ymb-logo.jpg LIVE at 磔磔 1988.07.11/BO GUMBOS



毎日毎日、何かに流されながら生きていると、ふと立ち止まった瞬間に月日の流れの速さに愕然とすることがありますね。子供の頃はあんなに長かった1年という時間が、今はこんなにも短い。。。

というわけで、どんとが亡くなってから1年以上の時が流れていたことに気が付きました。今更ながらではありますが、一部廃盤にもなっていた生前の作品が再び日の目を見ることになったわけでして、ついでにこういう埋もれていたライブ音源、彼が今もこの世界に存在し続けていれば、恐らくは世に出ることもなかったであろう音源もリリースの機会を得ることとなったわけですね。うん。

そういえば、マジック・サムにも『GIVE ME TIME』という音源がありまして、当然、彼の死後にリリースされた音源なんですが、まあ、平たく言えば、自宅で練習している模様をテープに録ってあったのが発見されたんで、リリースしてみました!というような内容で、よ〜く聴くと、後ろで子供の声が聞こえたりもする(笑)まあ、練習とはいえ、そこはマジック・サム!聴くべきモノはあります。特に私のようなファンには狂喜乱舞!レアものマニア垂涎の!という類の音源なんですが。ただね、サム自身はこの音源が作品としてリリースされていることを喜ぶのかなあ?『おいおい、俺の音楽はこんなもんじゃないぜ!』って言うんじゃないかなあとか、余計な想像を巡らせてしまったりしてね。

おっと、毎度のお約束とはいえ、また話がそれてしまいましたが(笑)、ボ・ガンボス!公式なライブ音源集もリリースされていますが、この音源が大切なのは1988年のライブという点。正式なデビュー前の音源ということになります。そして場所は、どんとの地元でもある京都!聖地『磔磔』
1988年が既に、13年も前?!ということに軽いめまいを感じたりするのはオヤジの証ではありますが(苦)、その当時、狂ったようにジャパニーズロックを聴き散らかしていた私。当然、その頃はブルースも知らず、ニューオリンズも知らず、ただ、元ローザ・ルクセンブルグのどんとのニューバンドという目と耳でしか彼らに接していなかったことに今更気が付きましたね。遅いけどさ。

後日、デビューアルバムの中で聴くことのできる楽曲たちの未完成の姿がここに克明に記録されています。
永井氏のベースラインのファンキーなうねり、もともとブレイクダウン(近藤房之介氏などが在籍)というブルースバンドの出で、後にB.Bキングのバックでも叩くことになる岡地氏の叩き出すリズム、KYON氏の日本人離れしたニューオリンズ流儀のピアノ、そして、どこまでも人間臭く暖かいどんとの歌。。。う〜ん、ここまで読みきれなかったよなあ、当時はさ。

活動の経過とともに、より幅広い音楽性を見せ、同時に、ニューオリンズを中心とするR&Bに接近していったボ・ガンボス。後期にはそのものズバリ!『マルディグラインディアン』なんて曲もあったりするのですが、この音源で聴かれる黎明の彼らの音楽は、まだロック色の強いもの。ただ、その根底にはやっぱりニューオリンズの血が脈打っているのだなあと、男、三十路半ばにしてはた!と膝を打つのでありました。

それにつけても名曲『魚ごっこ』イントロのピアノの音色が奏でられた瞬間、フェスの『ティピティーナ』のイントロでいつも感じるあの感じ(って、わかんないよねえ(笑))を感じてしまった私は、感傷的すぎるのでしょうかね。


  1. BO & GUMBO DISCO
  2. 泥んこ道を二人
  3. どうしようかな
  4. 君の家は変な家だなあ
  5. 魚ごっこ
  6. 誰もいない
  7. Sleepin'
  8. メリーゴーランド
  9. もしもし!OK!!
  10. ダイナマイトに火をつけろ
  11. 助けて!フラワーマン
  12. 見返り不美人
  13. ボガンボラップ

OOOIT RECORDS ORCA-0003



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