キンモクセイ 「NICE BEAT/風の子でいたいね」 ~モラトリアムNo.1 ![]() ![]() |
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| 意外と語られていない事ではあると思うんですけど、キンモクセイ、つうか伊藤俊吾の曲って、すごく子供くさいすよね。 「もう君には会わないほうがいいんだ 諦めるよ僕は (中略) あの人が好きなんだね いまごろ気付いた君の 仕草指先に しあわせそうな君の姿(日曜日の夜)」 「恋人なくした あそこも探したけど さよなら さよなら もう二度と会うことはないね(恋人なくした)」 「男は男らしく 女は女らしく 君がこの世にいるから 僕は男になる 夢を見てた頃の 恋は 愛になって 嘘も夢も唇も 君を抱きしめたくなる メロディ 今なら君に話せるくらい近くにいるのに 「好き」とその一言が 簡単すぎて 出てこないのです(メロディ)」 ・・・なんか、若いよね。ていうか、僕のが彼らよりも三つ以上年下なんすけどね(笑)。そんな僕からしても、若いっつうか、幼いっすよね。 特に「メロディ」。このモラトリアム感みなぎる甘っちょろさ・・・。 お前何歳やねんていう話でしょうが、ねえ(笑)。 でもこれ、満更でもないっていうかさ、すごいツボをついてるなあと思うのはさ、僕と大好きだったある子に言わせて見ればこの曲の内容ってノンフィクションなんだよね。 僕は彼女に「ウチらあんま関わりあったことねーじゃん」「ていうかもうちょっと大人になりなよ」「意味わかんない」とかそんな様なこと言われて振られたんだけどさ。 意味わかんない、ってことは無いだろうと今でも思うけどさ(爆)、つうかでもさ、その子もさ、今から僕が僕が大人になる努力をして見せたって、言わなきゃどうせ気にしてはくれないでしょ。 つうかこっちから申告するような事でもないしね。もう一度「好き」って言えばそれで済む話なんだろうけど、なかなかね。そんな状況じゃ格好もわるいし。 要するにこの歌のとおり何の回復の手立てもないってことで。 ああ、切ない。 あいつのことはぶっちゃけ今でも大好きやねんけど。 他の人の事を好きになる努力もしたんやけど、やっぱあいつ以上はありえへん。あいつ、欠点ないしな。 ただ傲慢で独りよがりなとこもないことないんけどそこもまたな、見ようによっては魅力やしな・・・。 ああ、愛しいわ。苦しい。 てゆーか、 叶わない恋なら殺して欲しいとすら思うけどね! この二年で僕は随分変わったよ。 ていうか今までの精神の成長の遅れを取り戻さんといろんなもんが高速培養された感があるね。しかしまあそれがあまりにも急すぎて、僕、身体と心にちょっとした変調をきたしたんですけど(笑)。 だからこの曲については、ていうか伊藤俊吾の楽曲については子供くさい部分を含めて感情移入が半端じゃないんですよ。僕にとっては。 あくまで僕の横にぴったり寄り添ってるアーティストが伊藤俊吾・キンモクセイなんですよ。 しかもはっぴいえんど(含大滝詠一ソロ)・サニーディ・サービスみたいな喫茶ロックの流れを引き継いでるアーティストの本流みたいな存在だし、渋谷系的にもほれ込む要素が多いんですよね。 ただ歌詞の意味が曖昧模糊と言うか、あくまで聴いているほうの想像力に訴えかける曲が多いので(「人とコウモリ」「僕の行方」あたりは意味を追求して曲を聴く癖のある人にとっては壁に近いと思う。 なんのことやねん!て思い始めたらきりがない曲なんで)10代後半から20代以外はついてすらいけない・いや、ついていく気すら起きないだろうよね。 単純な形態のどこにでもいるようなロックバンドに見えて、実は果てしない深遠さを兼ね備えているキンモクセイ。つくづく面白いよな彼ら、そう思ってね、この文章を書き連ねている次第で御座いますよ。 かなり聴けると思ってます。 ほんとに、素敵です。 いいです。 マジで。 ・・・イイネ(違)。 |