V.A.「Sound Of Softly ! Vol.2


では続き。Sound Of Softly ! Vol.1 のレビューを読んでない人は是非そちらから。



Young Alive In Love / MU-STARS


インスト。完全に別曲といってもいいかもしれない。ダバダバスキャットもループされて入ってるけどそれがこの曲の何になるかといえばただのマイルドなだし汁でしかない。


Young Alive In Love / EeL


何故渋谷系カバーを行わんとする婦女子はこうもしてまでロリータボイスで迫ってくるもんだか。ボーカルのループやスクラッチでテクノな冷たさを演出してる割にドラムパートが案外激しいので、つかみ所がない感じ。それにはまると相当やばい。コーネリアスと電気グルーヴとTMVGを足して三で割ったような印象。


Chime Will Ring / No Return


フリッパーズのネオアコの2004年的解釈。とはいえ、それで異端の評価を下すにはちょっと違うと思う。かといってこれが如何なる具体的なメッセージを示したいのかが伝わってきにくいだけに、評価にと惑うところがあると思います。とりあえず今のところは、悪くはないとだけ。


My Red Shoes / Cosmetique


・・・だから、壊してないってば!!クルーエルかどっかにいるよ、こういうスタイルの人(笑)!!お姉さまー、って感じかな(謎)。


Aquamarine / Copter 4016882


イノトモとは違うアングラロック的な解釈で、パーフリ最大の謎曲を扱ってるんですけど、これ、いや、いいですよ(笑)。ギターも打ち込みシンセの音も五月蝿くない程度に多くて、これでクラブで踊れれば気分いいかもね。


Going Zero / Plasmatiquearchitecture


ボーカルが普通すぎることをのそげば音とか、けっこうパーフリ、というか「ヘッド的(当たり前だけど)」
で、イメージを崩すほどいろいろ強くもないのでいいといえばいいのかも知れない。ただどうしてもこのボーカルの音域の狭さが気になってしょうがない・・・。小山田とは違う音域の狭さ。種類が違う。どっちかっていうとスパイラル・ライフとかAIRに近いかも。


Blue Shinin' Quick Star / エイプリルズ


ものまね(爆)!?ヘッドの「スリーチアーズ」的解釈の行き着く先。けっこう好き。


東へ急ごう / Supen'm Posers


インストのリミックスはリミックス、っていうよりも当人による原曲のイメージ・ソングになりがちですよね。そういう意味でいうとこのミックスは僕が「東へ急ごう」に抱いてるイメージとは違う。こんなに「ダバダバ」な匂いよりも、アメリカ南部を全速力で突っ走ってるイメージが僕には。


Dolphin Song / Druvnrin


お、面白れぇ(笑)。だけどこれはコーネリアスだね。オリジナルからつむいだ物じゃない。


Colour Fild / Flyer To Team


女神転生(笑)。


Blue Shinin' Quick Star / TND


さあ、長いようで短くてやっぱり長かった(執筆にかかる時間が)二枚のレコードの大旅行もそろそろ終わり。最後にクイック・スター。クラブで聴けばいいかも。インストアレンジ。ていうかなんかキーボードマニア(コナミ)に入ってそうな曲だなあ。なんかね。それは何かな、安っぽい、ってことではないのだけれど。



まあそれはそれとしていえることは、イズミカワソラのアルバムがいかに恥にみちたアルバムであったのかということ。アマチュアに限りなく近い筈のインディーズ系の人たちにここまでめった打ちにされるあのアルバムの焦点のずれ方って言うのは半端じゃない。はっきり言ってひどすぎた。それはあの作品を聴いた当時からすこしは思っていたことではあるけれど、この二枚を聴いてからまた聴きなおしてみると、あの作品にはプロのおごりというものがガンガン垣間見える。


恥知らずもいいところ。面汚しとまで言ってもいい。イズミカワソラ、トリビュート作成動機は「誰からもトリビュート参加のお誘いがかからなかったから」。要するに出せれば誰のディスクでもよかったんだ。


そんな人間と本当のファンがリスペクトだけで作った作品のどちらが素晴らしいかといえば考えなくても分かる。もう、彼女はパーフリスト業界に、上手いこと戻ってこれる場所は、きっとない。仮にもしもう一枚新作パーフリトリビュートをリリースしたら、彼女はきっと、熱烈な信者に暗闇の中で暗殺されることであろう(笑)。わかんないけど、ヴィレッジバンガードの店員が彼女をどう褒め称えようが、今回その彼女が犯した大罪は、決して免罪される物じゃないことがはっきりしました。


以上です。



もしまだ読んでない人は、



Sound Of Softly ! Vol.1



へレッツ・ゴー!!


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