LIFE IS A CARNIVAL/THE WILD MAGNOLIAS 
| いやね、ず〜っと周囲にこの手の音楽に興味を示す輩っていうのが居なかったもんですからね、『そうそう!あれね〜っ!いいよねえぇえ!』とかってね、酒飲みながら共感しつつ、おたがいの傷口を舐めあうみたいな真似が出来なかったんですがね、ひょんなことから同じアナのムジナを見つけてしまいまして(笑)、まあ、まだ傷口の舐めあいまでは行っていないわけですがね(笑)、まあ、その人との間でチョット前に話題になったのが『日本人のソウルミュージックは何か?』って、これまた、赤面しそうな青臭いネタだったんですが(爆)。 ねえ、結局思いつかなかったんですよね。民謡?長唄?どどいつ?どうも、ピンと来るものが無いんですよね。う〜ん。とりあえず、左とん平の『ヘイ!ユー・ブルース』はイケテルよねってことで、その場はケリがついたわけですが(笑) で、民族っていうと大袈裟なのですけれども、とうちゃんもじいちゃんもそのまたじいちゃんも、やっぱりこの歌を歌ってたんだよね。っていうノリというか受け継がれ方ていうのに、一種、憧れすら感じてしまうのが一連のニューオリンズ・ミュージックなわけですね。わたし的にはね。 で、そんな中から特にそういう傾向が如実に出ているマラディグラ・インディアン関連の音源から、再レビューしなきゃ!っていことで手にとったのがこの音源。ワイルド・マグノリアス。。。 ビッグ・チーフと呼ばれる、まあ、平たく言えば『酋長』ってことでしょうが、そのビッグ・チーフを中心に土着的な打楽器とそれに呼応するかのようなコール&レスポンスを中心とするマラディグラ・インディアンの音楽。元来、受け継がれてきた部分っていうのは、本当にその部分、打楽器&コール&レスポンスだけなのですが、その一種異様な高揚感はいわゆるファンクの躍動感に通じるものがあるってんで、同じニューオリンズの土壌から、ミーターズ関連のミュージシャンが参画し、このワイルド・マグノリアスを始め、いくつかのインディアンのグループの音源が製作されましたね。 で、それらの中でも最もファンク度が高いのがこの人たちでありまして、ビッグ・チーフ!ボー・ドリスの個性的なシャウトのバックで渦を巻くのは極太のファンクサウンド。破壊力から言えばミーターズもぶっ飛びそうな勢いがありまして、いやいや、インディアン嘘つかないってわけでしょうか? で、ワイルド・マグノリアスとしての録音は確か70年代の終わりの頃から始まっていたはずなんですが、一時期はメンバーの離脱とかドリスさんの個人活動なんかもあって、地下に潜った感があったのですが、90年代も後半に差し掛かって、再びマグノリアス名義でどかん!と発表されたのがこの音源。う〜ん、ジャケットもかっこいいっすね。 で、ここでは日本人ギタリストの山岸潤史氏がメンバーとして参加しておりまして、わたしとしても日本人冥利につきるわけですが、その他にもご存知!ドクター・ジョンや大阪のブラックボトム・ブラスバンドなども華を添えておりまして、ドクター・ジョンの存在感もさることながら、ブラックボトム・・の破壊力は本場!ニューオリンズでも通用する!ということを証明する音源となっております。まあ、人脈の広がり、新しい血が流れ込むことによって薄まる部分っていうのもあるわけですが、まあ、十分に堪能できる濃さは維持されていると思いますよ。 まあ、この破壊力は中々のモンですのでね、ヘッドフォンかなんかで大音量で聴きますと、かる〜くトリップできること請け合いです。疲れているあなたへ。なんちゃって。
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