MULA そろそろジャズに行ってみましょうか。第3回目のゲストはイリノイ・ジャケーさんです。ようこそいらっしゃいましたぁ。
こな どうも。イリノイ・ジャケーです。……ってオレこの人知らないっつーの!
MULA ミスター・ジャケーは1922年テキサス州ヒューストン生まれ。41年にライオネル・ハンプトン楽団に加入。名曲「フライング・ホーム」で豪快なブロウをかまし、多くのテナー奏者に強い影響を与えたと思うのですが?
こな (「コテコテ・デラックス」を読みながら)……そうだな。俺以前にあんな下品な吹き方をするやつはいなかった。アーネット・コブ。ビッグジェイ・マクリーニー。みんな俺のブロウを真似したんだ。
MULA 独立後は多くのリーダー作でブホブホ吹きまくりました。さすが「ホンカーの父」ですね〜。
こな まあな、がはははは……ってもういいでしょ?
MULA ありがと(笑)。えーとMULAのお薦めは60年代に録音された「Go Power!」。このCD、「コテコテ・デラックス」で取り上げられなかったらきっと世に出てなかったでしょう(笑)。オルガン入りだし。
こな オルガンが混じってるとダメなの?
MULA なんかね、オルガンが入ってると、一段低く見るんだよね。評論家もジャズのファンも。サックスもブホブホ吹き過ぎると「オーバーファンク」とか行って非難するんだぜ?
こな こっちの方がかっこいいけどね。
MULA うんうん。で、このCDでも「Illinous Jacquet Flies Again」ってタイトルで「フライング・ホーム」吹いてます。これがまたいい! そう黒さ大爆発です。ハード・バップだけがジャズじゃないっす!