I'LL PLAY THE BLUES FOR YOU/ALBERT KING
| 絶頂感。。。 およそ全てのモノには旬があり、ピークがあります。そのモノが本来持ちえる平均的なポテンシャルを100とするならば、旬にはその輝きは120にも150にもなるんです。若葉の頃から日差しを浴びて成熟を迎える。そんな摂理が音楽にもカッチリと当てはまるんですねえ。 ということで、愛すべきアルバート・キングの旬!ピーク!絶頂時!の音源といえば、まあ、諸説ありますが、わたし的にはこの音源になってしまうかなあ。ということで、今回は『I'LL PLAY THE BLUES FOR YOU』を語りましょう。べんべん。 常々、言っておりますが彼の魅力っていうのはですね、抑揚の深いギターサウンドと包容力のあるボーカルなんです。 で、そんな言葉を100回聞かされるよりもこの音源を1回聴いたほうが説得力あるわけですよ。どうです?奥さん?あ〜っそお(笑) 若い頃のアルバートの音楽って、もっとガシガシっと攻めのスタイルが強いんですね。で、先にも書きましたが、わたし的には彼の魅力の本質はやっぱり『包容力』ではないかっと。。。ただ、これが腰をど〜んと据えてしまうとちょっと緊張感に欠けてしまうという、微妙なバランスの上に成り立っている人なんですよ(笑) 攻めの姿勢と包容力。相反する二つの要素がバランス的に絶妙に絡み合うのがこの音源の良さなのではないかなあ。 で、そんな要素の全てが『1. I'LL PLAY THE BLUES FOR YOU(PART1&2』にぎゅぎゅぎゅ〜んむ!っと濃縮されて入っているわけです。アルバート・キングの高みのきわであると同時に全てのモダン・ブルースを代表する1曲といえるでしょう。さらに、攻撃的なギタープレイにメロメロにされたいっつ!という、若干Mのあなたには『6.ANSWER TO THE LAUNDROMAT BLUES』あたりが最高。 まあ、むかしから『秋茄子は嫁に食わすな』というたとえの通り(笑)、旬のものにはかなわないんです。ワンフレーズ、一声、どこをとっても艶っぽいんだもんなあ。以後、脂が増していくアルバートですが、ここまでなら万人向けといえるでしょう。 いずれにしましても、アルバート・キングの輝きを知るには最高の1枚!これで感じないっていうあなたはすでにマグロなのよん。
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