KING OF THE BLUES/FREDDIE KING
| 実際問題、今の日常生活の中で『ブルース』に触れる機会っていうのは、う〜ん、やぱ少ないわな。 普通にテレビ観て育ってさ、そんなん、何十年費やしていようとも、マディとかハウンドドッグ・テイラーになんぞ出会うわきゃ無いわけでね。 まだね、私らのような、今や輝ける中年になってしまった世代にはあったんですよ。ブルースと出会う機会っていうのがね。まあ、受動態では決して出会うことは無いんですが、ロックから遡ってブルースにたどり着くっていう道は細っそ〜いケモノミチではあったけれども、<確かに>あったんです。 そのケモノミチの入り口がツェッペリンだったり、クラプトンだったりするんでしょうがね。 んで、クラプトンからその道に入った場合、たどり着く先っていうのは、必ずこの人なんですね。フレディ・キング。 つうかさ、私の場合、入り口はクラプトンでは無かったんですね。で、まあ、クラプトンはメジャーだからさあ、まあ、普通に生きていても『レイラ』位はね、まあ、知ってるわけですよ。んで、後追いの形でフレディ・キングを聴いたりするとですね、まあ、率直なところ『クラプトンやん!?』って、正直、クラプトンをそう熱心に聴き込んだことのない私に目隠ししてですね、この音源流されたりするとですね、まあ、そうとうの確立でクラプトンでしょ?って、得意げに答えてしまうでしょうね。うん。 つうことで、ロッキン・ブルースっていうジャンルがあるとすれば、その典型のような音がびっしりと詰まった豪華2枚ぐみ。クラプトンフリークは言わずもがな、ハードロックに所以をなすロックが好きなあなた!は、きっとこの音源で、忘れかけていた絶頂感を感じることができるでありましょう。 キャリア後期において、ブルース界からは『白人に魂を売った』的な阻害を受けたフレディの音楽性。真っ向から批判を受けていた時期の音源がこれにあrたるわけで、初期の例えばキングレコード期の音楽性とは明らかに異なったフレディ・キングの世界が堪能できます。 ことに、この音源においては、新旧を問わず(当時のね)ブルースの名曲!の類のカバーが多く、ブルースにどっぷりはまって抜け出す術を知らないような、まあ、ある意味の社会不適応者たるブルースファンでなくとも、一度は耳にしたことのある曲が必ずあるはずで、その意味からもブルースへの入り口として、広く聴いていただきたい音源のひとつといえますね。 ジョニー・テイラーやリトル・ミルトンも演った『ウーマン・アクロス・ザ・リバー』なんてね、訳も無く、お酒が欲しくなるような出来です。 まあ、ブルースマン!フレディ・キングの本質に迫ろう!というのであれば、やはり、キングなど初期の音源を避けては通れないわけですが、ブルースを身近な音楽に感じることができる!という意味でこの音源もやはり外せないわけでありますね。はい。
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