◇ミュージックマン E.V.Hモデル◇(トランスゴールド)

95年6月製、製造打ち切り間際のものである、
このギターには、写真では分からない様な改造がほどこされている。
このギターは通常、ストックの状態では、トレモロユニットが、ボディと平行に マウントされていて、(もちろんアームアップは出来ない状態で)トレモロユニットの プレートとボディの間には、約2mm弱のすき間がある。これを一般的に は、”ベタ付け”と呼ばれているのであるが、真の「ヴァンヘイレンフリーク」は、 これで満足してはいけないのである。 エディヴァンヘイレン本人のギターと同じ様に、この約2mmのすき間は あってはならないのである。

まず完全に、すき間をなくすために、トレモロユニットの裏面の凸凹に合わせて ボディを削って、トレモロユニットの支点付近も少し削る。 あとこれに伴って、ネックジョイント部も少し落とし込まなければならない。 こうして、トレモロユニットとボディのすき間がなくなる事によって、 低音のボディ鳴りが、格段に良くなって ハーモニクス(倍音)がかなり出が良くなるのである。 あと弦とピックアップの間が弱2mm近くなるので、当然ピックアップのパワー感が 増すので、 その辺の音質に関しては、好みが分かれかもしれない。  

私はもう一本、同じギターを持っているが、(92年製サンバースト) 同じギターとは思えない程、音質が違うのである。 ボディの厚みも、92年製の方が2mm程厚く、当然重さもかなり重いのである。
あと塗料の質も違う様で、95年製の方がポリウレタンで、92年製の方は ラッカーになっている。同じギターとはいえ、細かいマイナーチェンジは されている様である。

 

Text by Fukuda