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小沢健二「球体の奏でる音楽」 |
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| 「オザケン海へ行く」でしたっけ、原題。ああ、ジャケ写と相まって何たる爽やかな。敢えて王子様路線を封印してジャズに走った集大成、ですか。なるほど。 確かに写実的な歌詞とうっすらと滑らかな(ひどい言い方をすればあっさりした)言葉遣い。確かに今までにはない小沢だなあ。この感じって、パーフリにもなかったし、へえ、新しい小沢のいいとこひとつみっけ(by電影少女)、って感じなのかなあ。 ・・・あー、これはこれで、なかなか、ねえ・・・。尾道に行きたくなっちゃったりとかして(笑)・・・。 だけどそれは僕みたいに小沢絶対主義でもの見てるからそう言えるだけで、パーフリストや「LIFE」なファンにとっちゃ変な意味でたまらんアルバムだってことはまあ間違いないわなあ。いらん解釈の余地がないくらいに極端に底が浅いし、音もシンプルだし(いやジャズなんだから当然だけど)・・・。 なんか紅白とか武道館とかやり続けていい加減オザケン疲れちゃったのかな、っていう心配、っつうか・・・いらん母性本能を擽られる感じとか(最近この例え多いなあ)すっごく・・・。 いや、確かに完成度とか、みんないいんだけどね・・・。「大人になれば」なんてなんかまったりした気分のときとかソファーに腰掛けて、インスタントコーヒーと雪印でつくったカフェオレとか飲みながら聴いてたら、すっごい・・・ ひどい話より一層まったりしてきちゃってさ(笑)。休まりすぎちゃって池谷裕二氏的に言えば海馬ぼろぼろんなって脳細胞超高速で死に絶えてく、みたいな感じになって。まあ、たまにはこういう時間もね、っていう気持ちになったりして。 とにかくやる気は減退しますね(笑)。だから躁病の対症療法にはなるのかも。そのためのアルバム、っていうと語弊があるけど、ていうか語弊しかないけど(笑)・・・、まあ「LIFE」の躁病同然にハッピーな空気と合わせて、バランスを取る意味ではちょうどいい作品なのかもしれないね。 だからこれは、あまり「小沢たる小沢の作品」っていう捉え方をするべきではないのかもしれない。近いことを(言葉は全く違うけど)別冊宝島が言ってたようなきもするが、知らん。そういうアルバムなんだから、しょうがないでしょ、という話。 あと、凄まじく問題発言かもしれないけどこのCDのジャケットと加地秀基の「A LONG WEEK END」のジャケ写がそっくりな気がしてしょうがないのは、きっと僕だけでしょうから皆さんはお気になさらないように。 ていうか「海」ってだけじゃん、みたいな。 |