LIVE FANTOM

Barefoot Tour

at 名古屋ElectricLadyLand

  2001.10.13

 

M1. DACADENCE
M2. SCAR OVER
M3. Jump’n Dash
M4. NELL FLAP
   MC
M5. オレンジ
M6. フレンズ
M7. 悪い夢
M8. revue
M9. 良い夢
M10.Crying Butterfly
M11.サンディー
M12.スリルバカンス
M13.Nervous Break Down
M14.Save Our Soul
M15.life(タイトル決まりました!)
EC
1. 散歩路
2. Wonderful Life

大須観音の近くにあるLIVE HOUSE。
外から見るとものすごく小さく見えた会場は、入ると既に2/3以上埋まっていて「わぁ…」と思ったのですが、客席の床に段がついていたので背の低い私にとってはものすごい嬉しい作りで、しかも、張り出しの葛G側ほぼ正面という良い位置をGET!
もちろん倫くんの姿はしっかり見える位置でラッキーでした!

会場自体がすり鉢状なので、ステージ、張り出しを取り囲むような感じで、どんどん人がスペースを埋めて行き、SEにDavid Bowieの「ジギースターダスト」(カッコイイですよこのアルバム)のアルバム曲が流れる中、開演近くに。大阪は本当に倫くんしか見えない状態だったのですが、今回はBAND全体が見える場所だったのが良かったみたい。客席でおかしいのは張り出し右側が異様に人口密度が高い事(笑)「良い夢」の影響バリバリです(笑)

客電が落ちてメンバーが一人一人位置に付き、倫くん登場。
ライトが点いてステージに立つ倫くんは、大阪と同じく花の刺繍のされたベージュのスーツに濃いワイン色のシャツでした。
始まった「DECADENCE」。曲に合わせてか少し硬い表情と、最初から気合の入った歌い方。
「?」と思ってしまったのですが、続く「SCOR OVER」から笑顔が。この曲、2番から入るBABIちゃんのコーラスが好き(笑)。で、BABIちゃんの所に行って絡み、葛Gの所に行って絡み(笑)
回が重なるにつれ、葛Gへの絡みが大胆になるような気がするんですが!!(笑)今日は後ろから葛Gの首に腕を回して抱き付き、一緒にコーラスの所を歌って、離れ際に葛Gの髪をサラって撫でて行った倫くん!(笑)
「わぁ…、葛G笑顔〜!」と思ってしまいました(笑)
両手を天井に突き上げてジャンプ!の「jump'n〜」。倫くんの飛んで!っていう煽りが可愛い。自分も一生懸命飛んでいて、それでも平気で歌ってるんですよね、さすが。
マイクスタンドを戻して、静かに呼吸を整えて歌い出した「NELL FLAP」。
少し掠れた声が逆に切なげというか、色っぽいというか…(笑)

MCに入って、「黒田倫弘です」と倫くんが喋った瞬間、「え?!」と思ってしまったのは声!
かなり喉に来てるみたいで、声が掠れてるというか…、ガラガラとまでは行かないけど、かなり話しづらそうな感じで、聞いていて「大丈夫なの???」って心配になってしまったのですが(汗)
でも、倫くんは楽しそうで、「この1年で人前で歌ったのが60本以上になった」こと、その間にアルバム「Barefoot」が出た事を話して、その中から「甘くて、ちょっとすっぱくて、2人が可愛い(笑)曲」といって、両手を広げて葛GとBABIちゃんを指差し「オレンジ」と曲紹介を(笑)すっごく可愛かったです。
指差された2人も照れたように笑っていました。

「オレンジ」では、始まる前の手拍子を皆にさせようと倫くんが張り出しの前まで来て、左右に手を叩いて!と。ミキサーの近くに居た人にかな?そこ!って感じで指差して叩いてってやっていて、その人が叩いたら笑顔を見せてステージに戻って歌に。
葛GとBABIちゃんは、期待に応えていつもより元気に「ワンワン!」「ワン!」とやってくれました(笑)

「ずっと歌っていきたい大切な曲です」と言って始まった「フレンズ」。3人のイントロでのコーラスのハモリがすっごく綺麗。すごく、穏やかに歌ってる倫くんが印象的だった。そしてBABIちゃんの口笛が冴えてました!

暗転して葛Gのヴァイオリンが響いて「悪い夢」に。葛G側だったので、ヴァイオリンを弾く姿がよく見えて嬉しかった。やっぱりカッコイイです。その音に負けない倫くんの歌声。途中で苦しそうに頭を抱えるんですけど、この仕草が好き(笑)
そして、続いて楽しみにしていた「revue」。用意された椅子にドキドキ(笑)今回は、スロージャズのイントロを奏でるSEIちゃんやBABIちゃんのplayを見る余裕も出てきたんですが、やっぱり倫くんに目を奪われてました(笑)正面を見詰めてる倫くんの目には何が映ってるんだろう?と思っちゃう(笑)。曲が変調して明るいメロディーに。椅子を使ってのパフォもすごく自然な感じで、可愛かった。SHIBAちゃんのドラムが、この時だけ(じゃないのかもしれないけど)シンセドラム(って言って良いのかな?)を使うんですね。初めて見えた(笑)。ジャズなのでベースの音とドラムが特にカッコイイ。
そして!問題(笑)の「良い夢」。イントロ始まると客席の歓声が一段と高くなって、ステージ右側の人達は争うように手を伸ばしてました(笑)
張り出しの上手から正面、下手へと「誰にしようかな…」って顔で客席を眺め回す倫くん(笑)。曲に合わせた演出だと思うけど、その楽しげに獲物を探すような視線が!!あまりにも填まっていて(笑)
今回のラッキーな子は誰だろう?と嫉妬まじりに見ていたんですが、倫くんが誰かの手を繋いでるのは見えたんですが、問題のkissは無しのまま、ステージにもどった倫くん。なんか苦笑いみたいな顔して歌へ。
??と思ったのですが、後で見ていた友達に聞いたら女の子が逆に倫くんの手を握ったまま離さなかったので、あの演出ができなかったみたい(苦笑)

BABIちゃんのギターソロに入り、倫くんとメンバーは衣装替えに。
このギターソロは本当にカッコイイ!失礼ですけど、BABIちゃんの手ってけっこう小さくて子供のような感じに見えるんですよね、その手からあんなアグレッシブな音と早弾きのテクが出てくる落差が(見た目だけですよ:笑)すごい。そのソロ曲が途中であるメロディーに。
「イマジン…?」
imagine all the people…というサビの部分が聴き取れて、自分でのアレンジなのかな…と。すごく自然にギターソロの中に溶け込んでいました。

そのギターが音を変え、メンバーが登場して音が加わり、ロックナンバーの「Crying butterfly」に。
黒のノースリーブと黒の皮パンに着替えた倫くんが登場して、一気に会場が爆発したようでした。
この曲、本当に好き!
「サンディー」「スリルバカンス」と続き、倫くんもかなりキレたように飛ばしてました。「スリバカ」では会場に英語歌詞の所を歌わせたんですが、が、倫くん忘れてるかも。歌詞カードにその部分は書いてないって事を(笑)
そりゃ、聴き取れるけど…(笑)「ダメダメ!」って言われても…(爆)
どの曲の時かな、BABIちゃんと頭をくっつけてフルフルってして倫くんの髪の毛とBABIちゃんのクルクルの髪が絡み合っていて、その時の倫くんの嬉しそうな顔!!(笑)

「Nervous Break Down」では飛ばしすぎて声がかなり掠れてきてたのですが、ぜんぜん平気な顔をして歌いつづける倫くん。LIVEの空間て、本当に麻薬かも(笑)「Save Our Soul」のサビでは、さすがに苦しそうでしたが。

「ソロ始めて一年で人前で歌ったのが約60本位なんですが、ようやったな…って感じなんですが、まだまだって気持ちの方が強いかな。その間にBarefootもできて、皆聞いてくれたと思うけれど」
「名古屋に前に来たのはいつだっけ」という話しを。会場から「3月28日!」と声があって、頷いた倫くん。
「あのライブは僕に取っても皆にとっても特別なものだったと思うし」と。
その言葉に思い出したこと。あのLIVEの後、会員一人一人に手紙が届いたんですよね…。その時の痛みを思い出した。
倫くんも思い出しているのか、少し別の場所を見ているようでした。
「あのライブで皆の気持ちをもらったからこそできたアルバム、Barefoot。これは裸足という意味なんですが。これから早く走る為の靴を手に入れる為じゃなく。来年も再来年も十年後も裸足の気持ちで歌って行くという気持ちで。これからも良い曲を作っていきたいと思います」と。
一つ一つ確かめるように話す倫くんは、何かを乗り越えてきた強さを持っているように感じられました。でも、聞いていてやっぱり痛かった…。
「Barefootはあの時の、半年くらいかな、僕のbestだったけれど、あのアルバムが出せたからこそ見えてきたものもあって、そのanswer songのようなものができました」と。
「この曲ができて、リハの帰りに事務所に寄ったとき、TVであのなんとも言えないオレンジ色の光の映像を見て、本当に吐き気のするような衝撃を受けて、皆もそうだったと思うけど」そう言って会場を見渡すようにした倫くん。思わず頷き返してました。きっとそういう反応返した子が多かったんだと思う。頷いた倫くんは、
「あれを見て、生きる理由がほしいと思った。どうして、なぜとかじゃなくて」と。
「この曲は、生きる理由を見付けようという曲です。タイトル決まりました。『life』です」と曲紹介をして、BANDに頷くようにした倫くん。

「ムスバレテイク、スクワレテイク」その声が照明の明るさを落としたステージ、会場を切り裂くように響きました。
本当に胸に突き刺さるような曲。
MCを聞いたからかもしれないけれど、この日のこの曲の胸に迫る迫力は、切なくて痛くて、でも癒されるようで、涙が出てきました。ステージで両手を広げる倫くんの姿に祈りを感じたのでした。
拍手する心積もりができる前に全員がステージをはけていて、取り残された会場ではアンコールの拍手と呼び声。

アンコールで再登場した倫くんは赤の「I walk Barefoot」のTシャツ。BABIちゃんとSEIちゃんが位置に。
「ありがとう」と話し始めた倫くんの声は、ますます枯れていて、「明日もあるっていうのに飛ばしすぎましたね」と自分で苦笑。
「ほんと、飛ばしてたよね」と、隣でBABIちゃんが笑って突っ込み。あははは…と笑うしかない倫くん。
会場から何か声を掛けられたらしく「ん?なに?Tシャツ?」と聞き返す倫くん。「え?赤が可愛い?売ってるんじゃない?」なぜか急に普通の会話になってる(笑)「売ってますよね?」と、会場の後ろに話し掛けるので、なに?と思って振り向くと物販のスタッフさんでした(笑)
「売ってるそうなので、後で買ってあげてください」と(笑)
そして、BABIちゃんと2人で呼吸を合わせるようにして始まった「散歩路」
が、ここでトラブル!(笑)歌い始めて直ぐにマイクがハウって、ギー!という大きな雑音が。歌いつづけようとした倫くんに、演奏を止めたBABIちゃんが「も、いっかい行こうか」と。
「そうだよね」と、笑う倫くん。会場からは嬉しい歓声。この優しさが本当に嬉しかった!
もう一度歌い出した倫くんの歌は、声をちゃんと出そうというようにすごく丁寧に歌ってくれた優しい歌でした。あんなにMCでは枯れていた声が、ちゃんと歌だと聞こえる。これって声をお腹から出してるっていう証拠ですよね。
さっきの曲の衝撃が去っていなかったので、この曲の優しさにほっとしました。

「じゃ、メンバー紹介!ギターBABIちゃん!」そう言ってBABIちゃんを指した倫くんは「最近、クローバーというBANDにも属してるそうじゃないですか」と(笑)。「その話題で来たか…」と苦笑するBABIちゃん。
「キーボード、永井誠一郎!」笑顔で客席に手を振るSEIちゃんに「最近、ヒッキーの後ろでピアノを弾いたそうじゃないですか、アンプラグドで」と。「その話題で来たか…」とBABIちゃんにならい応戦するSEIちゃん。
「ドラムス、柴田尚!」SHIBAちゃんを見上げる倫くんの悪戯っ子のような顔を、SHIBAちゃんは苦笑して見てました(笑)「最近、新しいドラムセットを買ったそうじゃないですか」まともな話題に「うん」と応えるSHIBAちゃん。「それは僕のBANDでも聴けるんですか?」「いつかね」そう応えたSHIBAちゃんに笑う倫くん。これって既にお兄ちゃんに甘える弟の図!(笑)
「ベース、JURI!」会場の歓声に、ほんのちょっと手を振り返すJURI。「最近、手を振れるようになりました。ありがとうございます」と会場に向かって語る倫くん。その横で葛GがJURIを振り返って、もっと手を振れ!とこっそり煽ると、困ったようにJURIは、それでも会場にもうちょっと大きく手を振ってくれました。会場が「きゃ〜」と歓声を上げてJURIと葛Gの様子に気付いた倫くん。「調子に乗るんじゃない!(笑)」と(笑)。なんか、本当に仲の良いBANDになったんだなって実感しました。
「ギター、葛城哲哉!」「いえ〜(笑)」と会場に応える葛G。「最近、パンツ一枚で鏡に向かってるじゃないですか(笑)」と。うるさい!みたいな感じで倫くんに蹴りを入れる葛G。「この前の名古屋の時から4kg痩せたからな」と少々自慢気に言ってました(笑)

「皆、歌ってください」と始まった「Wonderful Life」
飛び跳ねるようにして最初から飛ばして手を振っていた倫くん。すっごい笑顔でした。明日のコトなんて考えてないと思える、全力の歌が嬉しかったです。今日はメンバーのコーラスは無くて代わりに、「半分からこっち!」と分けて会場に一生懸命歌わせていた倫くんでした(笑)
最後に会場の四方に投げkissをして行ってくれたのですが、私の方向にも投げてくれて、視線も合った気がして(あくまでも気がしただけ:笑)「これは私の!」と自己満足に浸って終わった幸せなLIVEでした。
唯一、明日の倫くんの声を心配しつつ(苦笑)