犬神サーカス団「命みぢかし恋せよ人類!


~過激じゃない。むしろ・・・











今更なんですけど、犬神サーカス団のメジャーデビューシングルについてちょっと。


犬神サーカス団っつうと「瓶詰めの胎児」とかグロ系ハードロックを売りにしてるユニットって言うイメージしかなかったんですけど、なんかこのシングルはそのイメージを少し、変えるに足る出来だと思いますね。


ハードロックはハードロックなんだけど、なんか無難(まあ無難だからこそ何回も聴けてカラオケでも歌える、ってのはあるけれど)。


そういう意味で言うと、このシングルは入門用なのかなと思う。というか、手探りの状態があまりにも見え見え。内容もグロとか毒とかの前にただただ古臭い(「欲望のはけ口を探して」「タテマエの教育でねじ伏せた」「大人の言う事を疑うこともなく」)。




・・・なんだか、尾崎豊みたい。




ただ、



「昨夜もクラスメイトが首つった・・・」



って歌詞も和製ユーロビートとかR&Bとか毒にも薬にもならないようなジャンルの曲にはまってる人達には強烈なかも知んないけど、デビュー当時の真心ブラザーズとか、それこそ尾崎豊、ブルーハーツあたりを知ってる人にはなんだか懐かしいだけ、っていう気もする。


それに、彼らのインディーズ時代のトラックにふれたことある人・・・どうなんだろう。


彼ら、普通になっちゃった、と思って引きやしないんだろうか。二曲目「すべてが昨日と変わらない」も、一曲目に引き続き古いフォークソングの延長みたいな内容だし(もっともようやくエログロな三曲目「恍惚の海」で大分取り戻してはいるけれど)。


わかんないけど、メジャーの限界を知る事が出来る一枚ではあります。やっぱりこのシングルは入門編なんでしょうね。


いいからとっととベスト盤買えってことなんでしょう。そういう考え方なら、商売的にアリかなあとは思うんですけど、どうなんだろう。ファンは嫌がるのかな?




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