HOUNDDOG TAYLOR & HOUSE ROCKER/HOUNDDOG
TAYLOR & HOUSE ROCKERS 
| 『動機が不純なんだわ〜♪』って、昔、百恵ちゃんも歌ってらっしゃいましたがね、う〜ん。私も不純なんだなあ。いやあ、ここだけの話ですけどね。 何が?って、ブルース聴き始めた動機ってやつですよ。まあ、思い当たる節があるって方も多数いらっしゃるかもしれませんがね、まあ、ロックって〜のはまあ、普通に聴くわけですよ。うん。で、ある程度サカノボリ行動をするでしょ?まあ、昨今のロックを聴いていて、『やっぱストーンズでしょ?』って遡ったりね。まあ、これはロック聴きの悲しい習性なんですけどね。で、そういうことをやっていると必ずぶち当たるのが『ブルース』っていう黒い壁なわけです。 やれ、ストーンズはマディのカバーをしているとか、クラプトンはフレディ・キングにぞっこんラブだ!とかね(笑) んで、なんちゅうか『最近?う〜ん、そうだなあ、ブルースをちょっとね。聴いてるかなあ。。。』って、タバコの煙をはきながら横顔で語るとかっこいいかも!って幻想を抱きません?え?私だけ?ははは。まあ、そういうわけで、なんかブルースを聴いているっていう行為に憧れて、聴き始めたっていう不純度100パーセントが私のブルース行動の動機だったわけです。 んでねえ、最初は何買ったんだったかなあ。忘れちゃったけど、恐らくはロバジョンかジョン・リー・フッカーだったと思うんだけど、いきなり深いところにいきすぎてしまいましてねえ、まあ、Tシャツと短パンでキリマンジャロに登る?みたいな(笑) いやあ、若いっちゅうか青いっちゅうか。で、正直いって『よくわかんな〜い(笑)』 でもね、『わかんな〜い』って言うのはかっこ悪いしさあ(笑)、っていう時に出会った音源がこのテイラーさんだったわけですね。ええ。一皮向けましたね。これで。背中をポン!っつうか、『どん!』と押された感じがしましたね!あたしゃ。 まあ、聴いていない人にテイラーさんの魅力を言葉で伝えるのはまあ、不可能だと思っているんですけどね。とにかく突き抜けてる。いってしまっている。ブルースって、ブギウギって。。。かっちょいい!! めちゃくちゃにチープな音質で猥雑にかき鳴らされる高密度のブギはギラギラと輝いている。この音を目前にすると、やれロックだ!やれブルースだ!なんていうカテゴライズなんて何の意味も無いなあって思い知らされてしまうんです。だって、全ての要素がここにはちゃんと在るからね。 この音源は、おやじ3人組『ハウンドドッグ・テイラー&ハウスロッカーズ』の初の音源で、アリゲーター・レコードの輝かしき1枚目のリリース。だってねえ、まあ有名な逸話だけどテイラーさんのレコードが作りたい!ってことで出来た会社がアリゲーターですからね。 ファーストアルバムということで、若干緊張気味の。。。なんてことは、このおやじ達にあるわけもなく、普段のまんま、まあ、安酒のみながらゴキゲンに録られた強力なテイクがずらーっと並んでいます。 テイラーさんの『暴れナマズ』のようなスライドギター&酒焼けした歌いっぷりに拍車をかけるのは、ベースラインを弾くもう一人のギタリスト、ブリュワー・フィリップスのブリぶりギター(笑)。あ、フィリップスさんも亡くなってしまったんだよねぇ。はあああ。 まあ、とにかく聴いてよ!かっちょいいんだからさあ!もちろん!どんなアルコールとも愛称ばっちりだしね♪ 1曲目のイントロから、オーラスまで呼吸も忘れて聴くべし!! PickUp 「5.IT'S ALRIGHT」 今、ちまたでもてはやされているパブロックやガレージロックが実は、ここから1歩も進んでいないことを思い知らされる曲と演奏。脱帽。 「11.GIVE ME BACK MY WIG」 飯場のおやじの怖さ?!なんかうまく表現できないのが歯がゆいのですが、薄汚い飲んだくれおやじ3人が「しゃあねえなあ、いっちょやるか」とマジになった時の破壊力は恐ろしい。鬼気迫る演奏。でも、歌は「たのむからよお、俺のかつらを返しちゃくれねえか?」という内容(笑)いかしてるぜ。 1.SHE'S GONE 2.WALKING THE CEILING 3.HELD MY BABY LAST NIGHT 4.TAYLOR'S ROCK 5.IT'S ALRIGHT 6.PHILLIP'S THEME 7.WILD ABOUT YOU BABY 8.I JUST CAN'T MAKE IT 9.IT HURTS ME TOO 10.44 BLUES 11.GIVE ME BACK MY WIG 12.55TH STREET BOOGIE |