I Was Walking Through The Woods/BUDDY GUY

| う〜ん、やっぱり改めて聴きなおしてみると声が若いわ!バディ・ガイ!!しかしなあ、確かに声は若いんだけれどもねえ、『爽やかさ』の欠片も無いなあ(笑)まあ、そえでこそバディと言えるわけですがね。 ということで、バディ・ガイ。今や来日公演の常連さんという感じで私たち島国ブルースファンにもお馴染みの存在となっているバディさんでありますがね。冒頭にも言ったとおりで怨念のこもった、まあ、そういった意味では純度の極めて高いブルースをギンギンに展開しておりますね、この音源。CDもそこそこ売れるようになって、水玉模様のギター抱えてにっこり笑ってる最近のバディもかっちょええがね、やっぱこの人の本質っていうのはこの音源で暴露されてしまうわけですねえ。いやいや、ワイドショーじゃないんですけど(笑) 2曲ほど50年代の録音も混じっておりますが、大半は60年代初期の録音。既にチェス関連ではマディあたりのバックとして名をはせていたバディさんでごさいましてね、まあ、人のバックではそれなりに渋センのカッチリしたギターを弾いていたことが多いんですがねえ、まあ、根っからの変態性が鬱積していたんでしょうかねえ、爆発してますねえ(笑) まず、この人のギターの特徴は、ずばり『陰湿(笑)』 なんだろうなあ、団鬼六の呪縛小説にでも出てきそうな(笑)、いたぶっていたぶって、じらしてじらして爆発させるっていう。まあ、いたいけな少年少女諸君は決して近寄ってはいけないようなギタープレイが光りますね。はい。さらにさらに追い討ちをかけるように暗さに拍車をかけるのが彼のボーカル。ちょっと甲高いというか、ある部分では金切り声に近いようなヒステリックさをも呈する彼の歌声はエキセントリックかつ、とってもエ・ロ・チ・ッ・ク(爆)ますますもって、少年少女どころかR指定もやむなしといった状況で、私はただただニヤニヤと聴いているだけなんですよ、ええ。いいっす。おやじ心を微妙にくすぐられますね。ははは。 バックメンバーには、かの名手!オーティ・スパンなんかも顔を揃えているわけですがね、まあ、スパンがピアノを弾くとたいていは『スパン色』というか『スパン・フェロモン』というか、まあ、『あ、スパンが弾いてる。。。』ってな印象を作品に与えてしまうわけですよ。まあ、メインはってるミュージシャンにとっちゃあ、えらい迷惑な話なんでしょうけれども(苦)ところが、このバディの音源にかんしちゃあ、さすがのスパン・フェロモンもバディの毒気にあてられて、すっかり影を潜めてますね。はい。もう、クレジット読まないとわかんないもんね。いやあ、バディ!あんたは凄い!! オーティス・ラッシュ、マジック・サム、ジュニア・ウェルズと並んで『シカゴブルース四天王』と呼ばれる彼ですが。ところで、『四天王』って英語でなんていうんでしょうか?もしかして勝手に日本人が付けちゃったのかなあ。んもう!日本人ったら!まあ、その華々しい称号とはうらはらに、ラッシュもサムも苦労してるんですよね。芽が出るまでに。 もちろんバディも例外ではなかったようで、チェス以降、良い条件でのレコーディングの話にもなかなかありつけずに、夜な夜なブルースが演奏されるクラブに『ふらーっ』と入っていっては飛び入りで演奏していたらしいです。バディ。なんだか、浪人が道場破りをするみたいで思わず『美冬どの!』とか言ってしまいそうですが(ここ、笑える人だけ笑ってくださいね。おそらくこの世に2人くらいしか居ないと思いますが)。まあ、そんな中で『おやびん』マディにめし食わせてもらったり、仕事もらったりしたという逸話も残っていたりいたします。そう、古いチェスの録音では、マディがおやびんのバックでギターやベースを弾いてるという録音も数多く残っていますものね。やっぱおやびんだねえ! いずれにしましても、未だ現役をはっている数少ないブルースマンですからねえ、長生きしてほしいですね。 あ、最近お気に入りなのでしょうかねえ、あの水玉模様のストラトキャスター。誰がなんと言おうとわたしは認めるぞ。 水玉万歳っとくらあ! 特筆すべきはやはりスロー・ブルースナンバー。「StoneCrazy」を聴かずしてブルースは語れないでしょう。 1.Watch Yourself 2.Stone Crazy 3.I Found A True Love 4.First Time I Met The Blues 5.Let Me Love You Baby 6.No Lie 7.I Got A Strange Feeling 8.My Time After A While 9.Ten Years Ago 10.Broken-Hearted Blues 11.Slop Around 12.I Got My Eyes On You |