60's UK Psychedelic
サイケなものからサイケっぽいものまで。
ブームとは恐ろしいものです。

Art  Supernatural Fairy Tales
MSI (MSIF3146)
 ブリティッシュ・ロック界にその名を残す偉大なるB級バンド、スプーキー・トゥースの前身 (改名前)バンド、アートがアート名義で発表した唯一のアルバム。全体を通して楽曲は比較的ポップだけどヴォーカルがソウルフル。 ブルージーな曲はカッコよく決めるが、無理に東洋的な曲は個人的にペケかなぁ。無きゃ無いで物足りないんだけどね。

Fool, The  The Fool
VIVID (VSCD-710)
 ビートルズの衣装担当だったことで有名なオランダのデザイン・チーム、ザ・フール の68年リリースの唯一のアルバム。単なる素人集団がビートルズのコネでレコードを出せたんだろ、なんて はじめは侮りつつ買った(買ってんじゃん)のですが、なかなか以外と面白い。サイケでフォー キーなサウンドはB級臭さが漂っていて非常に趣深いものがあります。全体的に民族的で牧歌的なサウンドが やたらほのぼのしていて、バグパイプやバンジョーの音色が心地よさを存分に演出しています。万人におすす め、という類のモノではありませんが、たまに変わったものが聴きたいってひとに‥‥。ちなみにプロデュースはグラハム・ナッシュ。

Hollies, The  Evolution
BGO (BGOCD80)
 結構好きなホリーズです。67年発表の『エヴォリューション』は個人的には最高傑作だと 思ってるのですがね〜。前年のアルバム『For Certain Because...』で既に実験的なアプローチをいくつか見せていた彼らが、それ をさらに押し進め(次作『Butterfly』で頂点に達しちゃいますが‥‥)サウンド面で斬新なアイデアをいろいろと投入してるのですが、 それでいてちゃんとホリーズ本来の売りであるポップさとコーラスワークの巧さは生かされている。中途半端と言えば中途半端だが、 究極と言えば究極。

Idle Race, The  Back To The Story
EMI (7243 8 38162 2 4)
 アイドル・レースの3枚のオリジナル・アルバム全曲にアルバム未収録曲や未発表曲までくっつい た便利モノの2枚組CD。ファンじゃなければコレ1枚(2枚組)でオール・オッケー。ちなみに俺はファンではないんで、コレ1枚 (2枚組)で100%満足。まぁ、『Birthday Party』は名盤だわな。さすがはジェフ・リン、メロディアスだわな。

Nice, The  The Best Of The Nice
テイチク (TECX-18854)
 プログレ嫌いの俺としては当初間違って買ってしまったCD。EL&Pなんかは結構ツラくて…。 スケールでっかくて小粒な俺には合いません(謙遜)。イミディエイトというレーベルに興味深々だった頃に流れでついつい買って しまったのですが、それが意外と『America』なんかはカッコいいし、『Little Arabella』のハモンドなんかもかなりクールだし。 コイツはよいんじゃないか、と。キース・エマーソンのプレイが奔放でやっぱいいんですよねぇ。

Pretty Things, The  1967-1971
SEE FOR MILES (SEECD 103)
 プリティ・シングスの敢えてサイケ期のベスト盤を。そもそもはかなりワイルドなR&B バンドだった彼らが、幾多のメンバーチェンジを経てばりばりサイケな(本盤の1曲目にも収められている) シングル『Defecting Grey』を発表するに至る経緯は、かなり“ロケンロール”なエピソード満載で興味 深いものがあります。このアルバムは彼らが67年から71年の間にリリースしたシングルのAB面を集め たものなんですが、以外とあなどれないです。60年代のものなんかは非常にカラフルなサウンドを実現し ていてスタジオワークのレベルの高さを感じさせます。過剰なほどのSEも今聴くと大変効果的。曲も悪く ないし。今でこそ『S.F.Sorrow』なんかはかなりの名盤扱いを受けているみたいですけど、コンパクトに まとめられたシングル曲たちもなかなか面白いですよ。

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