VIETNAM BLUES/J.B.LENOIR
| 『冗談じゃねえ!』ってさ、誰かに、または何かに?もしかしたら自分に?とにかく、そう言いたくなることがよくありますね。まあ、言ったところで『どうにもなんないけどさ』ってのは、誰よりも自分自身が一番よくわかってはいるのだけれど。。。 最近ね、今更ながらですけれど、ブルースってそういう時に聴くものなんだなあって、思いますね。 ころころと節操もなく姿を変えたこのサイトですが、かなり初期のころに『ブルースはブルーの複数形。。。』っていうお話が、(当時はあった)BBSに書かれていたことがありましたね。やっと時間を伴ってわかったよ。その意味がね。 ブルーな時に明るい音楽を聴いて気分を変える?ふふん?甘いね(笑)チャカチャカした音楽ひとつで忘れられるような憂鬱は所詮、その程度のモンなんであってね、深い時にはそんなんじゃどうにもなんないでしょ?その点、ブルースはね、良いブルースはどん底まで落としてくれますからね(爆)自分の中のサディスティックな一面を垣間見ることができたりして、楽しいわけですよ。 つうことで、そんな深いブルーの時のお供に(笑)絶対の自信を持っておすすめするのがこの音源!!J.B.LENOIAさんでございます。 ところでLENOIRってレノアー?リノアー?それとも、もっと別の発音すんのかなあ。。。まあ、よくわかりませんが、音楽は良いですね。 この人も『声』に力がある!っつうか、声に魅力がありますね。マディなんかとは真逆のパターン。線の細い、金切り声?ご本人の風貌には決して馴染まないその、キンキンするような高音はほんと魅力的。辛いときに無遠慮に心情を逆なでしてくれます(笑) この人もキャリアは長く、昔はチェスからも音源だしていたようですが、そちらは未聴です。 で、このアルバムは60年代半ばの録音を集めてCD化されたもので、全編、本人の歌とアコースティックギターで構成されておりまして、一部の曲では御馴染みのフレッド・ビロウが軽めのドラムスで色を添え、さらに一部の曲では、あのウィリー・ディクスンがコーラスを入れているという内容になっております。 本当はアコースティック・ブルースって、妙にどろどろしていて、好みではないんですが、彼の特徴的な声と、語りかけてくるようなギタースタイルがかなりかっこいいです。しかも、ちゃんとどろどろしてる(笑) また、8に代表されるように数曲入れられているブギスタイルの曲はかなりスカシタかっこよさがあってメロメロになります。まあ、その一点において、ブルーな時に一気に聴いても、まあ、自殺しようとまでは思いつめないで済むというのが、最大のおすすめポイントでしょう!!死んだらおしましだからね(笑) まあ、いいんだよね、ブルーの時にはさ、落ちるとこまで落ちたほうが(笑)
EVIDENCE ECD26068-2 |