![]() ![]() CORNELIUS「the first question award / holiday in the sun e.p.」 |
| 記念すべき小山田再始動アルバムとマキシ(ミニアルバムなんだろうか?)ですね。僕としては一番耳に馴染むのはこのあたりなんです。小山田の作品の中ではいちばん理屈臭くないし、いい意味で野暮ったいんで。 これ以降コーネリアスは徹底的に感性の人になってっちゃって気軽さがなくなるからね、文章重視の犬派まで何の抵抗もなくハイになれるカッコいい音楽といえば「ファースト・クエスチョン・アワード~質問大賞(って訳すらしい)」なんですよね。僕にしてもそれはそうで、コーネリアスの中ではこのアルバムが掛け値なしに一番好きだったりします。 だからこの作品に関しては批評、って言う客観的なものの見方をする文章ってなかなか書けなくて、止む無くなんか率直に感想文を書くことになるし思うんですが、まあ、それもね、他が理屈臭すぎるんだからここくらい普通に書かせてくれよっていう話でもあって(笑)。 で、このなかから特に何を挙げる、って言う話になってもその順列は付けにくいんですけど、「LOVE PARADE」の鮮やかで華麗な進行のまま、とくに起伏もないまま最後にすっと締めるイタリア映画の様な活きのいい面構えにちょっとやられてます。これは、普通に凄い色彩とバランスだなあって、ほんと腹の底から。 あとは近い理由で「カナビス」かな。 こっちは全然イタリアンの匂いとか全然ないしボッサ、っていうのかな?どっちかというとスガシカオをラテンな国の山奥にに五年間くらい流したようなアーティスト性とムードだけど(爆)、 そのみょうちくりんなテンポがなんか新鮮で。ホーンの音にカメラトークの匂いと、テンション低めのコード進行にヘッドの匂いをかぶせた感じとか(まあヘッドにはこんなに無害な感じはないけれども)、いろいろ細工はしてある筈なのに、それでもなんか、まだ無味無臭な感じがすごく奥深いなと思って。 天才が作る味のない味は実はこんな凄まじいインパクトを持ってるのか、って本当に驚いたりして。 まあ当時は、そんなこといちいち思いもしなかったし考えもしなかったから後付けの話だけれどもさ(笑)。思ってたかも知んないけどそこまで覚えちゃいねえっつう話。ていうかファーストインプレッションの段階でそこまでむっつり真剣に音楽と向き合ってばかりいたら身が持たない。 背景知識とかはね、そりゃあるにこしたことはないしあった方がいいときも一杯あるだろうけど、それ以上の理屈の心象とかの部分とかは後で個々の脳でもってじっくり煮詰めていけばいい訳でさ。 だからこその面倒な仕事を、今、このサイトで皆さんに代わって引き受けましょうと。誰も気付いてないようだが(爆)、それがカメファク時代からの僕のスタンスであってポリシーなんですよ。 いい加減誰かにグッジョブ!とかなんとか、誉めてもらいたい気もするけど(爆)!ていうか、もっともこれもたった今思いついた後付けなんだけどさ(死)。 なんかさ、これも公のなにか、っていうより所詮はパーソナルなサイトの話なんだし、そんなとこじゃ基本的にはなんだってありなんじゃん、て、ねえ(笑)? |