URBAN BLUES/JOHN LEE HOOKER
| ここだけの話にしておいてほしいんですが。。。あやまらなきゃならないことが2つあるんです。自分で言うのもなんなんですが、葛藤でした。苦しかったんです。こんなに苦しいくらいなら、いっそ、あやまってしまったほうが楽になるのではないか?いやいや、そんなことはない。『オマエならうまく切り抜けられるさ』とそそのかす悪魔の声に心迷うこともありました。でも、でも、それじゃいけないんです。思い切って、この場を借りて、こんなサイトを覗いてくださる、極めて少数の方々にだけ、わたしの懺悔を聞いていただきたいと決意するに至りました。 ひとつめの懺悔はですねえ、まあ、個人的な話になってしまうんですが、高校時代の友達の荒井くんに謝らなきゃいけないんですけど。荒井くんはこんなサイト、見てくれてないだろうなあ。。。う〜ん。とりあえず罪状だけを申し述べておきますが、キミが飲んでいたファンタオレンジの瓶に小便をしたのはわたしです。本当にごめんなさい。だって、だって、もう飲まないのかと思ったんだもん! で、ふたつめの懺悔はですねえ、ジョン・リー・フッカーのかっちょ良さを見落としていたことなんですねえ。と、いつものクセでてんで見当違いの前フリになってしまいましたが、今回の執心音源はジョン・リーさんのご登場でございます。 以前、といっても既に削除してしまいましたが、ジョン・リーの50年代初期の古い音源をレビューしたことがありました。正直言えば、全然ピンと来なかったんですね。彼の個性とも言えるどろどろの弾き語りブルース。もっと正直に言えば、あの音源を聴くと眠れなくなる(笑)これはマジで、そのくらいに強烈な個性でありまして、ブルースを聴きはじめたばかりのわたしにとっては、あまりにも深すぎた(笑) そんな原体験もあり、なかなかジョン・リーの音源に手が伸びるということの無いまま早幾年。。。 ひょんなことから、買ってみたのがこの音源『アーバン・ブルース』 60年代の音源ということもあり、バックにバンドを従えてのジョン・リー節!!これがメチャかっこよい(笑) 若き日のエキセントリックな歌声の切れ味を残しつつ、重さ・渋さを増した歌いっぷりは貫禄の一言。甘さの一切感じられない『男』を感じるブルースは菅原文太にも通じる『いなせ』なもの(笑) 弾き語りでの音源が多いジョン・リー。まあ、『俺は独りが性に合うんだよ 』とでも言いたげな奔放なスタイルをこの音源でも貫いておりますが、それにしっかり食いついてくるバンドの力量もたいしたもの。奇跡的にうまくいったバンドスタイルでのジョン・リーが楽しめるのはもちろん、失踪感のあるブギから、彼ならではのダウンホーム感の溢れるもの、どろりとしたスローブルース、さらに!十八番『BOOM BOOM』のバンド・バージョンなど、聴き所満載のジョン・リー・ワールド(笑) これを見逃すとはヤキが回ったもんよのお。 気づくのが遅れてごめんなさい!
MCA MCAD-10760 |