名古屋市公会堂は、石造りのクラシカルな建物。会場内も重厚な作りの落ち着いた感じでした。
開場前の列に並ぶ人々が、見るからに種種雑多(笑)で、黒田fan、笠原fan、葛山fan、椎名fanそれぞれがお目当ての人を待っている姿が楽しかった。(やっぱりfanにもそれぞれ色があるんですよ(笑)。主婦層も多くて、それは葛山さんfanだったり、とか)
今回、一緒に行ったのが葛山さんfanの友達だったので、色々話しが聞けて面白かったです。
上映会第1回
会場に入ると既にステージの上には3つの椅子とマイクと譜面台がセットされていました。ステージ向かって右のBABIちゃんの場所と真ん中の場所にはギターも置かれて。
(ああ、倫君達が1番にやるんだ)と予想され、すでにワクワク。
指定席に座り待つ事しばし。司会のお姉さん(地元ラジオ局のアナウンサーの方だそうです)が登場し、イベントの紹介を。そして、まず呼び込まれたのが倫君。
衣装は黒の皮パンに黒のシャツという、いつも通りのLIVE仕様のスタイル(笑)。
下手の袖に立ち、司会のお姉さんと並んで映画のサントラの話しをする倫君が、とても芸能人っぽかった(笑)
「映画は、丸きり素人だったんですが本業の音楽の方で、映画に携われて良かったし、曲の提供やLIVEもできて、人と人との出会いって大切だと思いました」と話す倫君がちょっと誇らしげで可愛かった。
直ぐにLIVEに移り、倫君が真ん中の椅子に着く時には、下手からBABIちゃんも登場していて、ステージ上はすでにいつのもアコースティックLIVEのスタンスになっていました(笑)
始まったのは「幼い月」
会場の音響がものすごく良くて、倫君の声もBABIちゃんのギターの音も優しくてすごく綺麗だった。他の人のファンの人も静かに聴いてくれていたのが嬉しかった。
「今の曲は、映画からインスパイアされて自分で勝手に作った曲で、自分のアルバムに入れようと思っていた曲で、それを監督さんに聴いてもらう機会があって、サントラを作りたいんだけどという話が出たときに、自分にできる事があれば力をお貸ししましょうという話しになったんですが」と。
「でも、自分1人では良いものが出来るわけもなく、映画も彼が居なければ出来なかったわけで、で、彼にも曲を書いて歌ってもらったんですが…」と、話しながらどんどん笑顔で上手の袖を眺める倫君(笑)。
会場では期待のざわめきが広がっていました(笑)
「今日は、それを歌ってもらいたいな〜と思って。では、下駄をカラカラ鳴らしながら出て来て下さい(笑)。笠原紳司くんです!」
すっかり笑い出している倫君の呼び込みで、言葉通り下駄を履いた笠原さんが袖から登場!立ち上がって拍手をしながら迎えた倫君の横に立った笠原さんはやっぱり大きい(笑)
「笠原君とは映画に出てから、僕のLIVEにゲストで出てもらったり飲みに行ったり仲良くしてもらってるんですが…」と話し出した倫君の横で、「はい」と頷いている笠原さん。かなり緊張気味(笑)
「僕と一緒にやるたびに公演が大きくなって行くよね?」と訊かれて「そうっすね、今日すごいんですよね?」と会場を見回す笠原さん。「ぜんぜん見えないけど」と、スポットライトが眩しいのか手を翳してました。
そして、突然の倫君の爆弾発言。
「弾こうと思ったけど、せっかくなので、今日は僕も聴かせてもらいたいと思うので、弾いて歌ってください」と笠原さんにギターを指差す倫君。
「え?!」と驚くリアクションの笠原さん。
(え?!倫君、弾かないの?!歌わないの?!)と別の意味で驚いた私(笑)。
「わざとらしかったですかね」と、苦笑しながら真ん中の椅子に着く笠原さんがギターを取り上げて用意をしていると、その横の椅子に座ると思っていた倫君が、「じゃ、僕、客席で見てますから」とまたしても突然な行動。
「え?!メチャメチャやり辛いじゃないですか!」と、まじな笠原さん。それを尻目にそのまま会場に飛び降りて真ん中の空いている席に座ってしまった倫君!
(えっ!嘘…!)と、その席の近くの人がマジに羨ましかった!!
「この辺に目隠しがほしい…」と呟いていた笠原さんが、会場をちょっと見て、「あ、良かった黒田さんの顔見えないや」と独り言を言いつつなんとかスタンバイ。
横で伴奏のBABIちゃんが、ギターの配線、チューニング?を心配そうに覗き込むのに「大丈夫です」と応えて、「よろしくお願いします」と挨拶(笑)。可愛かったしすっごく良い人!って思ってしまった。
「黒田さんに作曲してもらって、監督さんに作詞してもらった『blue』です」と。
BABIちゃんのカウントで始まった「blue」。笠原さんのLIVEもこれで数回目。毎回上手くなっていくなって思いました。でも、かなり走ってましたが(笑)
拍手で歌を終えると、笠原さんが客席に向かって「黒田さん、帰って来てください」と。(笑)この、大型犬が懐くような様子がめちゃカワイイ!
それに応えるようにステージに飛び乗った倫君。
「汗びっちょですよ」倫君に訴える笠原さん。
「良かったですよ」と答える倫君に、「ホントですか?」と疑わしげな笠原さん(笑)。笑っていた倫君が、あ、そうだと思い出したようにBABIちゃんを指して、客席に紹介を。
「サントラも彼が居なくては出来なかったし、僕のバンドのバンマスでもある馬場一嘉くんです!」と拍手を。会場からも大きな拍手で、BABIちゃん、椅子から立ち上がってペコッと頭を下げて手を振って笑顔でした(笑)
そのままBABIちゃんが下手に下がると、司会のお姉さんが再度登場。
「すごく緊張が伝わってくるLIVEでしたが、笠原さん大丈夫でしたか?」と、笑顔でからかうノリの良い方でした。
「大丈夫じゃないです!」と笠原さん、力説してました。
司会のお姉さんも「黒田さんが客席に降りると思わなくてびっくりしました」と言っていたんですが、本当にアドリブだったみたい。「すみません」と倫君が謝っていましたが、でも、映画みたいでカッコ良かったと言われてちょっと嬉しそうでした(笑)
「ここから客席って見えないんですけど、見えていたらもっと緊張したと思うよ」と笠原さんに言うと、笠原さんは「黒田さんが客席に降りた事で、僕の緊張はハネ上がりました」とちょっと恨めしそう。
「楽曲提供してくれた方が目の前ってやりずらいですよね?」と訊かれ、「めちゃやり辛いです!」と重ねる笠原さん。
そんな笠原さんを見て笑っている倫君。本当に仲が良い。
そんなやり取りを見ていた司会者が、「先輩・後輩みたいですね」と笑って話を振ると、
「大先輩ですよ!」と倫君を見て力説する笠原さん。ちょっと照れたのか、倫君は「(こいつ)めちゃめちゃデカイじゃないですか」と司会のお姉さんに。
「大きさなんて関係無いですよ、小さい先輩だっているし!」と倫君に主張する笠原さん。
このままでは延々と続きそうな二人語りに「本当に仲が良いですね」と、突っ込むお姉さん。
「そうですね」という倫君に、
それに乗った笠原さんが「どのくらい仲が良いんですか?」と倫君に。急な突っ込みにあたふたした倫君が、自分の前で両手を広げて「このくらい…」ってやってる姿が!(笑)
笠原さんそれを見て嬉しそうに大笑いしてました。
そんな二人のやり取りを見ていたお姉さんの台詞がナイス!
「笠原さんは、黒田さんに憧れというか、特別な感情を持ってらっしゃるんですか?」
(は…?!)
私、一瞬耳疑いました!でも間違い無くそう言ったお姉さん!(笑)
一瞬の間の後、「今回、映画が初めてっていう事だったんですが、役へのアポロー…アポ…あれ?言えない…」と焦る笠原さんの横で「アプローチ」と教えてる倫君。会場爆笑。これって仲の良さの見せ付けか?と思えるような二人(笑)
ようやく口が回るようになった笠原さんが「役に対するアプローチが全然違っていて、それが」と、倫君に。
「初めてだったので、役作りって全然分からなくて、勝手にやってみようかな…と思って」と笠原さんに向いて話す倫君。「はいはい」と答えて聞いている笠原さん。
司会のお姉さんも自分のマイクを倫君に渡し、すっかり話し込んでる状態の二人を傍観してました(笑)
「良いんですか?僕喋っていて?」と倫君が気付くまで(笑)
倫君が締めに映画の紹介をして、会場は映画の上映になりました。
終わって舞台挨拶と思いきや、椎名へきるさんのアコースティックLIVEに。
すっかり忘れていたんですが、彼女の歌って「月のあかり」のイメージソングだったのでした(笑)
このLIVEで驚いたのは、gがJAKEさんだったことでした。以前T.M.Rでツアーメンバーだった人(笑)
「お待たせしました!続いて出演者の舞台挨拶です!」という言葉がどれだけ待ち遠しかったか!
司会の呼び込みで1人1人がマイクコードを引っ張りつつ(本当に引っ張ってました:笑)登場。葛山さん、倫君、笠原さん、椎名さん、倉持監督の順で入場だったので、自分の座っている側に近くてちょっとラッキー!
葛山さんはクリーム系のスーツ。倫君は黒の皮パンに黒のシャツブラウス。笠原さんはジーンズに青のアロハシャツ(映画で着ていたような)椎名さんは紺(紫?)のロングのワンピース。監督は月のあかりのグッズのTシャツという、本当にバラバラの集団(笑)
倫君が妙に緊張した面持ちで、言葉も少なく他の人の話を聞いている姿が、なんとなく懐かしい感じでした(笑)。
昔はこんな感じだったなぁって(笑)
司会のお姉さんの進行がすごくノリが良くて出演者の方も会場も楽しい雰囲気のトークショーでした。
1人1人に「映画の感想を…」と訊いていったのですが、それぞれ個性のある回答でおもしろかったです。
いっつも会話を盛り上げるのが笠原さんで、妙にいじられる倫君。横で笑って聞いていながら天然のトークで会場を攫ってしまう葛山さん(笑)。ずっとそんな感じで終始したトークでした。
映画の思い出として倫君が話したのはやはり山羊汁を被った事でした。
「最後に僕、山羊汁を被るんですが、あれ本物で皮パンとか自前だったので匂いが取れなくて、それから半年くらい皮パンお休みさせてました。今日久しぶりに履いたんですが」と笑う倫君。その横から笠原さんが
「これは山羊バージョン?」と。
「あ、これともう1つ持って行っていて、海に入ったのと山羊被ったのが同じので。でも、一緒に持って帰ったから臭いかも」と笑う倫君。ふんふんと見ている笠原さん。
「でも、貴重な体験をさせていただいて感謝…あれ」と口が回らなくなった倫君が、ペチッと自分で自分の頬を叩き「感謝しております」と言い直すと、笠原さんが隣りで爆笑!(笑)
司会のお姉さんが声を掛けなければずっと続きそうな感じ(笑)
笠原さんは…?と訊かれて「司会の方にさっき言われたんですが、香りのする映画で、ただし山羊の」と(笑)。
みなさん、かなり山羊汁の印象が強かったらしいです(本当に味も匂いもスゴイらしいです)
出演者それぞれの、他の人に対する印象は?との質問に、椎名さんが「笠原さんは、ムードメーカーで皆が疲れて楽屋でしんとしている時も盛り上げてくれてたり。でも、撮影になるときりっとして、すごいなぁって」と誉めると、
「椎名さん、いくらほしいの?」と、突っ込む笠原さん(笑)
そのやり取りを見て、笑っている倫君と葛山さん。
で、倫君について「黒田さんは、けっこう謎なんです。一緒の時間が一番少なくて、セットを壊しに来て、殺しに来て、山羊汁を被りに来てってそれだけだったので」と。言われて「そうですね」と笑うしかない倫君。では、黒田さんは椎名さんについては?との質問に「そうですね…」とちょっと詰まりつつ(笑)「ハードな撮影で男3人がぐったりしている時に、椎名さん1人が海に入ってピシャピシャってやっていて…。かわいいなぁ…と」答えた倫君。
(今、本当はタフだなって言いたかったんでしょう!)って突っ込みたくなる間の取り方に笑ってしまいました(笑)
「ありがとうございます。お金出ませんけど」との椎名さんの切り返しに「あ、大丈夫です」と笑う倫君でした。
「難しい役柄でしたが、役作りは?」との質問には、
「初めての事だったので、特に考えずに監督にどうすれば良いか訊いてみようと思って、教わりながら現場で」と。「最初、声だけだったんですが、でもちゃんとカメラの横で、こうやって一緒に動いて撮影していたんです」と、実際にちょっと動いてみせた倫君(笑)。
そういう撮影方法なのでカメラと倫君(「ガキ」役)の視線が同じなんですよね。最後の方で椎名さんを襲うシーンがあるんですが、そのカットの時もカメラの横での撮影だったんですが、椎名さんの顔に自分の影を当てなければいけなかったんですが横の立ち位置だったので難しかったと言ってました。初の撮影現場らしい発言を聞きました(笑)
続くインタヴュー中も笠原さんのトークに笑い、葛山さんの天然ぶりに笑いという感じの倫君。
最後に監督の挨拶があって幕を閉じたトークショーでしたが、出演者の方みんなが退場時まで楽しそうでした。
司会者の人も度々言っていたんですが、本当に仲が良い!(笑)
上映会2回目
つい、勢いで参加してしまった2回目。
今回のLIVE曲は「月のあかり」でした。
「この曲はサントラ盤に入っている曲で、加藤登紀子さんに書いた曲なんですが、今日は僕が歌ってみたいと思います」と挨拶して歌い出した曲は、加藤さんの歌うものとはやっぱり違う、倫君のオリジナルといえるような「月のあかり」。この切ない声が好き。
「サントラ盤では、加藤さんの他にも歌ってもらっているんですが、今日は主役のカッコ良い「男」、笠原くんにも歌ってもらおうと思います」と、笠原さんを呼び込む倫君(笑)。そんな紹介に思い切り照れたように上手から出てきた笠原さん。
「こんにちは」と挨拶した笠原さんは、トークとは違って緊張気味。ステージ中央の椅子に移り、あいさつもそこそこにギターを準備し始める笠原さん。それをちょっとおもしろそうに見ている倫君。
「笠原くんは本業役者で、歌うっていう事だけで緊張してると思うんですが、彼のいつものワンパクぶり…ワンパク?…」なんとか繋ごうとする倫君に、
「優しいんですか?からかってるんですか?」と恨めしげな笠原さん(笑)
「や、そうじゃなくて、彼の男の色気みたいなものを感じてもらえればと…」と曲のフォロー(たぶん)をする倫くん」
「僕は、いつもは伴奏するんですが今日は身を引いて、袖で見ています」と。ざわざわっとした会場。さっきみたいに降りてくれるかとちょっと期待していたのですが(笑)
「袖に行っちゃうんですか?」
「さっき、客席に降りたんですが、怒られました」と笑う倫君。
「袖なんて言わず、楽屋でごゆっくり」と、見られるのが嫌そうな笠原さん(笑)
「楽屋行っても、みんなお弁当食べてるし」
「良いじゃないですか、ならモニターで」と、あくまでもあっちに行っていてくれ状態の笠原さん。さっきの緊張がトラウマになってるようでした(笑)。それを笑って聞き流して袖に引っ込む倫君。
ようやくスタンバイの出来たステージで、とても真剣な顔の笠原さん。BABIちゃんにお願いしますと頭を下げて、BABIちゃんのカウントを待つ姿がカッコ良かったです。
始まった「Blue」は、練習の成果が出ている○な出来でした(笑)
「黒田さん早く帰って来て」と笠原さんに呼ばれ出てきた倫君(笑)
「最高でした」と誉める倫君に、「本当ですか?」と疑わしげに、でも嬉しそうに訊く笠原さん。
「良かったですよ」と重ねる倫君に、「さっきよりはちょっとは?」と、自分でも歌の出来に嬉しそうな笠原さん。
なんか、誉めて!って倫君に甘えているような感じがめちゃカワイイ!!(笑)
「さっき1回目やってからずっと楽屋で練習していたんだよね」と感心したように倫君が。
「もう手が痛いっす」と自分の手を見てました。
「偉いなぁって思って」と倫君が言うと照れたように笑う笠原さん。BABIちゃんの方を見て、「大丈夫でしたか?走って無かったですか?」と訊いて、BABIちゃんがOKを出すと本当に嬉しそうな顔してました(笑)
BABIちゃんが紹介されて、下がるのと入替えに登場した司会のお姉さん。
「どうでした?出来は?」と笠原さんをからかうように(笑)
でも笠原さん的に満足のいく結果だったらしく、1回目より良いですと笑顔でした。
「blue」を最初に貰った時の感想を訊かれて、
「メロディがキレイで、爽やかな感じで、映画ではけっこうドロドロした役だったので」と言う笠原さんに、倫君が「役ではそうだけど、本当に内面を出したいなって思って」とフォローしてました(笑)
作っている時には、まだ笠原さんのキーが分からなかったので、ちょっとずつ変えて5パターン位作って持って行ったそうなんですが、どれでも歌えますって言われて「え?」だったそうです。
「カラオケでキーを変えるじゃないですか、その感覚しかなくて」と言う笠原さんに、
「だから半音ずつ違うんでしょ」と説明する倫君。
「ああ、そうなんですよね…」とちょっと焦る笠原さん。
(そ、それって数ヶ月前にやってあるはずのやり取りでは?)と思わず突っ込みを入れてしまいました(笑)
「今の方が歌い慣れてキーをちょっと高くしてあるんですよね」と。そう誉められて「えっと何の話しでしたっけ?と」照れてる笠原さん。
司会のお姉さんが笑って「お二人で話し始めると止らないんですよね」と。言われて二人して顔見合わせて「え?」という感じで。本当にその通りだったんですが(笑)
「そんな事ないですよね?」と倫君に訴える笠原さん。
「そうですね…」と相槌を打ちつつ、ちょっと考えてしまってる感じの倫君。(そりゃ嘘ですもん!:笑)
嘘ばっかりと笑うお姉さんに、追い討ちを掛けるように「僕達クールビューティ-で売ってるんです!」と主張する笠原さん(爆)
お姉さんも会場も、爆笑!(笑)
横で「ねぇ」と訴えられても倫君も笑うだけでした(笑)
「覚えておきます」と笑うお姉さん。「では、また後でクールビューティーのお二人にはトークで登場していただきます」との挨拶でLIVEは終了を。
退場時まで笑顔の二人でしたv