![]() ![]() ![]() ![]() CORNELIUS「CM/CM2/FM/PM」 |
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| 「POINT」のとこにも書いたけど、これらのアート作品臭ぷんぷんのディスクに対して批評だとかレビューなんて、できない。出来てもそれは「好きか嫌いか」とか、他の作品との相対的な「アイデンティティ」とかものすごく抽象的な話になっちゃう。それは単に説明であってレビュー(=評価)じゃない。 だからここでは敢えて「疑問提起」、要するにレビューである筈のコンテンツの意義を放棄することを宣言して話を進めたいと思います。従って、ちょっときついことを書くかもしれません。ですので、強硬的小山田絶対主義の方は読まないほうがよろしいでしょう。つうか、これはあくまで僕の感想ですんでね・・・、どうこう言ってもらっても困るんですかが。 ではまず、PM。はっきり言えばこのアルバムは、コーネリアス名義の作品の中では唯一「なくても良かった」作品。この中の曲って、所詮素人がリミックスコンテスト名義で音源使ったりしながらおのおの音楽を作ってその中でトップランカーの作品をあつめました、と。まあ、それはよろしい。しかし、この作品たちは一体どうなんだか・・・。 (ほぼ)素人がつくる作品はどんだけ頑張ろうが所詮素人だということがはっきりしたかもね。 やっぱり天才の作品は下手に凡才(=素人)にいじらせちゃあいけないということですよ。3トラと6トラと7トラと11トラ目なんかこれで一体僕らの何を満足させたいのか全然分かりませんでした(いや、分かる人はこれらも「すごい」と思ってるのかもしれないけど)。 ただ少なくとも、これだけ聴いて小山田って、別に「POINT」でこんなことが言いたかったわけないんじゃないかなあってすっげえ思うんだけど? 身の周りの音も組み合わされば立派な音楽である、っていうコンセプトで「POINT」作ったって確かロッキンオンジャパンかなんかで読んだと思うけど、それは別に音という概念に「それだけでは退屈」っていうマイナスの烙印を押したかったわけじゃないでしょ? にも関わらず同じフレーズを延々とつなげただけの安っぽい印象を持ってしまいかねないリミックス、の名を借りた、模倣にすらなってないアマチュア料理人の日曜料理の数々。じっくり味わう気で味わえばその見方は変わってくるのかもしれないが、そうしたい気すら起きない。 そんなことを果たして「五ツ星シェフ」小山田圭吾がこれらを本当に認めたのかどうか? それだけ心広くなったんですか、彼?ファンタズマんときに「HEY!HEY!HEY!」でコーネリアスメンバー募集かけといたくせに(まあ確かに彼が積極的に、っていうより松本人志が思いついたのにのっかっちゃっただけなんだけどさ)当日んなってばっくれたらしい、あの小山田圭吾が? えーっ・・・。信じたくない・・・。なんか難しいっていうか、妙な裏の力を感じざるを得ないんですけど・・・。違うと思うけど(・・・どっちやの)。 その点FMは名うてのアーティストの小山田作品いじりですから安心できますし(実際みんなかっこよかったしねえ)、CMは小山田のリミックスワークの、「ミックス」なんて言葉はただただカテゴリをしめす「一応の名前」だけで、実際にはほとんど原形ぶっ壊して自分で根底から作り上げて結局それはあくまで「小山田の作品」にしかならない事実とその確認がものすごく痛快でいいんですけどね。 まあCM2もその流れなんだけど、匂いはかなりはっきり違うかもね。僕はこちらの収録トラックの多くは居心地がよくない感じがしてます。いっちゃなんですが初めて聴いたときの感想は「・・・あれ?」でした。 でも、電グルは良かったと思うけど。やっぱ彼らとは付き合い長いからお互いの気持ち読めると強いんだろうね。やっぱ音楽は心なんだね。 とりあえず、話を戻すと、PMなる企画(?)アルバムには、パーフリ解散直後の「オン・プレジャー・ベント」「カラー・ミー・ポップ」と同じ匂いを感じるのは僕だけではないんじゃないかなって。トラットリアも終わっちゃって、その直後だしタイミング的にも・・・。そっくり・・・。 お金・・・。ってまあそんなものは別にどうでも良いけどさ。 |