライヴ・レビューも、このサイトの"言わずに死ねるか!"(blog)にて掲載予定。

2006/10/20@Zepp Osaka〜Zepp Tour"HOME"2006〜

01.心の戦士
02.空はいつも泣いている
03.Love Is Over Now
04.お願い
05.大袈裟に「愛してる」
06.Rain
07.Warning
08.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
09.This Love
10.宇宙
11.Livin' On A Prayer(BON JOVI)
12.奇跡
13.MUSIC〜Power Of Music
Encore
14.YAH YAH YAH(CHAGE&ASKA)
15.HOME

2006/10/15@Zepp Nagoya〜Zepp Tour"HOME"2006〜

01.心の戦士
02.空はいつも泣いている
03.Love Is Over Now
04.お願い
05.大袈裟に「愛してる」
06.Rain
07.Warning
08.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
09.This Love
10.宇宙
11.Livin' On A Prayer(BON JOVI)
12.奇跡
13.MUSIC〜Power Of Music
Encore
14.YAH YAH YAH(CHAGE&ASKA)
15.HOME

2006/10/12@Zepp Tokyo〜Zepp Tour"HOME"2006〜

01.心の戦士
02.空はいつも泣いている
03.Love Is Over Now
04.お願い
05.大袈裟に「愛してる」
06.Rain
07.Warning
08.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
09.This Love
10.宇宙
11.Livin' On A Prayer(BON JOVI)
12.奇跡
13.MUSIC〜Power Of Music
Encore
14.YAH YAH YAH(CHAGE&ASKA)
15.HOME

2006/10/06@Zepp Sapporo〜Zepp Tour"HOME"2006〜

01.心の戦士
02.空はいつも泣いている
03.Love Is Over Now
04.お願い
05.大袈裟に「愛してる」
06.Rain
07.Warning
08.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
09.This Love
10.宇宙
11.Livin' On A Prayer(BON JOVI)
12.奇跡
13.MUSIC〜Power Of Music
Encore
14.YAH YAH YAH(CHAGE&ASKA)
15.HOME

2006/10/04@Zepp Sendai〜Zepp Tour"HOME"2006〜

01.心の戦士
02.空はいつも泣いている
03.Love Is Over Now
04.お願い
05.大袈裟に「愛してる」
06.Rain
07.Warning
08.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
09.This Love
10.宇宙
11.Livin' On A Prayer(BON JOVI)
12.奇跡
13.MUSIC〜Power Of Music
Encore
14.YAH YAH YAH(CHAGE&ASKA)
15.HOME

2006/09/09@定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台

01.This Love
02.HOME

2006/08/20@国立代々木競技場第一体育館〜J-WAVE LIVE 2000+6〜

01.お願い
02.HOME
03.Santa Fe'
04.心の戦士
05.MUSIC
06.This Love

2006/07/22@池上本門寺〜Slow Music Slow LIVE'06〜

01.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
02.Love Is Over Now
03.Will You Dance
04.Warning
05.大袈裟に「愛してる」
06.This Love
07.心の戦士
08.MUSIC
09.HOME

2006/05/31@ちょっとハーフタイム・スペシャル

01.HOME
02.心の戦士
03.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
04.This Love

2006/05/22@SHIBUYA BOXX〜MTV VMAJ 2006 COUNTDOWN SHOW〜

01.Rain
02.This Love
03.Warning
04.心の戦士
05.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
06.HOME

2006/05/11@なんばHatch〜Piano Live"ONE"〜

01.空はいつも泣いている
02.Rain
03.Will You Dance
04.We're All Alone
05.Warning
06.Santa Fe'
07.TODAY
08.愛するもの
09.This Love
10.Like A Virgin(Madonna)
11.奇跡
12.心の戦士
13.MUSIC
14.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
Encore
15.TRAIN-TRAIN(ザ・ブルーハーツ)
16.HOME

2006/05/09@SHIBUYA-AX〜Piano Live"ONE"〜

01.空はいつも泣いている
02.Rain
03.Will You Dance
04.We're All Alone
05.Warning
06.Santa Fe'
07.TODAY
08.愛するもの
09.This Love
10.Like A Virgin(Madonna)
11.奇跡
12.心の戦士
13.MUSIC
14.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
Encore
15.TRAIN-TRAIN(ザ・ブルーハーツ)
16.HOME

2006/05/05@六本木ヒルズアリーナ

01.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
02.心の戦士
03.This Love
04.HOME

2006/04/28@SHIBUYA BOXX〜ASAHI SUPER DRY The LIVE M-ON! Rookies0428〜

01.Will You Dance
02.TODAY
03.We're All Alone
04.奇跡
05.心の戦士
06.Kiss Me Good-Bye(日本語バージョン)
07.This Love

2006/03/29@Duo Music-Exchange〜J-WAVE BOOM TOWN Sound Green Live〜

仕事の都合で行けず。セットリストのみ。

01.TODAY
02.心の戦士
03.This Love
04.Kiss Me Good-Bye
05.HOME

2006/03/25@お台場パレットタウン

01.Kiss Me Good-Bye(英語バージョン)
02.HOME

2006/02/15@Duo Music-Exchange〜Duo Rock〜

01.Rain
02.空はいつも泣いている
03.THIS LOVE
04.Sante Fe
05.心の戦士
06.Kiss Me Good-Bye(英語バージョン)
07.HOME

2006/01/25@丸ビル マルキューブ

01.Rain
02.空はいつも泣いている
03.TODAY
04.心の戦士
05.Kiss Me Good-Bye(英語バージョン)
06.HOME

2005/12/28@Winternet TV

01.Warning
02.心の戦士
03.HOME

2005/12/20@恵比寿ザ・ガーデンホール〜L'ULTIMO BACIO "LOHAS Garden Party"

01.Never Is A Promise
02.Warning
03.Will You Dance
04.お願い
05.心の戦士
06.Rain
07.HOME
08.Christmas Song(アカペラ)

2005/11/05@HMV仙台一番町(インストア・ライヴ)

01.Will You Dance
02.We're All Alone
03.Warning
04.心の戦士
05.Rain
06.HOME

2005/10/22@タワーレコード新宿(インストア・ライヴ)

01.Will You Dance
02.Warning
03.Parting Gift(FIONA APPLE)
04.心の戦士
05.Rain
06.HOME

2005/10/13@SHIBUYA O-EAST〜MTV ADVANCE WARNING LIVE〜

01.Rain
02.HOME

2005/10/09@HMV渋谷(インストア・ライヴ)

01.Will You Dance
02.奇跡
03.Warning
04.Rain
05.HOME
06.泣けばいい

2005/09/27@SHIBUYA O-West〜PIA Debut Review〜

01.Never Is A Promise
02.奇跡
03.Will You Dance
04.We're All Alone
05.Warning
06.Rain
07.HOME

2005/08/22@Shibuya DUO-Music Exchange〜Duo Piano〜

01.A Song For You
02.Warning
03.愛するもの
04.We're All Alone
05.Rain
06.泣けばいい(新曲)
07.奇跡
08.HOME
Encore
09.Louisiana 1927(Randy Newman)

2005/07/28@YEBISU Switch

01.Never Is A Promise
02.Warning
03.We're All Alone
04.愛するもの
05.奇跡
06.Rain
07.HOME

2005/04/29@HMV新宿SOUTH(インストア・ライヴ) 

 HMV新宿SOUTHでのインストア・ライヴ。もしかしたら、これが初のインストア・ライヴになるのかな?少し早めに会場に着いたら、リハーサルをやっている歌声が聴こえたので、ダッシュして(笑)、リハから見学。ひとまずは、恥ずかしくないほどにお客さんが集まってる。とゆうか、イベントが進むに連れ、どんどんお客さんの数が増えていって、かなりの盛況ぶり。やっぱ彼女の歌声に惹き付けられて観に来る方もいたんだろうな〜。アンジェラ自身もややナーバスになっているようにも思えたが、気合を入れて丁寧に歌っている。しかし・・・、ラストの"HOME"で思わぬアクシデントが・・・。ま、恐らく初めてこの曲を聴いた人には分からなかったかもしれないが、今までライヴで何回もこの曲を聴いているファンとしては聴き逃すはずもなく、マジでこちらの方が焦りましたよ(謎)。それを除けばなかなかのパフォーマンスで、ライヴ終了後はサイン会。HMV側が用意した「ONE」が、文字通り飛ぶように売れていく。結局ほぼ完売状態だったみたい。なんとも嬉しいことだ。これでますます彼女の名前が浸透していってくれると嬉しいなっと。

SET LISTメモなし

2005/04/19@南青山MANDALA 

 去年の12月以来となる、南青山MANDALAでのライヴ。「ONE」リリース後初のライヴとなった先月のライヴは、案の定仕事が終わらず泣く泣く諦めただけに、今夜は何が何でも行くぞ〜!という気合の元、仕事もさっさと終わらせ、一路外苑前へ。幸い今夜は先に会場入りした友人からの情報で、アンジェラの出番は後ろの方(今までは、いつもトップバッターを務めていた)ということで、その友人に場所取りをお願いしておいたので、少しは余裕を持って行けたというのがラッキー。会場入りしたときは、既にトップバッターのミュージシャンが演奏しているところだったのだけど、会場は既に満員状態。席を取っておいてもらえたので何とか最前列の席に潜り込む。トップバッターが終わり、彼女目当てのお客さんは帰るだろうと思ったら、誰ひとりとして帰らないでやんの。しかも、休憩時間にも次から次へとお客さんが入ってくるから、満席立ち見の大盛況。実際、アンジェラの演奏が終わってバーカウンターの辺りを見たら、立錐の余地もないくらいお客さんで溢れてた。CDの売り上げも好調ということで、彼女の名前が浸透してきたことの表れだったら嬉しい。ちなみに今夜のライヴ、久々の生ピアノということもあり、最初はかなりナーバスになっているように見えた。しかし、曲が進んでくるうちに緊張もほぐれ、いつもの彼女のパフォーマンスに。"愛するもの"の最初のヴァースをアカペラで歌ってみたり、"Never Is A Promise"の導入部分のイントロのアレンジを変えてピアノソロっぽく演奏してみたり、変化をつけているのが面白い。今夜はビデオシューティングも行われていて、その素材がどのようにして使われるのかということも興味深い。でも、今夜の一番のヒットはMCでの彼女が宮沢りえと遭遇したときのネタだな。"ホクロの位置が左右逆"って、そりゃないだろ〜(謎爆)。

SET LISTメモなし

2005/03/28@AOYAMA 月見ル君想フ 

※案の定スケジュールの都合で行けず、詳細不明。

2005/02/13@AOYAMA 月見ル君想フ

 今夜も先月に引き続き、AOYAMA 月見ル君想フでのライヴ。三連休の最終日だから客入りはどうかな〜と思ったのだけど、会場のハコは決して大きくはないものの、ほぼ満員に近く、立ち見も出る盛況ぶりだったように思える。徐々に彼女の名前が浸透していることの表れだったら嬉しいのだけど。ライヴの方は、やはり回を重ねるごとに演奏も歌もどんどんパフォーマンスの質が向上してきた印象があり、来月のCD発売に向けますます盛り上がってきた感じだ。しかも、今夜は彼女の敬愛するサラ・マクラクランのカバーもありという、お得感の高いライヴだった。しかし、いつも思うけど、曲数が少なすぎる。対バン形式だから仕方がないとはいえ、もっともっと聴いていたい。オマケに、次回のライヴは3/28(月)ということで、間違いなく締め切り間際の平日なものだから、行けないというのが今から予想されるのが哀しいところだ(涙)。

01.Rain
02.Warning
03.We're All Alone
04.愛するもの
05.Angel(Sarah McLachlan)
06.HOME

2005/01/16@AOYAMA 月見ル君想フ

 青山に去年新しく出来たAOYAMA 月見ル君想フにての初ライヴ。なかなか小奇麗なライヴハウスで、今夜はエレピでのステージ。今後色んなところでライヴを行うに当たって、グランドピアノ(orアップライトピアノ)は使用できないことが想定されるから、それを見越しての今夜のエレピということのようだ。昨年12月の2度のライヴは、リハ不足、体調不良という、彼女にとっても決して満足のいくものではなかったのではないかと思えるが、今夜はパフォーマンスもかなりこなれてきた、いいステージだったと思う。また、新しく書いた曲も1曲披露されたし、ミニアルバム・リリース前の来月にもライヴが決まったということで、いよいよデビューに向けての体制はバッチリといったところだろう。

01.Rain
02.愛するもの
03.We're All Alone
04.Warning
05.HOME
06.心の戦士(新曲)

2004/12/23@渋谷7th FLOOR

 SHIBUYA O-WESTの7Fにある、非常に小さいハコでの2004年最後のライヴ。小さいハコに祝日ということもあり、開演時刻近くにはフロアがほぼ埋まっていた。この日のライヴも大々的な告知がなされていたとは思えないから、彼女の名前が徐々に浸透しているのかもしれない。この日は赤いTシャツ。これはクリスマス仕様か?と思ったら、案の定アカペラでクリスマス・ソングを1コーラス歌ってからスタートした。この日のライヴは明らかにリハ不足だった前回よりも声に伸びがあるし、感情がこもっていた。という言い方では足りないな。まさに"鬼気迫る"といった表現が当てはまるような、熱いパフォーマンスだったように思う。さらに、楽曲もこなれてきている感じ。ラストの"HOME"では、一緒に行った友人が感動のあまり涙ぐんでいて、既にこのときからこの曲は、周囲にアピールする魅力を発していたのだということを改めて実感した。
 (追記)後日公式サイトのblogで本人の口から明らかにされたところによると、この日は体調を完全に崩し、点滴を打ってのパフォーマンスだったそうだ。聴いている側にはそんなことは微塵も感じさせない見事なパフォーマンスだったと思うが、これが"火事場のバカ力"というものか(笑)。

01.Rain
02.愛するもの
03.We're All Alone
04.Warning
05.Never Is A Promise
06.HOME

2004/12/06@南青山MANDALA

 約1年2ヶ月ぶりとなるライヴ。実際に観るのは1年4ヶ月ぶりだ。そもそも、この日のライヴはほとんど告知されておらず、偶然チェックしていたMANDALAのサイトのライヴ・スケジュールに"Angela Aki"の名前が!久しぶりにステージで歌う彼女の姿を観られるのであれば、万難排して駆けつけるのが当然とばかりに、慌ててスケジュール調整して駆けつけた。この日のライヴは今までのバンド形式ではなく、ピアノの弾き語り形式。そう、この日が現在のアンジェラ・アキのライヴ・スタイルのスタートだったのだ。ステージ衣装も、メガネにTシャツ、ジーンズ、コンバースのスニーカーという、現在のスタイルはここから始まった。もっとも、パフォーマンスとしては久しぶりのライヴということもあってか、些か緊張気味で、リハーサル不足だったのは明白。それでもラストの方では声も出るようになってきたと思う。また、この日のライヴにおいてミニアルバム(「ONE」。アルバムタイトルは、この時点ではアナウンスされず)でデビューが決まったとのアナウンスがなされ(セットリストも必然的に「ONE」収録曲がメイン)、そして"HOME"が初めて披露された記念すべき日でもあった。初めて聴く"HOME"、メロディーライン、歌詞とも心に自然に染み入ってくる印象を受けた。今にして思えば、この曲がメジャーデビュー曲となるのは、この時点で運命付けられていたのかもしれない。

01.Rain
02.We're All Alone
03.Warning
04.Never Is A Promise
05.愛するもの
06.HOME

2003/09/29@タワーレコード渋谷B1イベントスペース

※スケジュールの都合で行けず。セットリストのみ。

01.Santa Fe'
02.Dream
03.Warning
04.Ocean's Blue

2003/08/11@南青山 MANDALA

01.Warning
02.Dream
03.Soul For Sale
04.お願い
05.愛の花
06.Not fine
07.一度だけ
08.Santa Fe'
09.Perfect Day
10.Ocean's Blue

2003/07/08@南青山 MANDALA

01.Poughkeepsie
02.Soul For Sale
03.Warning
04.お願い
05.一度だけ
06.White Lie
07.Santa Fe'
08.Black Bird(THE BEATLES)
09.Dream
10.Perfect Day

2003/06/04@渋谷 egg-site

01.Santa Fe'
02.きれいな嘘
03.お願い
04.Not Fine
05.Warning
06.Dream
07.Your Love Song

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