MULA 第2回はMULAをニューオリンズミュージックのとりこにしたグループ、ダーティー・ダズン・ブラスバンドに登場してもらいましょう。
こな ニューオリンズ? ブラバン? そういえばヤングサンデーに連載している柏木リツコの「ブラブラバンバン」ってのがおもしろくて……。
MULA あ、知ってる知ってる……じゃなくて、ニューオリンズってもともとブラスバンドがたくさんあるところで、葬式でも行きはしめやかに演奏して帰りはにぎやかに演奏するらしい。
こな 「聖者の行進」とか?
MULA そうそう。で、伝統的なセカンドラインからモダンジャズまで圧倒的な迫力のブラスサウンドで世に知らしめたのがこのダーティー・ダズンなのだよ。
こな なにが「なのだよ」だ。立風書房の「200CDブルース」読みながら話してるんじゃない!
MULA この本に紹介されている「Voodoo」って、CD買いにいったとき売ってなかったんだわ。でとりあえずベスト盤を買った。
こな ところでセカンドラインってなに?
MULA うっ。実は俺、よくわかってません。ニューオリンズ音楽特有のシンコペイトするリズムのことらしいけど、上手く説明できない。ごめん。
こな 曲聴いてるとなんとなニュアンスは伝わってくるけどね。
MULA どう? いいでしょう! ロールするドラム、にぎやかなホーン、極めつけはうなるスーザフォン!
こな お祭りって感じだね。聴いていて楽しい。
MULA 個人的に好きなのは「Moose The Mooche」。チャーリーパーカーの曲で、ニューオリンズ出身のブランフォード・マルサリスがゲストでソロをとってます。あと、「Mardi Gras In Montreux」ッテイウライブ盤もお薦め。5曲目なんかディズニーのテーマとアメリカ国歌をミックスしてて笑えます。