DANGEROUS HOY! SAUCE/KYON&BLACK BOTTOM
BRASS BAND
| 非常に恥ずかしい言葉選びなんですが、今年2000年はわたしにとりましては、ニューオリンズ元年!とでも申しましょうか?ニューオリンズR&Bに叩きのめされたような1年でありました。 振り返れば、ジェイムス・ブッカーの内省的な壊れっぷりに翻弄され、フェスのぐにゃぐにゃ光線に骨抜きにされ、ワイルド・マグノリアスの極太ファンクビートに足蹴にされ、やっとシャバに戻ったかと思えばダーティ・ダズンに 踏み潰される(笑)、いやあ、実に良い1年でございました(爆) ニューオリンズの音楽にはいろいろな顔がありまして、その土着的な部分の深いところっていうのは、なかなかわたし達には難しい部分もあるわけですがね、いわゆるセカンドラインものっていうのはねえ、まあ、とにかく楽しくって破壊力がある! 日常生活に疲れたときに、昔の人は夜空を見上げて『さよおなら涙く〜ん♪ぐすっ。。。』って歌ったのかもしれませんが、21世紀を生きるわたし達は、そんな時、ずばりニューオリンズっすよ(笑)。瞬間湯沸機よろしく、瞬時に立ち直るばかりではなく、ノーマルを通り越してあっという間に躁状態に突入できます。 と、前置きが長いのはいつものことですが、今回の音源はニューオリンズの数ある音楽形態の中でも最も破壊力の高いブラスバンドもの。 この一派では先述のダーティ・ダズン。ブラスバンドやリバース・ブラスバンドなんかが有名なんですが、なんと!日本にも居たんですねえ!!日本のニューオリンズと言えば?そう大阪!もちろん根拠はありませんけど(笑)そんな浪速からはちゃめちゃなセカンドラインビートを届けてくれたのが、このブラックボトムブラスバンド!! 結構、CDなんかも出ているわけで、『がんばっとるな!』っていうのはまあ、知識として知ってはいたわけですが、わたしも心のどこかに『日本人にはあのノリは無理でしょ?』っていう先入観があったんでしょうかねえ。つい最近まで音源に手が伸びることも無いままだったわけですが、はっきりいって、凄いですね。こと『ノリ』という点に関して言えば、リバースやダーティ・ダズンにもひけを取らない音がここにありました。 特にこの音源は、元ボ・ガンボスのKYON氏とのコラポレートということで、KYONのピアノの参戦効果はもちろんのこと、彼特有のポップセンスが加わって、わたしのようなニューオリンズ馬鹿!以外の一般の音楽ファンの方にも受け入れられる音に仕上がっています。 まあ、逆にいえば、これ以前の音源に比べて、ニューオリンズ色が多少は薄まったという見方もできますがね。まあ、このあたりがぎりぎりの線と言えるのではないでしょうかね?これ以上、そっちへ進んじゃうとねスカパラと変わんなくなっちゃう恐れもありますし(笑) ニューオリンズ色の強いのがお好みであれば、彼らの旧盤をチョイスすればいいだけのことですので、これはこれで楽しんだモノ勝ちってことで。 ただね、『アナ−キー・イン・ザ・U.K』だけは、ちょっとね。狙いすぎって気もしますが。。。
CON-SIPIO COCD9233 |